2/12(火) 三連休明けの火曜日、五時半ごろの目覚めとなるも弁当のメニューは決まっていない。蒲団の中で暫し考える。ちょっと目先を変えて「エビチリ」と「親子煮」なんぞが浮かんだ。やおら起き出して準備に入った。
処が揚げ物用の鍋が、油固めが入ったままで置かれていた。これを見て戦意喪失、メニューの変更となった。今度は「エビとホタテの唐辛子炒め」となった。乏しい野菜食材の中から、ピーマンと人参を付け合せにオリーブオイルで炒める。エビとホタテは、唐辛子とニンニクを利かせて炒めた。
他の菜は、鶏肉と椎茸・人参・タマネギ・ジャンボインゲンを濃いめの味付けで煮る。仕上げに溶き卵を廻し掛けして出来合上がり。小松菜をレンジで蒸して薄く味付けした和え物と、塩紅鮭の焼き物が脇固めで登場して今朝の弁当が完成を見た。鮭は塩が効きすぎてショッパイ。
何時もの如く、今朝も三人分の弁当である。味も形も料理も変化なし、虚しいばかりの弁当ではないか・・・。
私のスムージーは、小松菜・バナナ・ミカン・イチゴとしたが、これに生ウコンを一かけら刻んで加えた。出来上がると、小松菜の緑が強くでて神秘の湖のようである。口に含むと、バナナの甘さとウコンの苦味がぶつかりウコンが勝っている、イチゴやミカンの香りはしない。それでも五味一体となり独特のハーモニー、味わいであった。
三連休は殆どを家で過ごした、朝から飯と摘みの準備をしてビールである。土曜の夜は焼き肉店へ、その後長女・三女でワインバーへ立ち寄る。日曜の夜は、急に五目釜飯を作る気になり、土釜を出して五目御飯を炊いた。昨夜は、家族が揃い「すき焼き」となり鍋奉行であった。連日の過食、ハイカーボンな食事であった。
鍋奉行と云えば、金曜日の夜に会社で鍋を作った。猪肉の猪汁と軍鶏鍋であった。何れも我が故郷の産である。自宅から圧力鍋と持参して軍鶏を炊いた。風の強い中を買い出しをし、大根や蒟蒻里芋etcを切った。好きでなけりゃ出来ないが、この日はスタッフがお休み・お出かけで少なかった。鍋が余るなと云いながら、仕上げだとばかりに饂飩まで入れた。
某老曰く「汁も鍋も変わらないね・・・」と。具がたっぷりと入った所為。左が猪汁、右が軍鶏鍋である。軍鶏は圧力鍋で煮るに限ると実感した。9㍑の圧力鍋の軍鶏肉が3kg以上、汁用の猪肉が1kg程度であったか。持参するに重かった!
立ち寄り先があったので宴最中に会社を出たが、残ったオヤジどもはカラオケスナックにでも繰り込んで大騒ぎのことだったろう・・・。連休の前夜、どこの店も混み合った様相、民の竈がにぎあってなによりである。