今朝4時台「明日へのことば」介護紙芝居研究者遠山昭雄のトークを聞いた。
1950年埼玉県生まれの遠山昭雄さんは重度身体障害者施設での介護職員として33年間勤め、2008年両親の介護で退職、しかし、母の介護傍ら精神科の仕事の経験から老人ケアへの道、木工や高齢者向けの紙芝居製作、出版に携わってきた。
介護施設での一番人気「金色夜叉」を演じ、貫一お宮野別れのシーンまでのお話を聞いた。富山の対抗で高利貸しになった貫一とお宮が貫一の元で亡くなることまでは触れていなかった。
物語の紙芝居や、参加型の紙芝居は童謡などで一緒に歌い、喜ぶ介護施設入所者の心のケアを中心に19の作品ができているという。紙芝居というと幼児や子ども向けの物が中心で老人のものがなかった。集団介護ケアという観点からやっているが、女性5人だけでも実施、気を使う点はストーリーを読むのに印刷の文字に目を奪われがちであるが、聞く入所者の目を見てお話すように努めたという。
私もいわき海岸沿いにあるT病院などで、個室に入って一人の患者にハーモニカ演奏したり、大広間の食堂に集まった入所者に演奏をした経験がある。一番涙を流して聞いて頂くのが「船頭小唄」で、おれは河原の枯れすすき、同じお前も枯れすすき・・・そして、いつもラストには赤とんぼ、夕やけこやけ、故郷で終わっていた。演奏終わって帰宅の車内ではいつも涙しほほから流れ落ちていた。
1950年埼玉県生まれの遠山昭雄さんは重度身体障害者施設での介護職員として33年間勤め、2008年両親の介護で退職、しかし、母の介護傍ら精神科の仕事の経験から老人ケアへの道、木工や高齢者向けの紙芝居製作、出版に携わってきた。
介護施設での一番人気「金色夜叉」を演じ、貫一お宮野別れのシーンまでのお話を聞いた。富山の対抗で高利貸しになった貫一とお宮が貫一の元で亡くなることまでは触れていなかった。
物語の紙芝居や、参加型の紙芝居は童謡などで一緒に歌い、喜ぶ介護施設入所者の心のケアを中心に19の作品ができているという。紙芝居というと幼児や子ども向けの物が中心で老人のものがなかった。集団介護ケアという観点からやっているが、女性5人だけでも実施、気を使う点はストーリーを読むのに印刷の文字に目を奪われがちであるが、聞く入所者の目を見てお話すように努めたという。
私もいわき海岸沿いにあるT病院などで、個室に入って一人の患者にハーモニカ演奏したり、大広間の食堂に集まった入所者に演奏をした経験がある。一番涙を流して聞いて頂くのが「船頭小唄」で、おれは河原の枯れすすき、同じお前も枯れすすき・・・そして、いつもラストには赤とんぼ、夕やけこやけ、故郷で終わっていた。演奏終わって帰宅の車内ではいつも涙しほほから流れ落ちていた。