関西電力(大飯、高浜、美浜)、北陸電力(志賀)の差止訴訟に取り組んでいる8つの原告団が集まっての初めての交流会が京都市内で開かれた。
原発を止めるという共通の目的を持ちながらも、その手法は民事訴訟もあり、行政訴訟もあり。
本訴もあれば仮処分もある。
提訴している裁判所も福井、大津、京都、大阪、名古屋、そして金沢と、ここからも3.11後の運動の広がりがわかる。
争点も活断層評価の志賀、その他は地震動評価が中心となるが、老朽原発訴訟あり、ミサイル訴訟あり、津波あり、火山あり、使用済み核燃料の問題を「命をつなぐ権利」という観点から提起している訴訟あり、さらには憲法論を真正面から取り上げて争う訴訟もある。
原告も、一人もあれば数千人という大原告団を組織しているところもある。
それぞれの特徴、取り組みから学びつつ、裁判闘争総体として脱原発社会の実現に向けてパワーアップしていく、このような動きは3.11後の新しい流れだ。
弁護団の全国連絡会の取り組みが先行しているが、今日の原告団の交流も裁判闘争強化への新しい一歩になっていく。
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