ブログ仙岩

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「渡りをする蝶」海野和男氏のお話しを聞いて

2016-02-27 09:16:32 | エッセイ
海野さんは自然写真家で、 アジアやアメリカの熱帯雨林地域で昆虫の擬態や飛ぶ様子を撮影している。「渡りをする蝶」のお話を、マイあさラジオ「いきものいろいろ」で先日21日に聞いた。アサギマダラ写真はyahooから

柿沼アナから、渡りをするといえば「アサギマダラ」が有名ですがと問いかけると、15年前まではわかっていなかった蝶で、印をつけて、長野から台湾に居たと、しかし、生息が見られていないので、中国大陸で生活しているのではないかと。

普通蝶には銀粉があるが、このアサギマダラには銀粉がないので長距離の飛行が可能であると。そして、群れではなく、個々に飛行しているという。大分の姫島でみられるが。ここに咲く水前寺菜の花が好きで、フジバカマの密など好むアゲハチョウの大きさと。北限は宮城の蔵王とか。

海外では、3000㎞も飛行する「オオカバマダラ」モナクの名で知られれているが、体長10㎝のオレンジ色で、カナダの南からメキシコまで移動する。熱い寒いが嫌いで20度が一番いいと。メキシコの3000mの高地のモミの木の枝に、私もテレビで見たが、枝が折れんばかりに止まっている。12月~3月頃までで、ジカ熱が怖いですが、今がみられるという。