1/11(水) 五日ぶりの弁当は、こってりとした「焼肉」がメイン。先週末に日山にて購い、冷凍庫で出番待ちをしていた代物である。
こいつをプルコギのタレで、タマネギやエノキ・ネギ・チンゲン菜などと一緒に炒めるだけだが、すこぶる旨いのだ。肉の旨味と野菜がハーモニーしたコッテリとした味が何とも云えぬ・・・。
これを、長女とK君には焼肉丼弁当にして供する。私も余りの旨そうな匂いに釣られて、弁当持参となった。家人は、丼風の野蛮な弁当を好まないので、菜にして入れるだけ。
他には、これも定番となった鶏肉と根菜(大根・人参)に薄揚げと芽キャベツの炊き合わせ、小松菜の胡麻和え、卵焼きを用意した。生野菜系を、と思ったが「電子レンジにかけるから、生系は×」と言う、我侭長女の言を思い出して留まった。
かくして、超~旨(眉唾か?)の四人前の弁当が完成となった・・・。
『田舎にて・・・』
さて、連休中の我が田舎暮らしだが、今の時期は畑仕事も少ない。ノンビリと焚き火をしながら、ミカンの消毒(といっても、機械油の希釈で農薬の範疇外である)と、上に伸びすぎた枇杷の幹を剪定切りする。後は、絹サヤや空豆の畝の草取りだったが、肝心の豆類の生育が見えないのだ。一月も雨が降っていない所為か、種まきが遅かったのか?
そして残してあった「土佐文旦」を収穫、ついでに繁リ過ぎた枝を適当に剪定した。文旦は、籾殻を入れた箱などに保管して熟成を待つ。とか何とか言ってはみたが、内の文旦が美味かろうはずもなしだが・・・。
畑仕事よりも焚き火をしながら、焼き芋や餅を焼いて遊んでいる時間が長い。焚き火が長いのも、実は理由がある。言い訳になるが、これまでの何年分もの、栗や梅・柿・プラムの幹や枝が堆く積まれていた。これを焼却して畑を綺麗にしているのだ・・・。
少し稔らせた、幼木の甘夏や八朔(のはずだが)の実が色付いてきた。古くからある小夏も、鶯色や薄黄色となっている。どんな味がするのやら、熟す時期を待つしかないが・・・。
実家に帰って他にやる事といえば、飯作りである。が、両親もすっかり食が細くなり、作った私が大半を食べることとなるのだ。
今回は、何と三日間も猪鍋とブリ大根を食すこととなった。冷凍の猪肉もタップリとあり、ブリは丸太で冷凍のまま。解凍した上は、料理をするしかないのだ。有り余る食材にも困りものである。
そんな四日間を過して、ブリや猪のように丸々となったのでありました・・・。