オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

ベッタラ市

2013-10-17 | Weblog

10月18日(金) 愈々明日に迫ったベッタラ市の開幕。「寶田恵比寿神」と江戸時代に富籤で名高かった伝わる「椙森神社」(すぎのもり)の祭りに、ベッタラ漬けを売る屋台が沢山建つ。

処が、今朝の天気予報によると日曜日が雨マークになった。がっかりだぜ、雨の祭りほど酷いものはない。7~8年前のこととなるか、台風がやってきたことがあった。書入れ時の屋台商売人が気の毒であった。この時は未だ、うちは店を出していなかった。

                    

             人形町からの入り口 :店は200M 先     入ってすぐの椙森神社

ベッタラ漬けの呼び名だが、その昔に祭りで大根の粕漬けを売る呼び込みで「買わねえと、ベッタラベッタラ付けちゃうぞ」と、若い衆が囃したことから始まったそうな。

私の知る限りでは、ベッタラ漬けの店もそうだがテキ屋系の屋台の多さからも、その屋台が延々と幾筋も続く賑やかな祭りを、他に知らない。その祭りに我らも町内会の一員として、区画を貰い(有料だが)屋台を出すのが恒例となった。

先ずはそのラインナップを紹介する。

酒の部・・・「南 ひやおろし」だが、芳醇な香りとすっきりとした喉越しに何杯でもお代わりしたくなるのは必定の銘酒。我が郷里の小さな酒蔵の産だが、ファンが多い。売り切れ御免で、六升しか用意ができなかった。そして薩摩の特産芋焼酎「利八・熟柿・楔」と三種類の厳選焼酎に麦焼酎が一種類。この焼酎群は、あの森以蔵に匹敵する味わいである。

一昨年、「魔王・村尾・森以蔵」のプレミアの3M銘柄を取り揃えたりしたが、身内での消費量の多さに参った。名前よりも実、と味には負けない玄人好みの芋焼酎で目利きの通に応えたい。

看板アルコール類は以上だが、裏版として生ビールを置いている。

肴の部は、今年初登場するのが「手羽元の甘辛煮」と「煮卵」である。鶏は国産の吉備鶏、卵は安曇野の産である。この調理方は、そろそろ板場業に職替えを目論む弊社切っての料理人TOKIOの独壇場。

例年どおりの登板は「焼き鳥三種」と「安納芋」だが、なんと言っても安納芋は、本場・種子島の安納地区、それも生産グループからの直送品と由緒正しい芋である。イモの中の芋、芋の王様と呼んでも差し支えないだろう。

そしてご飯物となるが、昨年の松茸ご飯に替わり「栗ご飯」が登場する。中国や韓国の安い輸入物は排して、国産・茨城の栗を使用する。

そして、郷土愛に燃える私が作る「土佐風 五目チラシ寿し」である。何が土佐風かと云えば、柚子酢を使う、それも特製の「手まいらず」(安芸市の東風グループ製、実は従姉がやっているが)を使用した逸品。これにも隠れファンがおり、若干販売する手まいらずは早々と売り切れる。

おまけで販売し、売り上げをミャンマーの学校建設支援に回すのが古本。USUI老がこの一年に読み古した文庫本(主に時代物)を一冊50円で販売する。

以上がラインナップで、主要な食材や器材は揃った。午後から仕込みにはいり万端整える。是非とも来て、チョーダイ

 

今朝は、弁当を手早く作り(冷凍の出来合が主)、その後、鮎の開きを作った。明日の祭りでスタッフに振る舞うつもりである。それに丸焼きも予定している。

                

昨日、郷里の妹から鮎が届いた。15日に鮎漁が終わり、その前、数日に亭主のHirokatuが獲った鮎であろう。有難いことだ。

                    

曇り空だが、今日一日干せば丁度の頃合いとなるはず。開きを肴に、ビールが美味いぜ!

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

築地買い出し

2013-10-17 | Weblog

10/17(木) 今日は、午前中に築地にて買い出しとなった。スタッフのAOKI&AKAGIのイニシャルAAコンビに私のAが加わってトリプルAと、最上の格付けとなった。

9:30築地場外市場の交差点角で待ち合わせて、場内市場のヤッチャバに向かった。今日の買い物は栗ご飯用の「剥き栗」と、場外市場にて使い捨ての器の調達が主目的である。

先ずはヤッチャ場にて、国産(茨城)の剥き栗500g/1800円を6袋の調達。四方竹が出ていたのでこれを2kg買った。土佐風五目チラシ寿しに入れるのと、煮付けて菜として付け合せる予定。

メインの買い物が済んだので、場内のコーヒー店『愛養』にてコーヒーとトーストを食す。二日酔いの胃の腑に、柔らかで芳醇なコーヒーがゆっくりと浸み込んだ。ここのコーヒーは絶品だね。作家の山本一力さんが「美味いと」雑誌だかのエッセイで書いたトーストの味については、私にはごく普通に思えるが・・・。

この店のカウンターで、朝の時間を過ごすメンバーは常連が中心。場内の仲買の店主や仕入れに来る旦那方である。今朝も日本橋にある鰻屋の若旦那や仲卸の店主など毎度の顔ぶれが座っていた。奈加野のオヤジは、今朝の仕入れは休みで明日だとか。

ひと休みの後に場外市場へと移動。オムスビ用の鮭・鰹節や、カップ等を購入した。今年の荷物は少ないので、AAコンビが手荷物で持ち帰ることとなった。

かくして、土・日に迫った「ベッタラ市」に向けた準備が整いつつある。例年どうりの食材などの仕入れをしているが、問題は人出だ。訊くところによると、土日となる年の売り上げは半分だとも云う・・・。お~い、皆~さん来て頂戴。宜しく!我らの屋台は、例年とおりに椙森神社の並びに建っていますので。

さて、築地へと向かう前の朝の日課「お弁当」だが、今朝も一応は作りましたよ。でも眠かったな。昨夜は珍しく、午前様の帰宅であった所為。

前に居た会社の四国会が赤坂で在った。会をやる店は昔、キャバレー・ミカドが在った跡地のはず。此のあたりは、ふた昔以上も前に飲み歩いた街で、妙に懐かしい。Katuta事件が勃発したのも、丁度ここの路上のはず。もう一人の当事者の吉田さんが亡くなって久しい。(おーい、かっちゃん、見てるかい)

そんな昔のことを思い出せる路である。一次会を終えて、一ッ木通りの「禅」へと向かった。東郷さんの祥月命日で、7月の七回忌のおりに、この月にまたやりましょうとの提案が有った旨を、後で聞いていた。そんなことから、遅い時間で少々アルコールが廻っていたが顔出のこととした。

「禅」は思ったより静かで、先客は7~8人と少なかった。丁度、葉子さんの演奏が始まったばかりとか。入り口に立ったまま、ハイボールをやりながら歌姫のピアノと唄を聴く・・・。彼女の歌とピアノを聴き始めてから、四十年近くの年月を経たこととなる。光陰矢のごとしとは、まさに言い得て妙である。

結局、客は皆引けて、最後まで居残った。この夜、店に出ていたNAOMIさんと葉子さんの三人で帰ることとした。11月、店のスタッフでギタリストのKASAI君のライブを、下北沢の小さな店でやるとかで案内を貰った。「都合が付けば行くよ。君の故郷の球磨川の鮎を喰ってきたけど、期待外れだった」と、可愛気のないことを云った。可也、酔いが廻っていたようだ。

余談が長きにわたったが、そんな夜の所為か今朝は眠かった。気のおける酒だったので、酔いも深いか・・・。

 弁当の方だが、「治部煮風」と「小エビの天麩羅」「ホウレン草の卵炒め」である。治部煮は鴨肉がないので鶏肉で代用し、人参・婚約・牛蒡が入った。

                   

天麩羅は小エビの他に、シシトウとオクラを揚げた。天ぷら用に溶いた小麦粉がやたら余ったので、お好み焼きにしてこれも菜に加えた。

                      

以上で三人前の弁当が完成、急いで風呂に浸かり、築地へと向かったのであった。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

栗ご飯

2013-10-16 | Weblog

10/16(水) 昨日、台風より一足早くに東京に戻った。郷里では天気に恵まれ、絶好の農作業日和がつづいたが畑に出たのは一日だけであった。その一日も、焚火をして栗を拾ったりとのんびりとしている時間の方が長かった。

                          

従姉達が何度か栗拾いをしているが、畑に居る間にもポトリポトリと落ちてきた。こんなのを頭や背中に直撃された日には目も当てられぬが、ご安心あれケガない?

              

長靴で踏んづけ、鎌の先で押す。綺麗な栗が顔を出すと嬉しくなるが、中には虫が喰っているのも散見された。結局2~3Kgほど拾ったが、今年の栗は実が小ぶりなのは夏の日照りの所為か、それとも稔りが多い所為か?

                          

栗の後は、綿だ。綿の実がはじけて白い綿が収穫を待っていた。今年の綿は、背丈も伸びずじまい、夏の暑さの所為か?弾けた綿を手で摘み取った。未だ花を咲かせていうのもあり、11月の帰省でも綿摘みとなろう。

                

この栗を東京まで持ち帰って「栗ご飯」となり、今朝の弁当に収まった。失敗作だ!水加減が多かった。

                           

そんなことで、台風の余韻が残っている今日の弁当「栗ご飯』だが、栗の皮を剥くのがひと手間だ。

週末のベッタラ市に出す予定の栗ご飯は、剥き栗を贖うので手間は省けるが値が張る。我が家の栗を提供したいところだが、手間を考えると難しい。

今朝の弁当の菜は、茄子・ピーマン・茗荷に豚肉の味噌炒め。里芋の煮っ転がしと、卵焼きであった。深夜に起きだして、台風情報などをTVで見ていた所為で寝坊した。時間不足で手抜き弁当となった。

               

いざ出勤と準備をしたが、台風の所為で電車が止まってしまった。漸く走り出して駅に向かったが、案の上の超満員。何台かやり過ごし、ようよう乗った次第。何時ものことだ・・・。

 

  鮎漁終わる

余談ながら、安田川の鮎漁も昨日の10月15日でお仕舞となった。6月1日が鮎漁の解禁で、この時期の鮎は若鮎。骨も実も柔らかく小さいが、スイカの匂いがする。これはこれで味わいがある。

今の時期の鮎は、子持ちとなり脂も乗って格別の味となる。連休中の川面には、太公望達が竿を並べて最後の鮎漁に勤しんでいた。こっちは喰うのが専門、獲りたての新鮮な鮎を連日頂戴してきた。やゅぱり美味い、獲りたては一味違う。

日曜日、東京にいる先輩の一家が法事で帰郷。馬路温泉に向かう途中、我が家に立ち寄ってくれた。事前に話を聞いていたので、妹の連れ合いに話しておいたら、鮎を持ってきた。これを炭火で焼き、開き干しにし、甘露煮と鮎尽くしでもてなした。開き干しが旨いと、先輩の息子たちが喜んでいた。

大体が小さい鮎を開きにして干すが、本当は大きい方が身も厚く旨いだろ。大きいのは勿体無い気がして丸で焼くのだが、何時か大きいやつを開きにする贅沢を味わってみたいものだ。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋刀魚&烏賊

2013-10-11 | Weblog

10/11(金) 早や週末を迎えた。今日午後の便で帰郷する、月に一度の顔見世興業と云うところか?帰京は連休明けの15日を予定しているが便が取れるかどうか。

今朝の弁当は、昨日築地で贖った魚の登場となった。白イカのバター焼き、秋刀魚の塩焼きである。それぞれに、ピーマンやオクラ・タマネギ・舞茸・茗荷などの野菜を添える。

             

この秋刀魚が脂が乗っていたろう、ガスレンジの中で炎が上がった。こんな美味そうなものを自分で食せぬとは・・・。イカの方も新鮮で艶よし、これも刺身にして喰いたかったぜ。

魚だけではバランスが良くないので、豚バラを生姜醤油で炒める。そして、定番の卵焼きとなった。卵はどんな形であれ、ほぼ毎日使う食材だ。安くて簡単に料理できてバリエーションが効く。

              

三人分の弁当の後に、スムージーとなるのは今朝も同じ。今日はリンゴとキャベツ、これに思いやりファームの生牛が入った。綺麗な色合いで、すっきりとした飲み口であった。

                    

 

昨夕は社内で「栗ご飯」の試し炊き&試食会となった。香りもよく、上々出来栄えか?さて、これを幾らで販売するのか、できるのか。悩ましい問題だ・・・。

そして「四方竹」も煮た。油揚げと砂糖・醤油だけの味付けだが、旨いね~。食味・食感がいい。

そんなことをしながら、ビールを少々頂いた。帰りに、渋谷・奈加野に寄り伊佐美の焼酎&ソーダを飲る。残り少なくなっていた伊佐美の一升瓶が空いたのを潮時と席を立った。朝贖った魚を預けてあるので、寄らざるを得ないのだ・・・。酒が飲みたいわけじゃない、決して。

 

それじゃまあ、草刈に行ってくるよ・・・。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝からフライ

2013-10-10 | Weblog

10/10(木) 今朝の夢見は最低だったな~、いやあ参った。そんな面白くもない夢から醒めて、正夢かと顎を撫でた次第。それから、ごそごそと起き出して台所に向かった。

昨夕は、20時前に退社してローカーボに立ち寄りハイボールを三杯。単時間で切り上げたので、悪い酒ではなかったのだが・・・何が夢見を悪くさせたか?

昨日、生協の配達があったので何かあるだろうと冷蔵庫を探る。冷凍のエビがあったので、これをフライにすることとした。フライは久々の登場だ。どうせ油を使うからと、野菜の素揚げで一品作ることにする。

和風味で何か?里芋を輪切りにしてレンジで蒸す。これを今夜の主菜用のオデンの中に漬けて味を浸み込ました。手抜きの一品となった。

フライは、エビとインゲンに小イカの残り物、乱切りの茄子もフライにする。素揚げの野菜は、人参・オクラ・万願寺・茗荷に茄子だが、これは青紫蘇ドレッシングで和えた。

             

焼き物にと冷凍のブリを取り出してみた。なんと、これが調理不要でそのまま弁当に入れろと印刷してあった。こんな物はちっとも面白くないなが、仕方ない弁当に使うこととした。

                    

フライト云えば、キャベツの千切りだ。キャベツとピーマンを刻んだ。フライのパン粉や小麦粉、溶き卵の残りにネギを刻み、チジミ風お好み焼きにする。以上で、今日の弁当が完成した。

              

家人が、庭木に纏わりついて蔓を伸ばしているアケビが笑っていると、採ってきた。十年も前に二本植えたのだが、今年はアケビの稔りが多く、これまでになく実を付けた。実を比べると、チョット種類が違うようだ。

                           

ラジオでも何処かの誰かの投稿でそんなことを聴いた。この種ばかりの実を口に含む・・・、甘みはあるが喰えたものではない。山形辺りではこの皮を炒めて食している。二年前に山形の居酒屋で食べた記憶あり。

                           

最後にスムージーとなるが、何と冷蔵の野菜室の底で洋ナシが熟し切り冷え切って凍えていた。山形・東根市の孤峰さんで頂戴したものだ。これと、同じく頂戴したリンゴに人参を加えたスムージーとなった。

                       

今日は出社前に築地に立ち寄った。来週に迫った「ベッタラ市」で出す食材の栗をチェックするためだ。我が社で出す屋台で「栗ご飯」を売る予定。その栗の状況や値段の調査である。

奈加野の店主と、場内の魚仲買の”原秀”で落ち合った。生筋子を二腹(醤油&味噌漬用)と魚(シロイカ・秋刀魚)を買い、鮭を一箱田舎に送った。大きな出費となったが、何時も鮎を貰うんで、致し方なしだ。

余談だが、秋刀魚は一匹400円だったよ、大きい秋刀魚ではあるが。これを350円に値引いてくれたが、仕入れがこの値段じゃ飲み屋(奈加野)の秋刀魚が高いのも頷ける。シロイカの方はイッパイ600円ぐらいの見当か。

魚の後はヤッチャ場に廻り、剥き栗を探す。今年は高いよ、と奈加野の店主が何時も使う店で言われる。それは重々承知だが・・・。国産品で500g入りが2000円とのことだ。中国産だと15%ぐらい安いとか。

「オヤジの使っている店は高いからなあ~」と、奈加野の店主に云いながら、他も探す。今日は、入荷状況や価格のチェックだけ。途中の店で、1875円/500g茨城産剥き栗を贖う。高知の四方竹を探すが見当たらず。

何時ものように「愛養」で美味いコーヒーを飲んだ後、ランチの仕込みがるという中野さんと別れた。それから場外市場に廻り、TOKIOが言っていた屋台用の入れ物を探した。

場外の八百屋に安納芋も出ていたが、小っちゃい。1kg680円とあった、昨年あたりから値下がりしているが、私が頼んでいる種子島の生産農家に比べると高い。当たり前か!この店に四方竹があった、今日が初入荷とのこと、これも贖った。

今夕社内にて、栗ご飯の試作と四方竹の煮物を作ることにした。米は、頼んでおいた新米が30k届いている。一折の量をどれくらいにするか、幾らで販売するか、そんな試算もしなければ・・・。

とまあ朝からこんな具合に、味覚の秋における生鮮品価格動向実態調査であった。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

残り飯炒飯

2013-10-09 | Weblog

10/9(水) 今日は昨夜の残り飯で炒飯となった。処が、残り飯が少ないので具沢山にして増量、三人分の弁当を賄った。

具で増量すると云っても、タマネギやピーマンの安素材なのだ。が、これが結構色合いもよろしかった。使った具材は、タマネギ・ピーマン(赤&緑)に人参、ベーコン&ウインナーの廉価品。それに卵二個、塩麹と塩・胡椒に仕上にひと垂らしした醤油。以上であるが、これが中々旨いんだ~。

                          

菜の方は、大根・人参・蓮根と小イカの煮付。イカは煮すぎると硬くなるので野菜が煮上がってから加える。これは失敗作となった。味が濃~い、濃すぎたのである。(今日の菜に関しては、好評を求めないようにせねば・・・)

                           

もう一品は、豚小間の生姜醤油漬け炒め。エノキ・タマネギ・オクラ炒めを添える。煮物にしょうかと思いスタンバイさせていた”万願寺”は、手抜きをしてオリーブオイルで軽く炒めて添えた。

                           

以上で今日の弁当が完成。そして自分用のスムージーに取り掛かった。

                      

今朝のスムージーは「山形産のモモ・リンゴとスパーのキャベツ」、思いやりファームの生牛乳を加えてミキサーの回転をよくした。飲み易いことこの上なし、色合いも美しい。

                             

 

 「奈加野にて」

昨夜、一年程も前に渋谷・奈加野で名刺交換した某プロダクションの方からメールを頂戴し、お会いした。仕事の営業だとのことだったが「こっちは半呆けオヤジで、仕事のことは判らん」と断った上でのこと。

約束の時間を一時間も間違えて、渋谷に向かった。私の場合、こう記せば遅れて行ったと思われる。あにはからん、一時間早く着いたのだ。致し方なし、生ビールから焼酎と飲み始めた。

酔いも相当に廻り始めた頃、待ち人が現れる。前回お会いした時と同様に二人連れで見えた。最初は固い話で、仕事の動向などお聞きしていたが、だんだんとどうでもいい話に転がっていった。

真面目に仕事の話をしたって、仕事が来るわけじゃなし、仕事を出すこともない。先ずは雑談、与太話である。「我が家は子供四人もいて、貧乏のしっぱなしなんですよ」なんて、どうでもいいことを云い、相手のことをあれこれと訊く。

家族・生誕地・趣味嗜好、野菜作りからアイターン、Uターンの実態etc。最後は薩摩芋が好きで色々と食べ比べる処まで聞いた。「じゃあ、来週の19・20日のベッタラ市に遊びに来てよ。究極の芋、安納芋が200円で食べれるから」と、ベッタラ市のPRをした。と云うのも、安納芋一個/200円で販売するのだ・・・。

とまあ、初対面同様の方を相手に楽しく酒を飲んだ次第である。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

弁当は二つ

2013-10-08 | Weblog

10/8(火) 今朝の弁当は二つである。家人が今日は弁当が要らないとのことで、娘二人の分を用意させて頂く。

明け方、魑魅魍魎なる夢の中にいた。大きな犬が寄ってきて噛まれそうになったり、学生時代の友人YAMAMOTOが白い大きな犬になって、私と話をしながら海辺につづく道を下りていた。その海につづく道の風景は、二年前に訪れた済州島で観光ボートに乗船する船着き場に向かう急な坂道と何処か似ていた。

そんな夢うつつの中では、メニューなぞ思いつく訳もない。台所に立ち、冷蔵庫を覗き食材を探した。幸いにも、昨夜家人が揚げた「チキンカツ」が残っている、一品はこれにする。

                          

最近牛蒡を使っていない、そこで「キンピラ」を作ることとした。牛蒡・人参の笹がきを酢水に晒す。処がこいつが大手抜かりとなった。炒める段階で赤トンボを使うのだが、これを忘れていたのだ。

                          

そして先般作って旨かった「茗荷・茄子と豚肉の味噌炒め」を作ることとした。更に定番の「卵焼き」を刻みネギを入れて作った。

                      

たったこれだけのことであった。続いて、自分用のスムージーを作る。バナナ・リンゴに小松菜とキャベツが一葉。キャベツが入ると、色合いが綺麗なのだ・・・。

                               

 

  昨夕、横浜駅前のホテルで某国会議員のパーテイであった。世に云う政治資金集めだが、某氏の場合は会費が1万円と相場の半分である。某が選挙に立って以来、1万円の会費がつづいている。

某は二期目となり、某省の政務官に就いた。その所為もあるだろうが、今年は参加者が多いように見受けた。某の初出馬のおりには、結構協力をしたんだ・・・。人手を出し、名簿を届け、最後は自ら電話で依頼までやった。

顔を出したので義理は果たした(某に義理があるわけじゃない、その昔に彼を紹介された方にだ)。そこで、早々に京浜急行・上大岡駅に向かったのだ。 

横浜に行くので、K大兄に連絡をしてあった。上大岡のタワーマンションへと大兄が転居してから、一度もその地を踏んでいない。何時か行きたいものと思念していたので、丁度いい機会とばかりに押し掛けたのだ。

何度か聞かされていた居酒屋に行きたいと、案内をしてもらった。八人ばかりのカウンターとテーブル席が四卓と、まとまりのいい店だった。

明るい雰囲気で、駅前にしてはお客さんは常連さん中心のようである。焼き鳥から魚まで、店主が一人で板場を守り、チョット耳が遠いと云う女将さんとアルバイトの女の子でやっているようだ。

小鯵唐揚げ、シラスとホウレンソウ炒め、珍しいので頼んだ「ピーマンのトマト詰揚げ」なるものなどを摘み、生ビールと菊水の冷、ハイボールを飲む。ここでもすっかり馳走に与かった。

店を出る時、店主が板場から出てきて丁重に大兄に挨拶をした。人品骨柄卑しからぬ容貌、大人の雰囲気と穏やかな人柄なので、何処でも大事にされよう(俺とは大違いだ)。かように、充実した夜であった。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手抜き弁

2013-10-07 | Weblog

10/7(月) 土曜日、目黒雅叙園にて結婚式と披露宴に出席。生憎の雨であったが、雨降って地固まるの例えがある。そう云えば、古~いこととなっちまったが、不肖私の披露宴(東京での)は、10月10日九段のグランドパレスホテルだったが、この日も雨であった。

目黒に出かける準備をしながら、そんな古いことを、大雨になったことを思い出した。まあ~、別れもしないでここまで持ったのは、雨降って地固まったのか、相方の辛抱強さに他ならぬが・・・。

それにしてもこの日、雅叙園での結婚式の数は凄かったな。三十組ぐらいあったろうか。親族控室を探すのに一苦労した。最近は形式にこだわらないとか、費用を掛けない結婚式が多いと聞くが、この盛況ぶり目の当たりにすると・・・?。式は、ホテル内のチャペルだった。

若いお嬢さんの好みだろうから、四の五のは言わない。言えないが、同じ教会(風か)といいながら、武島一鶴先生の葬儀の荘厳さと比べてはいかぬだろうが、俄か教会利用者の誹りだな。

披露宴は座敷とはいいながら、靴を脱ぐだけで済んだ。座席は、座敷きにカーペットを引いたテーブルだった。若い人らしい楽しい趣向の披露宴であった。親族の二次会も云われていたが、断って帰宅した。久々に料理を頂きながら飲んだので満腹だ~ぜ、喰うと飲めない性質なのだ。

翌日の日曜日は、横浜中華街で『中華ランチ』の予定もあったので控えめにした。

そして、昨日の日曜日は予定どうりに中華街でランチ、生ビールとハイボールを飲む。この店で「ハイボールと、注文した」『うちにはハイボールは置いてません。ウイスキーのソーダ割ならあります』と云われた。

「それを日本ではハイボールと云ううんだよ。君が云っているのは、正しくはウイスキー&ソーダと云ううんじゃないか」なんて、無駄口を叩いて日本語のたどたどしいウェイトレス嬢を構った。(何を言ってるのか、俺やあホンマにアホやな・・・)

そんなことから、会社に出たのは午後三時となっていた。この前の取材原稿を仕上げるつもりで出社した次第だが・・・。ちんたらちんたらやっていたら、9時を過ぎ10時近くなったので引き上げる。

「ローカーボ」の前を通ると灯りが点いていた。まるで関所か関門のようにだ。関所の通行賃だけでも払うつもりでドアを押したのであった・・・。こう記すと、大酒でも始まりそうだが、そんなことゃねぇさ。

本当にハイボール一杯だけで帰った。マスターは、「カレーを喰いに行って帰った処。暇なのでだれか遊びに来ないかな~と、開けたばかり」とのことであった。

明日のことも考え、きっぱりと一杯だけ飲んで綺麗さっぱりに帰ったのであった。

 

そして、爽やかにも朝を迎えた。と、言いたいのだがそうでもない。すっきりしない朝を迎え、グズグズと弁当を作った次第さ。だから「手抜き弁」なのだ。

今朝のメニューは、先ずは野菜煮「人参・蒟蒻・油揚げ・インゲン」で仕上る予定が、先日の鶏ミートボールが残っていたので、これにも参入権を与えた。もう一品も鶏肉、要は他の食材がないと云うこと。

                           

この鶏さんは、ニンニク片とローズマリーで香り付けしてオリ-ブオイルで焼いた。オクラとシシトウを炒め添える。そして、定番の卵焼きである。そうそう、もう一つあったよ。賞味期限切れのウインナーがあったのでこれも炒める。(俺が喰うんじゃないので、賞味期限とか消費期間とかは気にしない?)

              

そんなことで、三人分の弁当が出来上がった。中々旨そうな感じだが、野菜一つだけ味見。私はスムージーに取り掛かった。

                          

今朝は最後の葡萄とリンゴに小松菜、人参である。人参が入ると甘いのだ、葡萄があるので更に甘い。大甘だなこりゃ~、とか言いながら飲むのであった。お仕舞!

                           

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

煮物&炒めもの

2013-10-04 | Weblog

10/4(金) 二夜連続で日本酒となった、涼しくなったので酒が美味いことは確かだが酔っちまうのが難だ・・・。日本酒を飲ると深く酔う、体質的なものかもしれない。だから普段はハイボールにしている。

一昨夜は、HIROさんの姉・兄の集う会に呼んで頂き新橋の藁焼き屋なる店へ。鰹のタタキが売りのようだ、記憶に間違いがなければ高知出身の若い経営者の店のはず。

昨夜は赤坂のネボケであった。ここは私が予約した土佐料理の店で、県人会の先輩との懇親会。酒瓶の空くのが早い、故郷の町の酒蔵・土佐鶴の吟醸だった。

なんだかんだと酒の席が減らない。明日は目黒雅叙園にて従妹の娘の結婚披露宴がある。二次会の席まで用意されてるらしいが、拙いのは披露宴が畳敷きの部屋とあったことだ。

趣向を変えたのであろうが、ズボンは皴になるし、こっちは膝が痛いので正座は云うに及ばず胡坐もかけない。参ったね~。

雅叙園の披露宴で座敷は二度目となる。最初は、もう遥か古いことになったが剣道部の後輩でMochizuki嬢の披露宴だった。百畳か二百畳敷きぐらいの部屋だったよ。この時は膝は健在だったが、ズボンの皴は気になった。

 

さて、昨日はさぼったが今朝は弁当を作った。何時ものように煮物と炒め物が中心だ。

煮物の方は、冷凍ものの鶏肉団子とオクラ・インゲンと一緒に煮卵を、炒めものは小エビ・小イカとピーマン(赤・緑)にシメジをオリーブオイルで。

                

後は、マカロニと人参・胡瓜のマヨネーズ和えサラダ、少しお酢を使った。以上の三品であった。煮卵がスペース喰うので菜が入りきらん、詰め込むのであった。

                      

 

今朝のスムージーは、リンゴ・葡萄に小松菜と人参が少々。余りにも健康的な朝食で、腹が減る・・・・。

                    

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

茗荷

2013-10-02 | Weblog

10/2(水) 昨日今日と雨がつづく、小雨から粉糠雨は昨日、今朝は少し雨音が大きい。雨の音を聴きながら目覚めた。と云うことは、眠りから醒めつつ目覚めの時を迎えたと云うことになろうか・・・。

月・火曜の朝は、連続して整形外科に直出となった。少しは良くなってきたが、依然右膝の痛みと張りが解消しないのだ。膝の関節辺りが壊死しているとのことなので快復には時間を要しそうだ。

今月から弁当を止めてジム通いを再開だ!などと宣言していたが、どうにも自信がない。膝の所為なのだが、面倒な気分も相半ばする。今年の諸々の予定が、背中の瘤の摘出や膝のことなどで2~3ヶ月遅れとなっている。

残された時間が少ない吾にとっては、大きなロスタイムだ。サッカーじゃないんだから、ロスタイム分を延長はしてくれねだろうよ。神様だって!

話を戻すが、蒲団の中で雨音を聴きながら昨日届いた「茗荷」のことを思い出していた。それに茄子も入っていた。

連想ゲームじゃないが(連想ゲームなんてワードが出てくるのは年寄りぐらいか、昔にNHKで放映された番組だ)、茗荷と茄子とくれば味噌炒め、これに味噌汁が定番、大好きなのだ。

味噌汁は弁当の菜としては無理があるので、味噌炒めで弁当を作ることを思い立った。三つ子の魂百まで、じゃないが呆けオヤジの魂は弁当の塊でできているようだ。

昨日届いた茗荷には思い入れがあるんだよ・・・。こいつは、帰省する度に草刈や焚火をして遊ぶ、畑の縁に生えているやつなのだ。九月中旬ごろに採れる秋茗荷で、山のように採れる。

つい十日ほど前の彼岸に帰省し、一日を畑で過ごした。例年なら芽を出している茗荷の姿は一つとして見当たらなかった。殆ど雨が降らない夏、猛暑の夏だった所為か遅れに遅れていたのだ。

従姉や姪に「茗荷まだだよ、来週辺りからかな?」と伝えてあった。その従姉が、一昨日畑を覗きバケツ一杯収穫してきたと連絡を貰った。それを他の野菜と一緒に送ってくれたのだ。

これが、中々見事な茗荷なんだよ。形、色合い、香りと三拍子揃った上物。と私は思っている。これが食卓に上ると、秋の訪れをを実感する。

食材良しとばかりに弁当作りとなった。昨夜家人が使う予定だった豚バラ肉が、冷蔵庫で眠っていたのでこれも使う。後は野菜と卵が食材。

飯を炊き、野菜の下拵えをする。煮物はオクラとシシトウ、これに蒟蒻と油揚げの半切れが加わった和風味。小松菜は、ゴマとごま油で軽くソテー。塩麹と酒に漬けた豚バラ炒めにタマネギと舞茸炒めを添える。

                       

   同じような写真を入れたが、先週の取材でカメラマンの杉田曰く「料理は逆光で撮るとコントラストが良い」と。参考にしたのだが?

メインの茗荷と茄子の味噌炒めにも、少々の豚肉を刻んで入れる。赤ピーマン・青ピーマンを一つづつ入り彩を添える。砂糖と醤油、味噌で炒めて完成である。

                             

最後に刻み分葱が入った卵焼きで完成となった。

                              

今月から飯の量を減らして減量作戦が始まるはずであった。朝はご飯を軽めに食す、かスムージ-で済ませ、昼は抜く。夜は早めに酒の摘みを軽く腹に入れてお仕舞の計画。処が、初日の昨日から計画が狂った。

朝飯を軽くは予定どうりにスタートした。医者に寄って会社に向かう途中、友人のOKAZAKI氏から電話が入った。「人形町に行くので、昼を一緒に食べようよ。例のトンカツがいいな」とノタマウ。

『勘弁してくれよ、せめて蕎麦屋にしてくれ』と願い、隣の高松に行くことで勘弁してもらった。O氏は、カッドンセットを旨そうに喰ったが、私は鴨せいろにした。これでも喰い過ぎだぜ!。とまあ、人に会うことも多いので、事は思い道理に進まない・・・。

 

夜、思い立って「奈加野」の店主に電話した。暫くご無沙汰だが、某公共放送系の出版社の方が店に出入りしているのではと思った次第だ。ことの次第を伝えると「今、社長が来てるよ。紹介してやるから早く来い」と、なった。

手を付け始めた原稿が中途半端なままだが、渋谷へと急いだ。先々週、ペシャワール会の「中村 哲」先生を取材した。その際、先生の著作が月末にその某社から出る。これを読むと全体像が分かる、との示唆を得ていたのだ。

然し、月末出版では原稿締切に間に合わないのだ。そこで、なんとか事前に入手できないかと思案をしていた次第。

店に着いて暫くカウンターでビールなんぞを飲んで待った。店主が奨める摘み(大体値が張るものだ)を、致し方なしとオーダーもした。

そうこうするうちに、目指す方が座敷から出てきた。店主が「これは私の後輩で・・・云々」と紹介をしてくれた。本のチラシを手に挨拶をし、用件をお願いした。私がサラリーマンをしていた時代の、同じ社の何人かの名前が出た・・・。

『わかりました、刷見本が上がりましたら送らせてもらいます』と、力強い応えを頂いた。
何時になるのか気になる処だが、後は神仏に願うしかないだろう・・・。上手く入手できれば、ライターのHIROさんが喜ぶが。

店主が飯喰いに行こうよ、焼き肉にしようぜ。と、しつこく、煩く誘うが、『こんなに遅くに喰っちゃ体に悪い、膝が痛いからやだ』と逃げた。本来なら、紹介の労を願ったわけだし、焼き肉だろうが河豚だろうが馳走したい処だ。

然しなあ~、減量作戦初日から、昼、夜と誓いを破っちゃいかんだろう?心を鬼にして吾の方針を貫いたと云うことだ。後日、埋め合わせはできよう・・・。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする