アートな旅

日々の生活の中で出来るだけアートに触れられた場面を記事にしてゆきたいと思います。

「天涯の花」 宮尾登美子著

2016-08-29 09:32:37 | 読書

先日、会津へ行った折に立ち寄った「日光市三依水生植物園」
で見た花が初めてで、しかも宮尾登美子著の書物に書かれていると知り
図書館で探してみました。手に入れて一気に読んで一息ついたところです。 

その名前の花が表紙になっていました。

木蓮華升麻(きれんげしょうま)

初めて見た時の感動が本のないようからも伺えます

小説は養護施設で育った「珠子」を中心に描かれた小説です。

珠子は山深い神社の養女になって知った「キレンゲショウマ」
宮尾登美子はこのように説明します

「木々の茂みの下、これはみごとな花の群落・見渡す限り黄の
点々が広がり、それはおぐらい木漏れ日を浴びて、まるで一つ一つの
花が月光のように澄み、清らかに輝いて見えた。
茎の高さは一メートルほど、葉はたっぷりと大きく二十センチはあろうかと思えるが
その立派な葉を従えるように、さわやかな月光の花は凛、として気高い。 

439ページの小説を、涙を交えながら一気に読むことが出来ました。

四国の山間の養護施設に拾われた「珠子」が決して曲がることなく
素直に優しく時には心の中で忍耐と恋もして育ってゆくストーリーを
涙と共に読み、宮尾登美子の花の名前や植物をよくご存じなことにも
感心しました。私も新しい花の存在を知ることが出来ました。

あの三依水生植物園では秋の気配でしょう。(桔梗)

「タチフウロ」今頃はこんな優しい花が迎えてくれますね。

又、私が若い頃よく読んだ好きな作家「立原正秋」の本から教えていただいた
河骨(こうほね)が池で待っていますね。

こうほね(黄色)

こうほね(赤色) これは珍しいですね。 

現在、宮尾登美子フアンになり、もう一冊「はずれの記」を借りているので
再び読書三昧とゆきましょう。 

 


おなかに優しい食べ物

2016-08-28 10:21:19 | グルメ

妹がご近所から頂いた物と、自分で作った野菜を届けてくれました。

青茄子

自分の庭で成ったそうです。

初めて見た青茄子。

先ず、おひたしにして削り節をかけてお醤油かポンズで
頂きました。優しく柔らかい味でした。

冬瓜(とうがん)

私にとっては珍しい食べ物。さて?

吉野葛であんかけを作りました。

紫色の茄子は味噌汁に鮭と納豆を付け加えて

美味しい食事が出来ました。いつも美味しい野菜を有難う

 

 

 


成田空港

2016-08-27 13:57:28 | アートな旅

例年だとアメリカに留学中の孫が夏休みで帰国するのですが

今年は色々な役員や多忙の中で帰国できず、娘たちがアメリカに

向かいました。成田空港まで見送りに行きました。

夏休み中とあって空港内はバスや車が激しく往来して、
駐車場までの歩道も
長く伸びて往来も上げしいです

娘と夫、もう一人の孫娘3人が機内に消えるまでいて
最近では自分たちでは行けない海外旅行に 心ときめかせて
飛行機をまじかに眺めていました。

広い構内を色々楽しみながら旅行気分を味わいながら
散策していました。

壁に掛けられた「オブジェ」
「長崎平和記念像」 などで有名な「北村西望」の作品です。

空を天女が舞う姿にうっとり。

娘たちが10日後には無事で帰国できるように祈る気持ちになりました。


たかさご百合

2016-08-21 11:09:31 | フローラ

会津から帰宅して後、娘たちと、北海道からの孫たち

が我が家にやってきて楽しく過ごしました。若い人との会話は楽しいひと時でした。 

鬱陶しい台風の余波の間の晴れ間は爽やかで、庭に出て

久しぶりの草取り。見上げる「たかさご百合」が青空に映えて嬉しい。

屋根に突きそうな高さ。

真っ白な百合は短い命で香りも無いけれど、嬉しい。

夏の青空を今日一日でも楽しみましょう。


会津西街道

2016-08-18 15:22:55 | アートな旅

主人の故郷で母親と兄の三十三回忌法要があるので

久しぶりに車で行きました。兄弟・甥・姪・従姉妹 など約30名の

法要と食事会が無事に執り行われなした。家を守っている甥は

本当によくしてくれて、感謝でいっぱいでした。

会津西街道は福島県会津若松市と栃木県日光市を結ぶ前兆130キロメートル
江戸時代は会津藩・新発田藩・村上藩・庄内藩・米沢 藩・などの
参勤交代や江戸と会津以北を結ぶ物流の道として重要な街道でした。

最近、圏央道も出来て常磐道・東北道などと繋がって便利になり、
日光街道にも便利に行くことが出来て緑のトンネルの 中を快適に
ドライブが出来ます。

法要を終えて帰宅する日には帰りがけに通る「三依」(みより)という場所にある
「三依水生植物園」 に立ち寄ってドライブの途中で息抜きをしてきました。

国道から一歩入ると男鹿川の清い流れと美しい景色は素晴らしいももでした。

池も水が豊富な美しい景色

少しだけ色づいたもみじが美しい

ヒツジグサも美しい池

あさざ

「キレンゲショウマ」は、初めて見ました。

宮尾登美子の小説が読みたくなりました

ちゃんと神社もありました。

都会よりは涼しい日光市三依(みより)では

すでに紅葉している木もあります。

多くの森林浴と癒しの森で帰りのドライブもルンルンです。

可愛い花々が植物園らしく見事に手入れされていて感激でした。

 

 

 途中・湯西川で食べた「湯葉丼」も美味しかったです。


今日は上弦の月

2016-08-11 21:16:26 | 四季折々

毎日暑い中、冷房の効いた部屋でリオ・オリンピックを鑑賞

その時間は興奮と嬉しさや悔しさで選手を応援しています。

素晴らしいドラマに一喜一憂しながら人間の力の凄さを感じています。


今日は上弦の月が夜空に輝いています。金メダルに見えてきます。

8月11日

8月8日

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夕食は丸いお豆腐をサラダ風に

丸いお豆腐の上の乗せただけ

相変わらず枝豆

鶏肉の南蛮風

テレビにかじりついていて、あまりお料理にてが回らない?


昨日は・・・

2016-08-06 09:59:42 | 四季折々

駅までの道路に咲いている「ひまわり」は変わっています。

空き地が出来た場所に地主のおばあさんが植えたとか。

近所には信金やコンビニがあるけど、一服の聖地

道行く人々に挨拶しています。

ひまわりのイメージが違うんだけど、最近の流行りね。

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夕方、お隣さんから「九十九里で獲れた、イワシを頂いたので
おすそ分けです」 と持ってきて下さった。

小さいとれたてのイワシをどう調理しよう?

初めて魚の処理をして、空揚げにしてみました

茄子も頂きもの、カボチャは主人の故郷からの贈り物

夕食のごちそうが出来ました。


夕餉の空は雲が美しくたなびいていました。

今朝の太陽は刺すような輝き。

夏本番がやってきた

 


「の」の字の哲学

2016-08-04 10:25:13 | 四季折々

最近、図書館で借りた本の中に、初めて気づかされた言葉がある。

その本は 渡辺和子著「幸せはあなたの心が決める」

この本の中には、沢山の心の糧が詰まっていました。

その中でも「の」の哲学は、なるほどと思ったのです。

人間関係を和やかにするのに、「の」の字の哲学というのがあります
例えば、夫が会社から戻ってきて「ああ、今日は疲れた」と言った時に
知らん顔して、その言葉を聞き流したり「私だって、一日中結構いそがしかったのよ」と自己主張
二人の間ではうまくゆきません。

その時に「ああそう、つかれたの 」と相手の気持ちを受け入れて
あげることが大切。

「悲しいの」 「くるしい」 受け止めてくれる人

こんな一つの言葉でも人に優しくできる言葉を教えて頂きました。

軽くて小さくて読みやすく一気に読むことが出来ました。
まさに真夏の夜の夢のごとく。 


天候不順でも真夏の太陽が射す日

2016-08-03 10:21:25 | 四季折々

昨日の突然の大雨・雷にも耐えて夏の花は毅然と咲く。

今日は朝から真夏の太陽が燦々と照り付ける。

太陽に向かってキリリと咲くハイビスカス

夏の空に似合っているね。

小さな黄色のルドベキアも太陽に向かっている。

小さな花でも元気で長く咲き続けてくれる嬉しい花

地面ではヤブランが涼しげに咲いています。

大雨に打たれてもシャキッと咲いてくれる花たち。

元気をもらいます。