北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

熱気あふれる弁護団会議

2014-01-30 | 志賀原発廃炉訴訟
 夜は金沢に向かい、志賀原発を廃炉に!訴訟の弁護団会議に参加。
 毎回のことだが、弁護士の皆さんの出席率は非常に高く、今日も北尾法律事務所の会議室は満室である。

 次回、次々回の口頭弁論で提出予定の準備書面を巡って、熱い議論が交わされる。
 全国各地の原発裁判の進捗状況や新しい動きも踏まえつつ、侃侃諤諤、他所の裁判では十分検討されていない課題にも踏みこんで、全国の原発訴訟の中でも最先端の議論が展開される。
 2時間半程度の会議だが、非常に密度が濃く、傍らで聞いていると10時間ほどみっちり勉強した気分となる。
 往復4時間余りの時間も惜しくは感じない。

 会議の性格上オープンにはできないし、ここでも詳細な報告は控えなければならないが、原告・サポーターの皆さんには、議論の内容とともに差止め判決に向けた弁護団の皆さん一人ひとりの意気込みももっと伝えられないかなぁとつくづく思う。
 提訴から1年半、これからいよいよ本格的な弁論が展開されるにあたって、こうしたことも原告団の大切な課題の一つである。
 
 今日はさらにうれしい報告もある。
 世間ではSTAP細胞の小保方晴子さんが、研究成果はもちろん、その若とルックスも含め注目を集めているが、わが弁護団にも新たに男女各1名の若手弁護士が加わり、さっそく今日の会議から参加していただいた。
 若手中心、これで38名の大弁護団である。
 課題ごとに班分けをしてるが、あるテーマでは大半が女性弁護士、さながら「女子会」?といった強力グループもある。

 訴訟の進行は、相変わらず被告・北陸電力が引き延ばし作戦をとるが、原告側は差止判決獲得に向けたシナリオを徐々に絞り込み、今後さらに精力的に主張を展開していく予定である。

 次回口頭弁論は2月24日午後1時半から(現時点では裁判員裁判用の傍聴席も大きな法廷の予定)、次々回は4月23日午後1時半からである。
 


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