ブログ仙岩

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牡丹餅

2016-03-21 08:03:01 | エッセイ
昔の最大のご馳走は、餅のメニューであった。春の彼岸はおに餡の牡丹餅、秋の彼岸はこし餡のおはぎと呼び、頂いた。今年は閏年で春分の前日19日が昼夜の長さが同じである。

現代は、おに餡もこし餡もかまわないお供えや食べ方になっており、お店でおはぎなど買い求めて頂くことが多くなり、家庭の味手作りは少なくなっている。

小豆で、一番美味しいのはやはり大粒の大納言であり、今回も我が家ではその大納言でお汁粉を作っていただいた。やはり、コクがあり見た目にも皮が邪魔する感じになるが、こし餡と何ら変わるところがない。

私の育ち盛りの餅のメニューは、餡こもちを中心に、飽きが来ないように、ずんだ、クルミ、納豆、お雑煮など何種か加えて頂いていた。

しかし、今は餡こもちだけでたまに、黄な粉もちや納豆餅にする程度である。片寄りしないバランスのとれたメニューで頂いている。写真は昨日頂いた手作りの牡丹餅と牡丹の新芽である。