ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

節分各地で豆まき

2016-02-04 09:39:38 | エッセイ
元朝参りは神社、節分の豆まきはお寺となっているようで、昨夜も各地での豆まき、特に、昨年9月に帰還した楢葉下小塙のお寺で豆まきが5年ぶりに行われ、参加者から感無量の声が聞こえてきました。

節分は季節の移り変わり、大寒から立春にと年4回あるのに、立夏、立秋、立冬には目立つ行事はないですね。

福を呼ぶ豆まきは、宮中行事で疫病を悪鬼に見立て追い払うことから、庶民にも伝わり今日に至っている。我が家でも、私の揮毫した一升マスに入り豆を神棚に供え、福は内福は内と唱え豆を内に、鬼は外鬼は外と唱えて豆を玄関から外え投げつけた。

戻って、卵焼き(だし汁で片栗粉を解き、少しの塩と砂糖、ケチャップ、少しの酒)を中心に、佃煮昆布、おかかふりかけで作った恵方巻を、南南東を向いて「交通安全」「家内安全」「身体堅固」を唱え、美味しく頂いた。

節分の恵方巻について私のホームページから引用すると、その年の明の方位に参詣する恵方詣は初詣として江戸時代に盛んになり、京阪では節分に行われていました。これにあやかったのが恵方巻でバレンタインチョコと同じ商法です。もともと恵方とは十干の方位の兄方のことです。兄の陽は徳を生み、徳を生まない弟の陰を兄に置き換えることから兄方といい恵方のことです。

兄は甲丙戊庚壬で、弟は乙丁己辛癸です。即ち恵方は陰干を陽干につけて甲己の年は東北東、庚乙は西南西、丙辛戊癸は南南東、壬丁は北北西として災いを福に転じ吉方とします。冬至カボチャは風邪をひかず、疫病に強い小豆、運がつくという。

今年の恵方(歳徳神)は丙の方向で、南南東の方角となりました。これらは陰陽道から来ています。五行、六曜などで、今年の春節は2月8日で、旧元日が先勝から始まり、2月は友引、3月先負4月仏滅5月大安6月赤口、また7月から先勝…12月が赤口で一年が終わる六曜から私たちは、大安や友引のいい日を選んで、贈り物などをしているのです。