北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

早期結審求め街宣行動

2018-11-21 | 志賀原発廃炉訴訟


3月26日の第26回口頭弁論からまもなく8か月。
加島滋人裁判長はいまだ、次回期日を入れようとしない。
あらためて記載するが、民事訴訟法第2条には
「裁判所は、民事訴訟が公正かつ迅速に行われるように努め・・・」
とある。
「原子力規制委員会の議論を見守る」とし、裁判長としての職責を放棄する加島裁判長の責任は重大だ。



単に裁判が延びていることだけを怒っているのではない。
有識者会合で「活断層」と指摘されたS-1断層の上には1号機の原子炉建屋があり、その中には1749本の使用済み核燃料が保管された燃料プールがある。
2号機の原子炉建屋の燃料プールには2号機から出た使用済み核燃料3788本があり、万が一の時の冷却系の配管の下には同じく活断層とされたS-2・S-6断層が走る。さらに原子炉建屋の直下にはS-4断層が走り、その活動性は原子力規制委員会の審査会合で議論されることになる。
燃料プールが破損し、冷却機能を喪失したときの危険性は、福島第一原発4号炉で私たちは思い知らされた。
首都圏壊滅まで政府は想定したのである。
止まっているから「とりあえず大丈夫」なのではない。
今ある危険を放置し続ける司法の責任も問わなければならない。



事務局長の堂下志賀町議。



副団長の盛本県議。



同じく副団長の浅田さん。



平和運動センターの中村事務局長。



富山の和田さん。
それぞれの立場から早期結審、志賀原発の廃炉を訴える。
次回の街宣行動は12月20日10時30分から。
場所は今回同様、武蔵が辻と裁判所前。



午後の弁護団会議では、弁護団も期日指定の申立書を提出することを確認した。


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