北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

原告団街宣行動!世界は日本の原発輸出を拒否

2018-12-20 | 志賀原発廃炉訴訟


弁論再開、早期結審を求めて毎月おこなっている原告団街宣行動。
今日も歳末で人通りが多い武蔵が辻交差点、そして兼六園や金沢城公園を訪れる外国人観光客が行き交う金沢地裁前でおこなった。



今月に入り、日本の原発輸出が頓挫するニュースが相次いで飛び込んできた。
三菱重工が計画に参加したトルコ・シノップ原発。地震に対する安全対策費の高騰で断念。
さらに日立が進めてきたイギリス。アングルシー島の計画も資金集めが行き詰まり行き詰まった。
東芝に続き、三菱、日立と、安倍政権の成長戦略の柱だった原発輸出政策の総崩れ状態となった。
そもそもあのフクシマの事故を起こし、いまだに原子力緊急事態宣言が発令中にもかかわらず、海外に原発を輸出しようなど、非常識にもほどがある。
結局、福島の事故受けて安全対策費が高騰し採算見通しが不透明となり、資金集めも難航、その一方で、風力、太陽光など再生可能エネルギーは加速をつけて普及し、価格も低下し、危険でかつ高価な原発の電気にニーズはなくなってきた。
世界が撤退を始めた原発を、いまだ「重要なベースロード電源」と位置付ける安倍政権。
そんな安倍政権を忖度するかのように原発訴訟に向き合わない裁判所。
口頭弁論なしがまもなく9カ月になる。



副団長の盛本県議。



原告の社民党清水幹事長。



副団長の浅田正文さん。



原告の石川県平和運動センター中村事務局長。



原告の和田廣治さんも脱原発ソングでアピール。



天候が心配されたが、裁判所前は陽が差して予定の行動を終える。
裁判所からはようやく次回期日指定に向けて新たな動きがあったが、先行きは依然この曇天のように視界不良が続く。


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