10/16(水) 昨日、台風より一足早くに東京に戻った。郷里では天気に恵まれ、絶好の農作業日和がつづいたが畑に出たのは一日だけであった。その一日も、焚火をして栗を拾ったりとのんびりとしている時間の方が長かった。
従姉達が何度か栗拾いをしているが、畑に居る間にもポトリポトリと落ちてきた。こんなのを頭や背中に直撃された日には目も当てられぬが、ご安心あれケガない?
長靴で踏んづけ、鎌の先で押す。綺麗な栗が顔を出すと嬉しくなるが、中には虫が喰っているのも散見された。結局2~3Kgほど拾ったが、今年の栗は実が小ぶりなのは夏の日照りの所為か、それとも稔りが多い所為か?
栗の後は、綿だ。綿の実がはじけて白い綿が収穫を待っていた。今年の綿は、背丈も伸びずじまい、夏の暑さの所為か?弾けた綿を手で摘み取った。未だ花を咲かせていうのもあり、11月の帰省でも綿摘みとなろう。
この栗を東京まで持ち帰って「栗ご飯」となり、今朝の弁当に収まった。失敗作だ!水加減が多かった。
そんなことで、台風の余韻が残っている今日の弁当「栗ご飯』だが、栗の皮を剥くのがひと手間だ。
週末のベッタラ市に出す予定の栗ご飯は、剥き栗を贖うので手間は省けるが値が張る。我が家の栗を提供したいところだが、手間を考えると難しい。
今朝の弁当の菜は、茄子・ピーマン・茗荷に豚肉の味噌炒め。里芋の煮っ転がしと、卵焼きであった。深夜に起きだして、台風情報などをTVで見ていた所為で寝坊した。時間不足で手抜き弁当となった。
いざ出勤と準備をしたが、台風の所為で電車が止まってしまった。漸く走り出して駅に向かったが、案の上の超満員。何台かやり過ごし、ようよう乗った次第。何時ものことだ・・・。
鮎漁終わる
余談ながら、安田川の鮎漁も昨日の10月15日でお仕舞となった。6月1日が鮎漁の解禁で、この時期の鮎は若鮎。骨も実も柔らかく小さいが、スイカの匂いがする。これはこれで味わいがある。
今の時期の鮎は、子持ちとなり脂も乗って格別の味となる。連休中の川面には、太公望達が竿を並べて最後の鮎漁に勤しんでいた。こっちは喰うのが専門、獲りたての新鮮な鮎を連日頂戴してきた。やゅぱり美味い、獲りたては一味違う。
日曜日、東京にいる先輩の一家が法事で帰郷。馬路温泉に向かう途中、我が家に立ち寄ってくれた。事前に話を聞いていたので、妹の連れ合いに話しておいたら、鮎を持ってきた。これを炭火で焼き、開き干しにし、甘露煮と鮎尽くしでもてなした。開き干しが旨いと、先輩の息子たちが喜んでいた。
大体が小さい鮎を開きにして干すが、本当は大きい方が身も厚く旨いだろ。大きいのは勿体無い気がして丸で焼くのだが、何時か大きいやつを開きにする贅沢を味わってみたいものだ。