2/6(木)今日は朝立てた予定通り、昼前から畑にて今年初の草刈りと有機肥料撒きをした。USUI老も一緒で、老の仕事は焚火の番人である。これ以上のことを求めるのは無理である。
畑に向かうまでは北風が少しあり肌寒かった。それでも畑で作業を始める頃には風も治まり、晴天の下で暖かくなった。
火を熾して枯れ枝を燃やし、徐々に火を強くした。灰が温まった頃合いにアルミを巻いた小さな芋を灰の中に埋める。後は老に委ねて、草刈を始める。二月の初旬で草も大したことはないが、ミカンの樹の下を中心に刈った。時折、火の様子を見ながら。
作業そのものは大したことはない。小休止をとり、成っているミカンを食べる。今日は「きよみ」と云う種を食べた。未だ酸味が少しあるが、美味しい!。焼き芋が仕上がるまで時間を要すのだ。
有機肥料の油粕を薄めに撒いた。次回は、木が活性化を始める三月に入ってから撒くことになる。
焼き芋の状態をチェックし、薪の枯れ枝を追加して火を強くする。連日の焚火で灰がいい状態になっている。頃合いを見て、芋を灰の中から出すと上手い具合に焼けて芋の匂いが香しい・・・。
焼時間を短じかくしたいので小さな芋だが、アルミホイルを取ると蜜が滲んでいる。焼き芋を口に入れる老は満足げであった。
暇人二人の田舎暮らしは、かくもノンビリしたものである・・・。
畑から戻り、野菜用や花壇用の肥料を買うために隣町のホームセンターまで出掛けた。花の種も買いたかったが、適当なものが見当たらず。できれば明日、畑に肥料を入れたいものだが。
買い物から帰り、夕食の準備を始めた。地球市民の会SATO会長から電話が入り、松山に行く予定が出来たので高知まで足を延ばしたいがとのこと。何日で泊まって下さいと伝えるが、一泊だけとのことだ。一緒に飲めればいいと・・・。
訪問する松山のとある町の読みが分らないのでと、訊かれるも?。地元に聞けと、後輩のKATUTA君に電話をして判明した。そんなやりとりをして夕食の準備が遅れた。
夕餉のメニューは昨日の残り物、大根&蒟蒻煮と肉じゃがと、今日煮た「茄子とインゲンのピリ辛煮」と「鶏肉の土佐風スキ焼」になった。土佐風と云うのは、ニンニク葉を使うことである。独特の香りと味わいがある。
寒い日の飲み物は燗酒だ。土佐鶴の新酒を何時ものようにぬる燗にして頂いた。かくして今日も平穏に幕が降りる・・・。