8/12(水) 明日から、月遅れ盆となる。都会では夏季休みの真っ盛り。通勤電車も空いてきたが、空いた車中ながらも依然としてドア口を塞ぐ輩は後を絶たない。入り口に立たれると腹立たしいこと夥しいが、かといって『バカ野郎ーどけ、邪魔だ!』などと、罵詈雑言を吐き散らすのも大人気ない・・・・。
かくして私は、今日もまた大人へと成長するのである?都会で暮らすということは、気がながーくなる、忍耐強くなる・我慢強くなる、挙句にストレスが溜まり心身症になる。そう云うことだと、認識すべきかもしれん。諸君、これが最新の学説、OYAJI学説なのだ。
朝からこんなバカなことでも書いていないと、溜まりにたまったストレスは発散できないのだ。分るだろう、同類たちよ。
そんなストレスが溜まったオヤジが一人、昼前に訪ねてきた。若い頃に同じ部局に勤め、かつてはゴルフの練習なども一緒にした仲である。仕事のラインが違ったので、本社から転勤した後は音信が途絶えていた。
月日は巡り四半世紀を経っての邂逅では、彼はグループ会社のトップになっていた。偶々或る仕事を後輩から頼まれ、会社を訪ねて知ったのだが。仕事の方は当然上手く治まり、広がった。彼がそのポストを去り、業界に転身してからも細々ながら付き合いはつづいた。
一昨日、急なメールが入り、来社したいとのこと。かくして、お盆前の今日、昼前に姿を見せた。話は「今の仕事がハード過ぎ、無理が重なって体が動かなくなった。診察を受けると、心身症だと言われ、環境を変えないと治らないと診断され、今月で会社を辞めることにしました」とのことである。
今の会社に移って四年余、相当ガムシャラにやっていたので、色んな面で歪みが生じたのだろう。そんなことにならねばいいがと、心配していたことが現実になったようだ。されど、自分で治すしかない。
彼のことだから、身心のリフレッシュができれば、また元気に働くだろう。機関車のようにパワフルだから、廻りが付いて行くのは大変だろうが・・・。そこら辺りが、今回の病気で少し変わるといいのだが・・・。次回会った時は、そんなことも伝えてみるか・・・。
昼になったので、一緒に食事を摂ることにした。「高島家」で鰻を食べることになった。鰻重だったが、久々にそんなものを食したので腹にもたれている。
手抜き弁当ながらも、今朝も弁当を作った。菜は昨夜、店仕舞い前の「サボテン」で買った30%引きのトンカツである。但し、これにひと手間掛けて「カツ煮」にした。カツ重弁当とカツ煮弁当である。
他には、「ポテト&カボチャのサラダ」と「マグロのオリーブ油焼き」。以上である。マグロは、土曜日に築地で買ったものの残り。日にちが経ったので、旨味が抜けているだろうと、酒・醤油に着けてから焼いた。
明日の夕刻に帰省し、翌週まで休暇を取る。墓掃除をし、畑の草刈り、池の掃除とやるべきことは決まっている。お盆の間は、仏壇にお供えを欠かせない。そんなことをするのも、田舎者長男に努めであろう。信心なんぞは欠片も持たないが、これも致しかなし。日本の文化と風習だと割り切ろう・・・。