6月8~9日の石川県教組定期大会に向け、昨日、今日と県内各支部で定期大会が開催されている。
今日はまず18時からの穴水輪島支部大会に参加、あいさつを終えて能登町に走り、能登珠洲支部大会に参加する。
多忙化や管理強化の現状を訴える声、教育環境の整備を求める声が次々と上がる。
こんな中、谷本知事や木下教育長らともにフィンランドの教育事情視察に参加した田中栄俊珠洲市教育長がきょう帰国。
目的は小中一貫校、少人数授業などの学校教育、充実した教員養成課程等の調査となっている。
そしてさっそく今年度は若手教員の指南役である「マスター教員」の認定制度の導入、来年度には教員指導力向上推進室(仮称)の設置を検討する方針が県教委から示されている。
ますます上意下達の研修強化、多忙化の加速が懸念される。
そもそもフィンランドでは大学の教員養成課程自体日本と大きく異なる。行政は教師の能力を信頼し、教育の自由が保障され、自己研修が重視されている。
会議や書類作成で忙殺される日本の教師と違って授業に集中できる職場環境も整っている。
さらにいえば子どもたちの「学力」に対する考え方も違えば、社会全体の目標も異なる。全国学力テストの点数アップのために夏休み返上で過去問を徹底的にやらせるなど、フィンランドではありえない話である。
こんな中で、つまみ食いするように教員の指導力向上だ、校長の研修だといってみても、木に竹を接ぐような事業の導入にしかならない。
さてさて、フィンランド視察をどう生かすのか、ぜひ聞いていかなければならない。
今日はまず18時からの穴水輪島支部大会に参加、あいさつを終えて能登町に走り、能登珠洲支部大会に参加する。
多忙化や管理強化の現状を訴える声、教育環境の整備を求める声が次々と上がる。
こんな中、谷本知事や木下教育長らともにフィンランドの教育事情視察に参加した田中栄俊珠洲市教育長がきょう帰国。
目的は小中一貫校、少人数授業などの学校教育、充実した教員養成課程等の調査となっている。
そしてさっそく今年度は若手教員の指南役である「マスター教員」の認定制度の導入、来年度には教員指導力向上推進室(仮称)の設置を検討する方針が県教委から示されている。
ますます上意下達の研修強化、多忙化の加速が懸念される。
そもそもフィンランドでは大学の教員養成課程自体日本と大きく異なる。行政は教師の能力を信頼し、教育の自由が保障され、自己研修が重視されている。
会議や書類作成で忙殺される日本の教師と違って授業に集中できる職場環境も整っている。
さらにいえば子どもたちの「学力」に対する考え方も違えば、社会全体の目標も異なる。全国学力テストの点数アップのために夏休み返上で過去問を徹底的にやらせるなど、フィンランドではありえない話である。
こんな中で、つまみ食いするように教員の指導力向上だ、校長の研修だといってみても、木に竹を接ぐような事業の導入にしかならない。
さてさて、フィンランド視察をどう生かすのか、ぜひ聞いていかなければならない。
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