2/23(月) 深夜、ポッポツッと小さな雨音を聴いたような気がする。朝にかけて、小雨が降ったようだ。出掛けの路上は濡れていた。それにしても今朝は暖かい、二月としては異常な温さである。
昨日の日曜、午後から「龍村 仁」監督のドキュメンタリー映画”地球交響曲第八番”の上映会(招待試写会)が行われた。会場は、明治神宮の敷地内に在る、参集殿と云う施設。前日の土曜日も有料試写会が、同じ場所で上映された。
TUGAWAさん、それにスタッフのRIE嬢と一緒であった。上映会後は、勿論一献交わしたが。映画の話に戻ろう・・・。
昨日は、マスコミ&関係者招待という趣旨のようだ。試写会後、出演した畠山重篤さん(牡蠣養殖家)、中澤宗幸・きみ子ご夫妻(ヴァイオリン制作者・ヴァイオリンニスト)、見市泰男(能面打ち師)もステージに上がり、監督とのセッション。また。第一番からナレーションをしている俳優の「榎木孝明」さん、木内みどりさんも紹介されて、ステージに上がり、短いながらも楽しいトークがあった。
かつて、龍村 仁 監督への取材などからご縁を得て、地球交響曲の新作が出来上がるたびに観に行く。今回のテーマは「樹」。あらゆるものの命を繋ぐ、樹の持つ生命力と神秘。その樹の、命を移し変えて能面・ヴァイオリン・牡蠣の海にと、生きる出演者。出演者の営みを通じて、森羅万象の生命の神秘を伝える。そんなドキュメンタリー映画と思った・・・・。
このドキュメンタリー映画は、東京では、3月21日から3週間、渋谷のシネマライズにて上映される。同じく大阪・梅田のシネ・リーブル梅田で、名古屋は伏見ミリオン座での上映が予定されている。
今回出演されている畠山重篤さんは、昨年の四月初めに情報誌の取材で、TUGAWAさんと一緒に訪れていた。丁度その頃、映画の撮影が佳境だったか。映画のシーンで、我々の眼にも焼き付いている室根山・舞根湾、牡蠣筏の海が懐かしく甦った。
-サンドイッチ―
さて、今朝の弁当は一人分。家人の分だけである。長女は、娘がインフルエンザに罹りお休みとなった。そんなことで、今朝の弁当は張り合いがないね~。
今朝はマフィンのサンドイッチ。ここのところ、サンドイッチから遠ざかったので、サンドにした。が、中に挟む具材が乏しい。野菜(タマネギ・胡瓜・レタス)と卵。これじゃあな~と、挽肉を捏ねて「ハンバーグ」を焼いた。卵は、スクランブルと目玉焼きにして挟んだ。
手抜きに近いサンドイッチと云えよう・・・。
話は先週末に戻るが、金曜日は人形町「ちょっぷく」にて、仕事帰りのひと時を過ごしていた。薄いハイボールを四杯、YOSHIOにこれで打ち止めにされちまったが、この夜「なぎら けんいち」さんが、3~4人の取り巻きと姿を見せた。
この前、店に姿を見せてからどれくらい経つか?あの時に撮ったピンボケ写真が、いまだにチケット自販機のガラスに挟まっている(飾ると云うほどのものじゃない、私と店長も写ってるんだから)。その後、”なぎら”さんの銀座・ギャラリ―での写真展に誘われていたが、私は飲み過ぎて失礼しちまったが、店長とミムラッチは顔を出し、打ち上げまで参加している。
その時の礼を「あの時はありがとう」と、店に入るなり店長に伝えていた。入り口で飲んでいた私とYOSHIOが奥の席へと移り、なぎらさん一行に席を譲った。(常連客と云うのは、こう云う気遣いをしなきゃならねぇんだ)
四杯でYOSHIOにストップを掛けられ、早々と席を立った、帰りしなに、それじゃあまた、と、入り口のご一行に声を掛けると、なぎらさんが、手を伸ばしてきた。で、握手をした。すると、ご一行の一人が「一緒に、写真に写ってる人ですよね」と訊いた。「そうだよ」と、すかさずに応えたのは、なぎらさんだった。
その話を昨日の試写会帰りに、TUGAWAさんにした。「そういや”なぎらけんいち”が、駆け出しの頃に、当時勤務していた広告代理店に売り込みに来たことが有った」と、その時に掛け合った会話を披露した。これが面白い会話だったが・・・忘れた。
また、TUGAWAさんの親友だった”きんちゃん”と呼ぶデザイナーが、nagira さんのEP版のレコードジャケットのデザインをしたことを思い出して話した。
「アーパー・サーファー・ギャルっていうレコードで、当時大流行のサーファーギャルをからかった歌なんだけど。そのジャケットデザインが、サーフィンしてる女性の頭が、電気釜の蓋みたいにパカッと開いてるんだよ。で、その頭の中にもサーフィンしてる女性がいる。てっ云う可笑しいデザインだったよ。今度、nagiraさんに会ったら聞いてみてよ」と。
そんな会話をしながら、飲み屋を探して日曜日の原宿を彷徨った。結局、お好み焼き店で飲むことになった。原宿や表参道で、傾きかけたひさしや、破れ暖簾の店を探すのは無理のようだな・・・・。