オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

牛煮込み~五ヶ瀬(宮崎)

2009-12-08 | Weblog

12/8(火) 今朝は、牛煮込みを作る。昨日解凍した牛小間の残りを使い、椎茸・牛蒡・玉葱・大根に焼き豆腐、糸コンを加えて煮る。

元々は、牛丼の予定。それを家人と娘は丼仕立てを嫌い、私とK君用だけ丼とする。

他のお菜は、ホウーレン草とベーコン炒めに卵を絡めたものと、先日漬けた鰆の粕漬けを焼く。以上で、今日の弁当四人分を作る。

                   

                  四人分          Kのドカ弁

K君の今日の弁当箱はドカ弁、これにオニギリを一つ付ける。一度に食べるなと云ってはいるが、どうしていることやら・・・。

 五ヶ瀬(町)へ

12月6日(日)、地球市民の会連絡会のスケジュールの一環として、五ヶ瀬を訪問。山の中を車を走らせた。(私は、同乗して呑気なものだが)

 五ヶ瀬は宮崎県の端、九州のほぼ真中に当る山の中に在る。町の人口は2800人とか、典型的な山林農村の過疎地である。

熊本県の端、幣立神宮からは、車で20分ほどだったか。この地の「五ヶ瀬自然学校」というNPO活動団体を訪ねた。

このNPOの代表は「杉田英治氏」。五年前この地に来て、過疎地の子供達の放課後の集う場として「五ヶ瀬自然学校」の活動を始めたそうだ。

子供達のための活動からスタートし、過疎化が進む村で産業を起こし、村へのユーターンまでの計画を進めている。行政や地域の人たちと一体となった企画・行動に敬服した。

佐賀の古川知事も最前列で熱心に聞き、質問をされる。何処も、町起こし村起こし、地域活性に知恵を絞っている。私の故郷、高知の片田舎もしかり、されど妙案がない、人がいない、担い手がいない、ないない尽くしだが・・・。

杉田代表・古川知事を中心に

此処の代表「杉田英治」氏は、元々はグラフィックデザイナーとか。バブルの時代に脳みそを絞りすぎて疲れ果て、蓄積をするために自転車でカナダ、アラスカを縦断、ユーコン川をカヌーで下り、ネパール、釧路etcと旅を重ねて「五ヶ瀬」に縁を得て辿り着いた。カヌーとスキーのプロフェッショナルであるそうな。

杉田氏のこれまでの経験・技・知恵がこの地の活動に活かされている。五ヶ瀬は得がたい人を得た。

活動費は、国・県の補助金、登録している子供の会費(千円/月額)。この他、自分達で地元の産物販売やサマーキャンプなどの自主事業を運営して賄っているとのこと。

「此処で暮らしていると、お金は要らないんです」と云われる。子供達は、自分で自立して行けばいい、食べるものは採れると。

 自然と人を相手に、知恵と体をフルに活用した生き方を見た。

帰り、此処で販売している「塩っ子椎茸」なる椎茸の加工食品を弁当用に買った。この他に、茶葉の入浴剤、手作りベーコン、ドンコ、「四億年の大地」とネーミングした特産の米、五ヶ瀬杉の角ログハウスまで販売している。是非、webでご覧を。

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