北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

県教組能登珠洲支部分会訪問

2011-07-27 | 教育
 今月に入ってから、県教組能登珠洲支部の特別執行委員として、珠洲市内の分会訪問をさせてもらっている。

 まだ、すべての分会を回ったわけではないが、それぞれの学校現場で共通する課題、あるいは分会独自の課題、実にたくさんの課題が訴えられる。話しているうちにどんどん、どんどん、そう言えばこんなこともある、あんなこともあると湧き出てくるようである。

 誰でも日常の仕事に忙殺されるなか、現状を仕方ないと受け入れ、あるいは言っても変わらないとあきらめていることが多いが、ちょっと視点を変えると、改善すべき問題点が浮き上がってくる。

 一つは自治体間の比較である。
 学校現場の場合、最近、広域移動が増え、珠洲の先生が能登町へ、あるいは輪島へと移動し、当然その逆もある。
 能登町の学校にいたときには当たり前と思っていた設備が珠洲に来たらない!
 輪島市の学校に移動したら、こんな便利な制度があった。
 そんな話がたくさん出てくる。
 
 もう一つは時間軸での比較である。
 昔はよかったという話ではなく、授業で言うならば全国学力テストの導入で、明らかに学校の軸が学力テスト対応に移ってしまった。
 今後に向けて課題では、小中一貫教育の導入である。
 明らかに準備不足、いや、根本的な理念の問題もありそう。
 えいやっ!で突き進んでいる感じがしてならない。

 予算の問題、制度の問題、理念の問題。一つひとつ整理して今後の活動につなげ、9月議会に臨んでいきたい。

 
 


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