2012年1月3日 遅ればせながら、「新年おめでとうございます。本年も宜しくお願い致します」。
今年が明けて、三日目である。元旦は雑煮と日本酒などで午前を過し、午後に近場の初詣スポットとなる碑文谷八幡宮へ行った。処が、初詣の人が4~5百mも列を作っていた・・・。
とても並ぶ気にはなれず、自宅傍まで戻って碑文谷公園の中に在る小さな社「厳島神社」に初詣となった。この神社のご神体は弁財天とか、江戸の頃にこの辺りを支配していた旗本・神谷氏の寄進とある。
夕方から義妹夫妻とその息子達、長女の一家に襲撃されて俄然賑やかになった。例年どおりの「すき焼き」がメイン、後は刺身と御節のささやかな正月料理。
二日目の昨日は、朝から体調不良、咳と喉の調子が良くない。良くないが、ビールと雑煮。箱根駅伝を見ていると、次女が来た。一緒に目黒不動まで歩いて初詣散歩。一時間半程の散歩兼用のお参りとなった。目黒不動の人出は、思ったより少なかった。
夜になって本格的に不調、飲み過ぎの不調ならいざ知らず、風邪で不調とは是如何にである。夜中には本格的な咳き込みとなった。
そして今朝、相変わらずの不調ではあるが、TVに映る学生ランナー達を見ていて、「彼等の姿を目の当りすると、何かいい知恵が湧くのでは?」などと思った。
明日から仕事始め、会社にはちょっと顔を出したいと思っていた。駅伝のルートは、日本橋を抜けて三越の脇を通り、常盤橋を越えて大手町・読売前である。日本橋は会社かも近い、日本橋辺りで駅伝を見てから会社に向かうこととした。
行ってみると、日本橋~三越前~常盤橋と人の波。これほど人出が多いとは・・・驚き。ぐるぐると移動して、見易い処を探すがない。そうこうする内にトップの東洋大が来たが、見えやしない・・・。
三十分ほど、三越界隈をウロウロとする。それにしてもゴール間近ながら学生達の足取りの確かさ、力強さには脱帽!駅の階段でフラフラと転ぶオヤジからすれば驚天動地のパワーであった。
ランナーの写真が撮れないので、せめて日本橋・三越界隈の人波(ヒトゴミ)を紹介しよう。
日本橋東詰から 日本橋西詰から
駅伝ランナーからのパワー吸引を諦め、会社へと向かった。誰か来ているが、姿が見えない。しかし、正月の三日に居る者は決まっている・・・。
それでも、余りにも姿を見せないので、四階を覗いた。すると、KがYシャツ一枚で窓のブラインドを拭いていた。窓もドアも開けっ放しで、労働に勤しんでいた。Kは何時でも、暖房は点けないで、窓を開けている。
Kという男、不死身・不思議・不可思議な存在である。私が知っているのは、一日の生命維持にかけるエネルギーコストを100円以下で暮らす人。その暮らしが不満でも不便でもないと思っている「宇宙的人」か、「脱地球人」である。少なくとも、日本人にはいないだろう・・・。
私が居る六階でも、ドア・窓は直ぐに開けられるし、暖房などは何時行っても入ってない。その所為か、風邪引いたのは?
明日から、今年の仕事始め。すっきりとした気分で出社しよう!(風邪よ、飛んでヶ~)