オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

連休明け・・・

2013-02-12 | Weblog

2/12(火) 三連休明けの火曜日、五時半ごろの目覚めとなるも弁当のメニューは決まっていない。蒲団の中で暫し考える。ちょっと目先を変えて「エビチリ」と「親子煮」なんぞが浮かんだ。やおら起き出して準備に入った。

処が揚げ物用の鍋が、油固めが入ったままで置かれていた。これを見て戦意喪失、メニューの変更となった。今度は「エビとホタテの唐辛子炒め」となった。乏しい野菜食材の中から、ピーマンと人参を付け合せにオリーブオイルで炒める。エビとホタテは、唐辛子とニンニクを利かせて炒めた。

                       

他の菜は、鶏肉と椎茸・人参・タマネギ・ジャンボインゲンを濃いめの味付けで煮る。仕上げに溶き卵を廻し掛けして出来合上がり。小松菜をレンジで蒸して薄く味付けした和え物と、塩紅鮭の焼き物が脇固めで登場して今朝の弁当が完成を見た。鮭は塩が効きすぎてショッパイ。

                  

何時もの如く、今朝も三人分の弁当である。味も形も料理も変化なし、虚しいばかりの弁当ではないか・・・。

                  

私のスムージーは、小松菜・バナナ・ミカン・イチゴとしたが、これに生ウコンを一かけら刻んで加えた。出来上がると、小松菜の緑が強くでて神秘の湖のようである。口に含むと、バナナの甘さとウコンの苦味がぶつかりウコンが勝っている、イチゴやミカンの香りはしない。それでも五味一体となり独特のハーモニー、味わいであった。

                    

 

三連休は殆どを家で過ごした、朝から飯と摘みの準備をしてビールである。土曜の夜は焼き肉店へ、その後長女・三女でワインバーへ立ち寄る。日曜の夜は、急に五目釜飯を作る気になり、土釜を出して五目御飯を炊いた。昨夜は、家族が揃い「すき焼き」となり鍋奉行であった。連日の過食、ハイカーボンな食事であった。

鍋奉行と云えば、金曜日の夜に会社で鍋を作った。猪肉の猪汁と軍鶏鍋であった。何れも我が故郷の産である。自宅から圧力鍋と持参して軍鶏を炊いた。風の強い中を買い出しをし、大根や蒟蒻里芋etcを切った。好きでなけりゃ出来ないが、この日はスタッフがお休み・お出かけで少なかった。鍋が余るなと云いながら、仕上げだとばかりに饂飩まで入れた。

            

 某老曰く「汁も鍋も変わらないね・・・」と。具がたっぷりと入った所為。左が猪汁、右が軍鶏鍋である。軍鶏は圧力鍋で煮るに限ると実感した。9㍑の圧力鍋の軍鶏肉が3kg以上、汁用の猪肉が1kg程度であったか。持参するに重かった

立ち寄り先があったので宴最中に会社を出たが、残ったオヤジどもはカラオケスナックにでも繰り込んで大騒ぎのことだったろう・・・。連休の前夜、どこの店も混み合った様相、民の竈がにぎあってなによりである。

 

 

 

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生姜焼&茄子味噌

2013-02-08 | Weblog

2/8(木) 外に出ると風が強い、曇天の空が一層寒さを引き立てる。何時もどおり、隣の八百屋のおばさんの「お気をつけてネ」の声に送られて会社に向かう。未だ混雑の残る電車に揺られて二駅、中目黒で日比谷線(メトロ)に乗り換えて本よ読みながらの出勤。変わらぬ風景と日常である。こんな日々が何時までつづくのか、続けられるのか・・・。

昨夜は、後輩のK氏と渋谷「奈加野」にて会う。彼とは久々の懇談であった。懐かしきメンバーの消息、最近の仕事の様子、つい最近あったコンペ結果のその後、などなど・・・。久々に一献交わす先輩に対する彼のサービス精神であろう、饒舌に語った。四半世紀近くも前に私から言われたこと『「スケジュール管理を徹底すること」、十年ほど前に言われた「葬式には出ろ」、この二点だけは覚えてます』と云う。

そして二次会は、小さな缶詰酒場「mr.Kanso」にてハイボールを飲る。帰宅は、23時過ぎであったか。小人数での酒席で、料理に箸を付けることが稀な私は、酒精が一定量を越すと帰宅してから飯を喰う。昨夜もそうなってしまった。飯の所為で今朝の動きは鈍い。

鈍いながらも弁当作りである。今朝は「生姜焼き」と「茄子味噌炒め」を中心に「白菜煮」と「ネギ入り炒り卵」となった。

生姜焼きだけは、昨夜のうちから作る所存で冷凍庫から取り出しておいた。後は、今朝になって目に付いた食材を使い適当に作る。そんな手抜き弁当の連続である。

                        

生姜焼きの豚肉を下味のタレに付けようと包みから取り出す、これが思いも掛けない薄さ!まるで、小生の人情のごとき薄さであったが、今更致し方なし。

茄子が、台所に転がっていたので「味噌炒め」と、イージーな発想で長ネギと一緒に味噌・味醂・酒・塩・醤油(いづれも少々「で味付け。実は、鶏肉を少しばかり刻んで、一緒に炒めて隠し味のつもり。

                        

白菜も、最後に残った芯に近い部分をであったが油揚げと一緒に和風煮。これなんぞの作り方は簡単と通り越している。そして、最後に卵料理となるが、これも料理と云えるほどのものでない。長ネギを刻み、溶き卵と混ぜ合せてバター風味のオムレツの予定が、上手くいかずに炒り卵風になった次第。

                   

とかなんとか、三人分のお弁当が完成した。弁当を持参しない私が昨日の昼過ぎ、寒いので「鍋焼きうどん」を隣(高松)で食した。序に燗酒一本、体は十分に温まった。そういや、前夜もUDAさんとは燗酒だった、冬は燗酒だね・・・(昼間からやるなよ、か)。

 

             

 

私の朝飯は、昨晩の飯喰いの余波で少量のスムージーとした。食材はバナナ半分・トマト一個・キューイ一つであった。キューイが甘くないので、想定外の酸っぱいスムージーとなったが、これが疲れた胃にはよかったようだ。

 

 

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炒飯

2013-02-07 | Weblog

2/7(木) 今朝の弁当メニューは全く考えていなかった。五時半ごろに目覚め、何を作ろうかとぼんやりながら考えてみるが纏まらず。結局は台所に立ち、冷蔵庫の食材やお釜のご飯の状況をみてから決まった。

余談となるが、昨夜は十時過ぎに帰宅、早い帰宅であった。4時過ぎにUDAさんから電話が入り、来社された。予定外の来社であったが、折角お越し頂いたのに酒の一杯も差し上げずに帰す訳にはいかない。5時には、隣の高松にて一杯交わしながらの雑談。先月のOB会新年会で、会長を交代されたUDAさんの最後の挨拶も聞けなかったことを詫びる。新年会には出席すると約束をしていたが、その日に急な訪問先ができたりで、すっかり失念していたのだ。

この夕刻、私は別件で友人で某社の総務部長をしているI氏と会う約束があった。急遽、場所と時間を変更してもらったが、一時間ほどで切り上げて秋葉原へ。そこで、I氏と落合って駅そばの居酒屋にて一時間半ほど歓談の後、会社に戻った。

社内には何人かのスタッフが残っていたので食事に誘う。餃子店にて一杯やりながらの雑談、これを称して「オフサイトミーティング」と云うが、こんな時間を持つのが大事だと思っている。若い時分、オヤジ連中との居酒屋・安酒場が大嫌いであったが、今となってはオヤジ連の気持ちがよく分かる・・・。

結局は三軒をこなしたことになるが、スタートが早かったので帰宅も早い。いい傾向である。今朝の弁当作りも軽快であった。

ご飯を炊こうとお釜を覗くと、残りご飯が茶碗3~4杯分、何とも半端な量である。結局「チャーハン」弁当にすることとした。ピーマン・人参・タマネギの野菜を刻み、ベーコンとウィンナーを刻む。

                        

菜の方は、少し残っていた南瓜(悠遊ファームの伯爵「とジャンボインゲンを煮る。他には、エビとヒレカツのフライとした。揚げ物ついでに南瓜と新ジャガ・ピーマンも素揚げにする。

                        

何の工夫もいらない手慣れた弁当である。淡々と進めるだけだが、なんと素揚げのジャガイモ・南瓜が焦げてしまった。ちょっと目を離し、火が強過ぎた所為だが、締まらないこった。

                        

煮物の南瓜が実に旨い、煮方でなく素材の持つ味である。今年の秋には、何個か取り寄せたいと今から思う次第。

                     

出来上がったチャーハンや菜を味見する、いい出来映えであった。三人の弁当に詰め終えても、未だ炒飯も菜も残っている。今朝のmy朝食のスムージーは止めにして、弁当の残りを食してしまった・・・。

 

 

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サンドイッチ

2013-02-06 | Weblog

2/6(水) 今朝は雪かと期待したが、弁当のサンドイッチを作り始めた時刻は雨。雪を期待するのは、南の島生まれ故のもの珍しさだが、何もかもを真っ白に覆う様がいい・・・。朝の雨は、出勤の時間になると雪に、されど積もるような気配なし。

今朝はサンドイッチと定め、昨夜の帰りに食パンを贖ってきた。用意は甚だよろしい!挟む具の方はトンカツなども想定していたが、準備に入って方針が変わった。

「ツナサンド」「卵サンド」「ポテト&ベーコンサンド」にタマネギとキャベツの「野菜サンド」となった。簡単だよね~、これだと。パンを焼き、卵を三個茹で、キャベツやタマネギを刻み、ツナ缶を開けて一緒に混ぜ込むエノキと玉ネギを刻んでバター炒め。ポテトは茹でると型崩れするのでスライスして電子レンジへ。

                         

後は、バターに塩胡椒・マヨネーズを使って味付けをするだけのこと。何時もより手際よく進む、仕上げにサンドを半分にカットして完成である。さあ、好きなのを持ってけ!となった。

                  

                      

自分でサンドの味見はなしだが、確かな手ごたえだけはあるぜよ・・・。

三日ぶりにスムージーを作ることとした。材料は、バナナ・リンゴ・トマト・キューイに小松菜とウコンであった。三日ぶりのスムージーは、殊のほか美味かった。

                

 

雪に対する、首都圏の交通網の脆さを今朝も実感する。大して降ってもいないのに遅れに遅れ、電車は超満員。そんなこともあろうかと、何時もより早く出たが二本ほど電車を見送った。

神谷町辺りで座ることが出来たので「能力を鍛える漢字トレーニング」などと云う易しい脳を活性化するための本を取り出して読み始めた。

最近はとみに記憶力が衰えている。名前・漢字・電話番号の数字などが全く思い出せないのだ。大ボケもいい処なので、少しは脳味噌を活性できればと読みふけった・・・。

と、何と下車駅の人形町は既に過ぎ、隣駅の小伝馬町でドアが閉まる寸前である。格好悪いが、慌てて飛び降りた。朝から大ボケの始末である。脳味噌の活性ならぬ、冷や汗であった。

 

 

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炊き込みご飯

2013-02-05 | Weblog

2/5(火) 昨日までと違い、今朝は風が強くて寒くなった。それなのに目覚めた時、寝汗で体が冷えていた。昨朝もそうであったが、夢見の悪さか体調の所為か・・・。

そんなことはさて置き、今朝の弁当は「炊き込みご飯」とした。具は、パック詰めの四方竹と鶏肉、刻み生姜・人参とうす揚げが入った。生姜を刻み暫し下味用の汁に漬け置く。鶏肉を刻み四方竹を刻む。酒・醤油・塩に味醂を少々と昆布で炊き込んだ。

今日は和風味で行こうと菜の根菜(人参・大根・長芋)を煮る。これでまたしてもドジを踏んだ、煮すぎて長芋がとろけてきたのだ・・・上々の味付けがこれでは折角の長芋がオジャン、ドジなやつ。おまけつきで、最後にウィンナーを放り込んだ。

                        

炊き込みご飯は、菜もセットのようなもの。根菜煮でお仕舞の予定がエスカレートし、オムレツ風卵焼きを準備する。具は、エビと長ネギのバターソテーとする。これで終わらず、次の一品に掛かった。

                        

今度は、和風パスタと称して「稲庭うどん」を茹で、ホタテ・ピーマン・人参・エレンギが具材。オリーブオイル・塩胡椒でソテーする。ここで漸くご飯が炊き上がった。

                        

蓋をあけ、出汁昆布を取り出す。タケノコ・鶏肉・人参・薄揚げとご飯を混ぜる。美味そう~な香りだが、生姜の匂いがちょいと強すぎ。取り出した昆布を千切りにし、昨朝の肉味噌と炒める。これでもう一品の菜とする。

                     

以上で、今朝のお弁当が完成となった。

                       

 

 

  体 罰 ・・・

体罰のニュースが連日流れている。今朝も弁当を作り終えてひと段落していると、そのニュースである。丁度、末娘もそれを見ていた。そこで、訊いた「お前も随分と叩かれたり、蹴飛ばされたりしたが、ニュースを見てどうだい?」と。

 娘曰く、『私や、体罰受けても心が壊れることはなかったョ』であった。

小学4年生の秋からバレーボールを始め、レギュラーになった六年生からはしごきまくられていた。親として、その練習風景は見るに堪えなかったが、娘は辞めるとは言わなかったし、弱音を吐かなかった。子供が耐えている、親も我慢をするしかない。本人が強くなりたい、上手くなりたいと云う思いが強かったろうし、全国大会への目標があったからではなかろうか・・・。

中学もバレーボールをやるために入った学校。練習もしごきもきつかったろうが弱音を吐かなかった。ある日、食卓に置かれたバレー日記を読むと「これくらいでなんだ、小学生の時に何百発も叩かれたんだ・・・」と、自分を奮起さす言葉が書いてあった。

そんな無理もあったのか、中学二年の夏、慢性腎炎という厄介な病気が発症してプレーができなくなった。娘は、いじめ・体罰のニュースを見ながらその時の自分を噛みしめているのかもしれない。

 

 

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新ジャガ煮

2013-02-04 | Weblog

2/4(月) 今朝のメニューは、新ジャガの甘煮風を作る。昨日の日曜日、散歩がてらに三十数年も世話になっている床屋に行った。その帰り、ダイエーの碑文谷店の食品売り場を覗いたところ「新ジャガ」が出ていた。その小さなジャガイモの煮付が浮かんだのであった・・・。

かような次第で、今朝は新ジャガ煮を作ることとなった。が、長女は「仕事を休んで子供連れでお出かけするので、明日はオムスビがいい」と言っていてことを思い出す。オムスビとお弁当の二種類を作ることとなったが、お弁当の方は新ジャガ煮と昨夜のメンチカツ、オムスビ用に焼く鮭で菜は間にあう。

                  

問題は新じゃがをどんな具合に煮るか、である。、ジャガイモだけでの甘辛煮が新ジャガらしくていいのだが、弁当の菜としてはちょっと淋しい。糸蒟蒻とタマネギ、豚肉でも加えた肉ジャガ風に仕上げることとなった。豚肉を使うか挽肉を使うか、ここも悩み処。

結局、挽肉は久々に味噌炒めにする。生姜・ニンニクに長ネギ、刻みシメジと合挽きに、酒・醤油・味醂・味噌で味付けした肉味噌が出来上がった。

                       

そして、定番の卵焼きだが、これはホタテとシメジを刻みバターソテーした具入りの出汁巻厚焼きとしてみた。

                       

オムスビ用の時鮭は最後の二切れを焼く。
余談だが、先日、何時も注文する釧路の高橋商店に注文のFAX を入れたが返事がなかった。今朝になって電話を暫く鳴らした。何と、ご主人が入院中で暫く休業していることが電話に出てくれた隣の店の話で判明した。高橋商店の鮭・イクラ・タラコともに絶品であるだけに残念である。早い快癒を願う。

肝心の新ジャガは味付けをいじりすぎたようだ。何とも正体不明の味となった、折角新じゃがらしい香りのするイモが台無しだ。仕上げに溶きカタクリを加えてあんかけにした。

                        

かくして、二歳の子供用のちびオムスビ三個と鮭・肉味噌・チリメンジャコのオムスビが各一個、肉味噌をご飯の上に載せたお弁当二つが完成となった。

                    

 

各自の弁当は出揃ったが、小生のスムージーの方は何故かお休みとなった。先週の昼、掻揚げウドン・鴨南蛮蕎麦・蕎麦定食等と連日にわたり何時になく食べた。週末の土・日は、カボチャ煮・肉まん・柳カレイetcに飯やビールと過食の日々であった。体の方が、もういいよ・・・十分といっていた。

 

 

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真面目に弁当・・・

2013-02-01 | Weblog

2/1(金) 昨夜、池袋チックな夜を早めに切り上げて帰宅は23時と、上々のご帰還。気掛かりは、すっかりK大兄にお世話になってしまったことだ。池袋ではこんなことが常態なので・・・。

と云う次第で今朝の目覚めは早かった。早すぎたか、それも目覚まし時計の所為だが何と四時に鳴ったのである。誰かが針を動かしたようだ。幾らなんでも早すぎるので、台所には五時半に出動した。

今朝のメニューは、豚肉と鶏肉をベースに大根・蒟蒻・長芋・エノキなど。これに蛸が冷蔵庫に眠ったままなので、これを酢の物にする。そして定番の卵焼きで〆となった。

                       

MASUDA先輩が丹精した立派な長芋、これをどう使おうかと思案する。弁当VS長芋となると妙案が浮かばない、そこで長芋を短冊にして豚小間で巻、炒め焼きにした。醤油味と出汁味の二種を作ったが…味付けの方はどうか。気になるも、何故か試食をしていない。

                       

鶏肉は、大根と蒟蒻に薄揚げで煮る。これも非常に手軽に出来る菜である。ポイントは、どんな味付けにするかだが・・・毎回同じような味となる。今朝は、ごま油と唐辛子を使ってあるが、これも味見なし。

                       

蛸は乱切りにし、甘酢に若布と一緒に漬け置くだけのこと、胡瓜が欲しかったが不在なのでシンプルな蛸酢となった。最後の卵焼きは、出汁巻風にしてネギと小エビを刻んで入れてみた。

                       

三人分の弁当を詰め終えると、自分のスムージー作りとなる。今朝は青物を止して、トマト・ミカン・スイカ(少し)だけのスムージ、色合いが非常に宜しい。

               

ここ暫くは自分の弁当を持参せず、昼飯抜きが多かった。が、ここ三日間は蕎麦・うどん等をスタッフと一緒に食べに出た。前夜遅くまで酒が入ると妙に腹が空くのだ。昨日の昼は、ミニカツ丼と蕎麦のセットを喰っちまった。こんなことを繰り返して、my 弁当が復活するんだろうな・・・。今日の昼はどうなるか?

 

  池 袋 な 夜!

昨夜は、大兄とN先達の三人の会であった。手ごろなすし店で刺身魚を少々と、握りは「ヤリイカと梅紫蘇巻き」、カニのお椀に生ビール一杯、日本酒は二合入りが三本と一合が一本だったか、喉を湿してから何時もの「野武士」へ・・・。

大兄から、曰くつきの「神田明神のお守り」を頂く。某社の社長が届けてくれたお守りを、大兄が預かったとのこと。昨年にお守りの件で失態をしたのだが、幸運を呼ぶと云う神田明神のお守りを、今年は私用に用意してくださったとのことである。

口開けで他の客は居ない、ハイボールを飲みながらお定まりのカラオケとなった。先ずは先輩達からと、謙譲の美徳を発揮する私であった。先輩方は、人生の年輪を伺わせる歌を唄う。敢えて古いとは云わぬが、味わい深い歌ばかりであった。

                 

大兄の「国境の町」「港町13番地」や、「女の港から駅」と女偏シリーズの唄を上手に歌う先達、こうして池袋「野武士」の夜は更けていった。

                         


この店の女将さんは、信州は諏訪に近い原村の出身とか、何時も野沢菜が出る。壁には、「みすずかる信濃の国」の詩が掛っている。

                    

私の方も後塵を拝しないようにとマイクを握り締め、鶏が首を絞められたような声を張り上げた。最後に定番の「南国土佐を後にして」で、お開きとなったのである。宴の後の侘しさと哀愁を、コートの肩に漂わせて車中に消える・・・。日付変更線を越えることはなかった。

 

 

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