北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

原告団街宣行動 七尾市内で

2016-03-29 | 志賀原発廃炉訴訟
志賀原発を廃炉に!訴訟原告団の街宣行動、今月は七尾市内で実施。
堂下事務局長の司会で私と盛本芳久県議(副団長)、浅田正文さん(副団長)がマイクを握る。

裁判の状況、活断層問題を中心とした志賀原発の問題、全国の原発裁判の状況などを中心に訴え、訴訟への理解と支援を求める。
七尾市は志賀原発から約10~35キロの範囲に入る。被害地元だ。
人通りは多くはないが、チラシは大半の人が受け取ってくれる。



今日は安保法施行の日。
原発の危険性、大きなリスクの一つとしてテロの危険がある。
ブリュッセルでの同時多発テロでは、容疑者が原発テロも計画していたとの報道もある。
停止している原発であろうと核燃料が据えられている原発の危険性は今日から一段と高まったといえる。



福島から石川へ避難して6年目に入った浅田さんは福島の状況を生々しく報告し、七尾が福島のようなことにならないよう志賀原発を止めるためにともに頑張ろうと訴える。



福島では地震や津波による震災の直接死よりも避難生活の中での関連死の方が多い。2037人となった。
宮城、岩手の被災地との大きな違いの一つだ。



福島県の地元紙(これらの記事は福島民報)は毎日、震災による死者の数、環境放射線や海水のモニタリング数値、食品の測定結果などを報じる。



数値の低いところばかりを掲載して帰還を進める政策に利用されているとの批判もある。
いずれにしても震災による死は続き、放射能との関り方も常に問われ続けている。
事故は終わっていない。



コメントを投稿