1/24(火) 昨夜遅くから、東京は本格的な雪となった。夕刻から、クライアントのT氏が来社。何か格別の用件のようだったが・・・。
隣の『高松そば店』にて懇談、遅れてT氏の上司も到着する。スタッフのNoboruも加わり賑やかな店内で金魚湯割」(焼酎のお湯割に赤唐辛子と大葉が入り、色合いが綺麗だがピリッとした味)などを飲りながら交歓した。
クライアントであるが、私が元居た会社のメンバーなので話題は尽きない。高松には、結局最後の客となるまで居座った。外に出ると、未だ雨が続いており寒かった。人形町の駅に向かう途中に在る「seiju」という鄙びたカラオケスナックにて唄&ハイボール。もっぱら聞き役であったが・・・?
最後に故郷を偲ぶ”南国土佐を後にして”を歌い、お開きとなった。そして、ドアを押して外に出ると・・・・・何と、雪・雪・雪!大粒の牡丹雪が降りしきり、道路を白く染め、積もり初めていた。
天気予報がドンピシャと当った。店に入った頃は、雪が降るような気配を感じなかったが、二時間弱の滞留中にすっかり様相が変っていた。舗道で早くも転びそうになる始末・・・酔っ払いの所為か?
帰宅後、翌朝のことを考えて降りしきる雪をものともせず、家の前の雪掻きをしてしまった・・・。連日雪掻きで大変だと云う、田舎館村のkawasakiさんや、札幌のT女史の大変さが身に沁みる。
そうか、越中の熟年ライダーも田舎の家と母を守り雪と格闘の日々であろうな・・・。
そして今朝、TVでは雪で転んだ、怪我をしたとか、電車の遅延や運休のニュースを流している。東京人は雪慣れをしていない上に、靴も雪用の仕様でない、転ぶはずだ・・・。
弁当の用意を済ませて部屋に戻ると、携帯に会社のU老からのメッセージが届いていた。
「家内が出勤途上の坂道で転倒、頭を打って病院に搬送されたと連絡受けました。これから病院に向かい付き添いますので、今日は休ませて下さい」とあった。
身近で早くも事故が起きていた・・・。
凍りついた道路を駅に向かう途中、老齢の男性が道路に仰向けに倒れたままピクリとも動かない。周りを何人かのご婦人が囲み救急の電話を掛けようと右往左往している。大丈夫だろうか・・・、U老の奥さんのことが気掛りとなった。(後から連絡を入れてみると、大きな瘤ができたが打撲傷だけで済んだとのこと。ひと安心であった。)
そんな大騒ぎな、東京の雪の朝であった。
雪で大騒ぎの前、今朝のお仕事「弁当作り」は「牛タレ漬けの炒め焼」、付け合せにシメジ・エノキ・タマネギ・ネギを炒める。何しろ牛肉のタレ漬けである、焼肉丼風に行きたいところだが・・・。同じパターンは避けて、長女とK君だけ丼風に、他はお菜風に・・・。
他には小松菜のお浸しとベーコン炒め、人参・ジャガイモ・アスパラのオリーブ和えサラダ、定番の卵焼きとなった。
そう、次女が連泊していた。「どうしたんだ?」と云うと、「雪で途中で電車が止まると困るので、実家に来た」そうな。彼女用のオムスビを二個(梅・オカカ)用意する。
ご飯の上に、辛味噌や梅干を乗せて完成。コスト高の弁当を今朝も持参することとした。が、出勤途上で友人のO氏から連絡が入る。「三越前に行くけど、ランチ一緒にしない」だって。誘われて、否応はない・・・。
されば、今日のmy弁当、誰の腹に収まるのやら・・・・。