ブログ仙岩

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百寿者の幸せな長生きのすすめ

2014-10-16 09:37:17 | エッセイ
昨夜クローズアップ現代で、驚異の百歳の長寿の謎に迫った。

日本の平均寿命男性80才、女性87才で世界のトップ、100歳以上の百寿者は1963年153人~2014年50820人とここ半世紀で300倍に急増した。しかし、寝たきり前の健康寿命男性71才、女性74才で平均11歳も寝たきりの生活が目立つ。

110才日高帝さんは3年前から車いす生活、週に一度外出でお茶を飲み、毎日が幸せという。そして、2020年東京五輪に行く、出たいと語っていた。

幸福度の調査から、体の機能が衰えても幸せ感は逆に上昇し続けるという。105才の足立峻さんは3か月前まで散歩していたが今はベット生活が多くなっても、今の生活に満足し、仏壇の前で15年前になくした妻に語りかけ、読経、周りの方や事物一切に感謝し生かされていることに不思議ですなーと、毎日の食事ではみなさんに感謝して頂いていた。

慶応大の研究で百寿者は血液にアディポネクチンが若者より倍も多く、想像以上に豊かな精神世界に生きており今までの常識を覆したという。

静岡川根本町8000人の中で90歳以上284人は年に100回以上の健康サロンに通っているが初め担当者の訪問で参加していた。外でゲートボールなど楽しみ責めの健康づくりをした結果、平均寿命男性10位、女性31位でも健康寿命男性3位、女性1位になったという。

ゲストの百寿総合研究センター慶応大広瀬信義医師は百寿者には達成感があり、一人でも幸せと、病気の前に虚弱にならないことを学び取ることができると結んだ。