マイmy巷話

マイMy巷話(かんわ)は「私にはそう見える!」ものを儘に書いているだけの話です。

畦ヶ丸を歩く(丹沢歩き)

2014-06-16 | 山(丹沢)
待ちに待ったワールドカップの日本戦!



……にも関わらず、ワタシゃ~動物救護ボランティア仲間と一緒に西丹沢の畦ヶ丸をまわってきちゃいましたっ(・ω・)
富士山もキレー!に見えるくらいのお天気なのに、西丹沢行きのバスはガラガラ状態でしたよ~。






まずは西丹沢から西沢に入り出発~~。
畦ヶ丸の頂上まで、こちらの5人連れの方々とほぼ一緒の道行きになりました。





橋を渡る初っ端からカワガラスがワタシらの前を横切っていきます( ̄Д ̄)ノ

当然、生き物マニアのおふたりさんはいきなりの夏鳥の出現に興奮気味だな。





う~ん。。。やはり、ここは堰堤でさえも絵になりますな。
ちなみにミソサザイがしきりに鳴いている(らしい)






生き物を瞬時に見つけるのが天才的なKくん。
早速草むらに潜むアカガエルを見つけたのであった。




その後、道を逸れて…。





滝見学へ足を伸ばせば………。





滝下の岩場に1羽のミソサザイを発見!
なんと!巣作りの真っ最中だったのでした。

小さな鳥にも関わらず、巣は思いのほか大きく、初めて見るその巣にふたりとも大喜びだし!
そこに、ミヤマカラスアゲハまでやってきて、ますますKくんは興奮のるつぼ状態に~~( ̄Д ̄)ノ



なんだかさ、、、このひとらと行くときゃ、わたしゃいつになったら帰れるのかなって(´・ω・`)?






それでも、なんとか畦ヶ丸に続く稜線に出た。





ホトトギスが鳴いている(らしい)善六のタワを越えて。。。





ハルセミの鳴く、風の通るブナ木立を辿って。。。






3時間かけて畦ヶ丸に到着しました~。
もちろん誰もいませ~ん( ̄Д ̄)ノ





まっ、おふたりさんは鳥と蝶の観察に夢中なんですが……。

どうやらミスジ蝶とアサギマダラがいるんだと。蝶は蝶道といって必ず同じ道を行き来しているらしい。
が、見るものすべてが瞬く間にいっちまうため、カメラに何一つ収められないんだな(´・ω・`)

アサギマダラは、白地にスジがきれいに入り、下羽が赤い、なかなか大きな蝶でしたね。
これ南方の島から海を渡り2000キロ離れたこんな山まで移動してきた渡りの蝶。驚きだっ( ̄Д ̄)ノ


あっ、ちなみに今回のKくん以外のメンバーは例のライオンの飼育員さんですよ~。






ブナに囲まれて、重厚な雰囲気の畦ヶ丸山頂。





帰りはレトロな感じの畦ヶ丸避難小屋を通って。。。





戸口が閉まっていた一軒家避難小屋に貼ってあった山の教訓に目を通し。。。





木とのコラボがいい感じの纏いリスを鑑賞して。。。





Kくんは枝の上でトグロを巻いていい感じに寝ていたジムグリを非情にも掴んで起こし。。。
あっ、この人行きもアオダイショウを掴んで遊んでいたぞ!







そんなこんなの6時間。
無事バスに乗り込み、帰途についたのであった( ̄Д ̄)ノ

やっぱ、西丹沢は遠いな。。。






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ヨモギ平から三ノ塔へ(丹沢歩き)

2014-05-20 | 山(丹沢)



やっぱヨモギ平は不思議な世界!







本日はウチの前のバーの飲み仲間のAちゃんとふたり、ヨモギ平をちょっくら歩いてきました。
Aちゃんは先日登山靴の上から履けるマイワラジをお願いした方なのです。
彼女のご主人の職業は要人の警護。。。
なんかめちゃくちゃ強そうだし(´・_・`)
しかも彼女自身もキックボクシングをやっていたりして……(⌒-⌒; )

まっ、間違ってもこの夫婦は敵には回したくはないってかんじだな。



∧( 'Θ' )∧



∧( 'Θ' )∧



∧( 'Θ' )∧




で、今日の出発はヤビツ峠から。
バス停裏から門戸口まで続く相変わらずのワイルドなショートカット道で、いきなりこんなホラ~~!!なものを見つけたAちゃん( ̄(工) ̄)

実はこのヒトもかなりの生き物好きでして、終始目線がケモノ系なんだなっ( ̄Д ̄)ノ
まっ、これは歯から見て鹿でしょうけどね。。。





BOSCOキャンプ場からヨモギ平の尾根へ続く植林帯の道はこ~んなに広がっていましたよ~。
ビックリですっ。




あたりも、かなり伐採されてスカッと感が、、、。





尾根に乗れば、風まで薫る五月の緑が続きます。





ヨモギ平が近づけば、ワクワクするよな森の径。。。



うんっ、やっぱヨモギ平はいいよな……(=゜ω゜)ノ






そして、ヨモギ平に着いた。







小径の先には三ノ塔。
このあたり、以前はマルバダケブキやら草をかき分けて歩いたはずが、ここもなんだかスカッと感だぞ(´・_・`)






三ノ塔への尾根にはいつ出来たのか?ケーブルが続く。





森のなかをひたすら続く。





どこまでも続く。。。





崩壊地にもしっかり続く。。。。





そんな、ケーブルを追いかけ、最後はお地蔵さまのうしろからひょっこり…。
このひょっこりも久しぶりですよ~。気のせいかお地蔵さま以前と位置変わってないか?





やはり、パノラマ感ありすぎる表尾根。
今日は烏尾山に向けてたくさんの人が歩いていましたよ~。






で、これまたお久しぶりの三ノ塔からヤビツ峠までの下り登山道は、昨冬の大雪のせいか前よりも荒れていました。




にしても、キャンプ場から三ノ塔までの道はますます歩きやすくなっているんですねー!
う~ん。。。。やっぱ、ヨモギ平は半年に一度くらいは訪れたい場所かな?
Aちゃん、お疲れ様でした~(=^ェ^=)









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久しぶりの梅ノ木尾根(丹沢歩き)

2014-05-11 | 山(丹沢)
前日はウチの近くじゃヒョウまで降った気まぐれな春のお天気から一転、快晴の土曜日。。。


まだ顔は本調子ではないものの(って病気のほうよ)、久しぶりに日向薬師から梅ノ木尾根をのんびりハイキングしてきましたよ~~。



で、今回一緒に歩いてくれたのはいつもの野生動物救護ボランティア仲間のKくんとその友だちふたり。
先日、石砂山をご一緒した方々ね。
しかも、Oさんはなんと!動物園のライオンの飼育員なのだよ( ̄Д ̄)ノ
ライオンよ!?昨日ヒョウが降った~~とかいってる呑気なレベルじゃないですからねっ。




「ほらっ、見て。うちのライオンの写真!」


あの。。。。ウチの猫~!やら、犬~!やらを携帯画像で見せびらかすヒトはよくお見かけしますが、
ウチのライオンってさ。。。。果たしてどうなのよ(´・_・`)??




(・◇・)





そして、出発は日向薬師バス停から(=^ェ^=)




薬師の本堂はまだまだ改修工事が続いていますが、そんな正面の一本の木を見上げれば。。。





ムササビくんが、幹から顔を出しているではないですかっ。

どうやら、我々の喧しさに睡眠を邪魔され迷惑至極!ってな感じかな?
ここ日向薬師はKくんいわく、暗くなるとムササビが飛び回りとっても楽しい場所らしいですよ~。
知らなかったわ。。。。





そんなわけで、動物マニアなご一行さま。
気になる鳥の声が聞こえるたびに、あれはなんだかんだ~と、緊急ミーティングを所構わず始めちゃうため、なかなか前になんて進みませ~ん。





途中寄り道した日向山へのこの梢のなかは、エナガの群れだらけ(らしい)






梅ノ木尾根の気持ちのよいこの道でもセンダイムシクイやヤマガラなどいろんな鳴き声がする(らしい)





落ち葉のなか、カンアオイを発見( ̄Д ̄)ノ

これはまさに石砂山のギフチョウが卵を産みつけていたあの葉っぱですね~。
で、一応葉っぱの裏に卵がないか?と裏返してみる。
やっぱ梅ノ木尾根にはないかっ。






ふと横向けば、若い緑が眩しい季節。





しかし、皆が気になるのはもっぱら上ばかりなのね。。。





にしても、久しぶりに尾根を通して歩くとやはり静かでいいところですよね。。。
すれ違う人なんて全くいませ~ん!





でも、虫網もったおかしな人ならここにいるけど(´・_・`)?

どうやら、これからの季節は虫観察に移行するらしいKくん。ちなみに決して採取はしてませんからねー。
で、こんなとこで網使ってなにを捕まえるのか……






何故オトシブミ?それ、おかしいでしょっ( ̄◇ ̄)






久しぶりのモミの木のあるピークはなんだか開けてしまって、以前よりひっそり閑がなくなっていたような?
残念なことにベンチも壊れていましたね。。。





一方、浄発願寺奥之院までの下山路は、ずいぶん足元が整備されているぞ。
ここでも、あの声クロツグミじゃない?と緊急ミーティングを開くご一行さま。






そして、無事にみんな仲良く帰っていく~~。






最後に日向川ではキセキレイのメスがヒナへの餌を忙しそうに運んでいましたよ~。




フツウだったら1時間半もあれば、とっとと降りてしまうような浄発願寺奥之院までの道のりも、野鳥好きの皆さんと歩けば、かれこれ4時間。。。。


改めて、山ってそのひとそのひとの楽しみ方がホントあるもんだ…って、思えるひとときでした(=^ェ^=)





(・◇・)






そんな、楽しかった昨日を思い出しながらブログを書くワタシの傍らで、またもや自慢げにひたすらビートルズを弾きまくるうちのオヤジ( ̄(工) ̄)


まっ、確かに動物好きやらギター好きやらバイク好き……豊かな世の中人にはそれぞれの好きがあるもんだ!





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石砂山はなんだか誰もいなかった(丹沢歩き)

2014-04-21 | 山(丹沢)
今回はじめて相模湖の南に位置する石砂山へとお出かけしてきましたよ~。

メンバーは時々山歩きもご一緒する野生動物救護ボランティア仲間、Kくんとその繋がりの方々。
Kくんが行政で野生動物調査の仕事をしていることもありまして、皆さん動物ばかりか植物入れて
専門家ばかり勢ぞろい!

いつものおひとり様歩きとは違って、とっても楽しい3時間のハイキングとなりました(=^ェ^=)





(・◇・)






出発は宮ヶ瀬湖経由で車は県道を北西へ走り、山里風情が絵になるような篠原集落の駐車場から。

フムフム⊂((・x・))⊃どうやらこのコースは東海自然歩道に当たるのか。。。
しかし、お天気が悪いせいか?思いのほかあたりに全く人影がありませ~ん。




つくしなんて久々見たぞ。なんだか美味しそう。。。





ヒトリシズカもずいぶん咲いてるんだな。。。




これヤブレガサっていうんですね~。




そして、一行は集落を離れて小橋を渡り登山道に入りま~す。



直ぐにミミガタテンナンショウを発見。
これも結構あちこちに生えてます。





あった!あった!カンアオイの葉ってこれですか~。
この葉っぱがギフチョウの幼虫の好物なんですって。





ほらっ、分かるかな?
カンアオイの葉っぱをめくれば1ミリほどのギフチョウの卵を発見ですよぉ~。
どうやら、ギフチョウは決まった道の決まった葉っぱあたりに毎年産卵しているらしい。


残念ながら天然記念物の春の女神はみえずとも、あちらこちらの梢にさえずる野鳥の声を聞くだけで、
口々に言い当てていくKくんら。。。
恐るべし( ̄Д ̄)ノ



アオゲラ、オオルリ、ヤマガラ、ヤブサメ、コゲラ、サンショウクイ、エナガ、シメ、イカル、ウグイス、
センダイムシクイ、メジロ、キセキレイ、カワラヒワ、シジュウカラ、アオジ、ヒヨドリ、ホオジロetc…。



ざっと、20以上の種類の野鳥がたった1時間の山歩きでさえ確認できるのか。。。
もちろん、ワタシゃ、全く目視も出来なきゃ、さえずりの識別なんてサッパリ…?



一方、観察できた植物はというと、、、


ヤマブキ、ハナイカダ、ヤマツツジ、ヤマザクラ、ウグイスカグラ、ツクバネウツギ、ミツバアケビ、
クサイチゴ、オニシバリ、クサノオウ、センボンヤリ、ヒトリシズカ、チゴユリ、ミミガタテンナンショウ、
シュンラン、カンアオイ、ナガバノスミレサイシンetc…。

山野草好きで、まだこのお山に行かれたことのない方のご参考までに。。。







石砂山の頂上。日曜と言えど蝶々もいなけりゃ、人っ子ひとりいやしませ~ん。
道志側の山も今日は厚い雲に隠れてしまってますね。





帰りの道でたくさんのツチグリを発見。





この不思議なキノコをはじめて見たときはなんだか解らず、不気味~!でした。
これ、お天気がよいとまわりを閉じて、山の斜面を栗のようにコロコロと転がって移動をすることから、
「晴天の旅行者」とも言われているんですって。






ひと雨ごとに木々の緑が鮮やかに映える季節になりました。



さぁ~て、お次はどこのお山に行こうかな。。。






(・◇・)






山とは全く関係ないが、道中やたらと美味しいパンを見つけてお土産に持ち帰りました。
実はワタシ、美味しいパンが大好きなのだよ(・ω・)

で、やっと今回、丹沢あんぱんのお店の揚げパンを食べることが出来ました~。











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宮ヶ瀬尾根を辿る(丹沢歩き)

2014-03-24 | 山(丹沢)
春分を過ぎた春の日の週末。
Oさんと一緒に宮ヶ瀬尾根を宮ヶ瀬湖の端から丁寧に辿ってみました。
この尾根を末端から完歩するのはOさんも10数年ぶりだとか…。




本厚木からのバスで「三叉路」下車。

湖沿いの県道を行けば、向こう岸に本日歩く宮ヶ瀬尾根が見えてきましたよ~。
ここ、めったに来ないこともありなんだか観光気分です。




その後、未開通の不思議なトンネルを抜けて…。





尾根に取り付くポイントに到着。
なぜだか知らんが(・ω・)?未開通の道なのにも関わらず、立派な指導標が立っています。




おまけに思いもかけず続く路は足に優しいハイキングコース!階段がとてもキレイです。





ひと登りをして振り返れば明るい宮ヶ瀬湖が一望できました!





その先、辿る階段はどんどん朽ちていき…。





清川トンネルと土山峠を指す道標がぽつりと立ち尽くしているP525に着きます。
雑木林を通した宮ヶ瀬湖の碧さが一際明るさを増して見えます。






しかし、のんびりモードはここまでなのです。
はっきり言ってこの先のピークまではすご~くすご~く危ないですよ~( ̄Д ̄)ノ!





このあたりにやたら見られるザレザレな土質ゆえ崩れゆく尾根……。
しかもただでさえ細くなる路のど真中に意地悪な木が通せんぼしてるし!




まっ、ワタシが歩いた限りでは1番にヤバイ細尾根でした。。。






そんなこわ~い箇所を抜けていきまして…。





三角点のあるP617に到着。ベンチの木がやさしく迎えてくれます。
お言葉に甘えて座らせていただきました。。。






その先も起伏のある細い尾根をひたすら辿っていきます。

以前から地図はよくよく見ていましたが、実際やはりここは、鍋嵐のある山域の主軸尾根に相応しい、複雑な地形が生み出す複雑な風景がどんどん現れてくるため、どこまでも飽きることはありません。




…にしても、ただでさえ危ない痩せた尾根の足元に鹿柵の名残か?有刺鉄線の残骸がずっとあるんですよ。
どこまでも試練のコースだなっ。





その先、丸岩のある小さなピークから幾分尾根は南に方向を変えて、なだらかなP597へ。





ここでも、倒れた有刺鉄線の鹿柵が進路を邪魔していますよ~。




おまけに谷側はこの通り。落ちたら真っ逆さまですよぉ。
結局倒れた柵をOさんに上げていただきながら、その隙間を通るワタシ。





このあたりがP597かな…?
広い植林だけど、よく手入れされているせいか足元はとてもスッキリしていましたね。





その先からはやたらとテープが増えてきました。きっと歩く人も多いのでしょうね。
ここは以前Oさんと鍋嵐の秘境!オオユナラノ沢の柱状節理の滝を見に行くときに抜けていったところ。





ふむふむ⊂((・⊥・))⊃
このあたりの地名が鍋嵐っていうのか…しかも、5169ってまるでひとんちみたいに番地までありますよ。




(・◇・)





足元にはワタシの好きな青いセラドン石がたくさん目立つようになってきました。
ついつい、立ち止まってしまいます。










でも、辺りの景色はこの通り!
あまりのスーパーマリオ状態に、もはやこの程度の障害物(痩せ尾根)にはなんの苦もなくなってきました。




オオユナラノ沢の雪渓ものぞき見えます。




歩きはじめて約4時間。。。やっと尾根に広がりがでてきました!
新緑のころはこのあたりきっと気持ちのよい景色が楽しめそうです。





有名な木もありました!





ホント、気持ちのいい場所です。。。







ひと登りすると、長かった宮ヶ瀬尾根の終点、物見峠の登山道と鍋嵐をつなぐ稜線(能ノ爪)にでました。
お疲れ様です~~!



で、休みもそこそこ、鍋嵐に向かうことにしました。
実はワタシ、このお山のてっぺんに登ったことがないのよね(・ω・)







早足で歩き30分ほどで、鍋嵐に到着しました。
落ちていた不思議なピストルのオモチャと一緒に記念撮影!





帰りは、物見峠から道草食いながら煤ヶ谷のバス停へ。
7時間半ほとんど歩きっぱなしなのでした。。。
しばらく山から離れていたこともありまして、なかなか充実した山歩きとなりました(=^ェ^=)





おまけ( ̄Д ̄)ノ


物見峠下、残雪のある唐沢林道。
どうやらここは除雪はしていないようでした。そこに…



こ、この鋭い爪痕をもつでっかい足跡は紛れもなく……!?







おやっ?あのケモノは……





カモシカくんではないですか~~!


登山歴4年あまり。。。
やっと丹沢の地で初めてカモシカに出会うことができた山旅だったのでした。






*このルートは、一般登山道ではありませんので、充分な装備なしでの歩きはお薦めできません。




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蓑毛から大山へ(雪の丹沢山歩き)

2014-02-20 | 山(丹沢)
今日はお休みなのだよ(・ω・)


で、蓑毛~蓑毛越~大山~見晴台~九十九曲~日向薬師をワタシ歩いてきちゃいました。

お天気は良かったものの、出会った人は頂上あたりでたった3人のみ……。
ひたすら雪のなかをひとり歩き続けた5時間半でした。




まずは……。





蓑毛バス停から出発。
終点までの乗客はワタシだけ。

そして柏木林道から分かれて大山みちに入ってみれば……。





このあたりで、20~30cmくらいですか。


林道を3回横切り、進んでいきます。

そして……。





蓑毛越に着きました。
ここはいつも明るくて、ホント休憩するにはもってこい!の場所ですよね。





蓑毛越から大山へと続く南に面した尾根沿いには雪はなくなっていました。
ちょっとだけホットしたのも束の間……。





またもや、「白い恋人たち」の世界に!





ここで雪、50cmはありそうです。
いやっ、それ以上か?






やっと下社からの分岐が見えてきました。
う~ん…すでに達成感あり(´・д・`)





とはいえど、先を突き進めば、分岐から少し登った左折を示す道標も雪に埋もれてこんな感じ?





ここは白い海かっ!?





白い海をじゃぶじゃぶ泳ぎ、いつのまにやら表参道 の追分(16丁目)までたどり着きました。





………。( ̄(工) ̄)





なんだか、気持ち悪くなってきました。
……で、すかさず糖分!
本日初めてベンチに座って暫しの休憩をすることに。





そのすぐ先、17丁目石(だと思う)






このあたりから日差しも出てきてやたらと眩しくなってきました。おまけに白い壁。
なんだかホワイトアウトしそうです(´・д・`)


で、、、やはり、感覚が鈍ってきたのか?25丁目のヤビツ峠分岐をいつの間にやら通り過ぎていたようです。





どうやら26丁目の来迎谷の石標先、グレーチングあたりまで辿り着いていました。
鹿柵も埋れてしまいこのとおり……。このあたりの以前の風景が全く分からない??







歩きはじめて2時間半。やっと頂上の鳥居が現れましたよぉ~。





鳥居からは北側にお中道を回り、金比羅尾根入口を横目に……。






やっと頂上に着きましたよ~。





おや(´・д・`)?
ここにあるはずの丹沢主脈の案内板もすっかり埋没しちゃって見えなくなっています。





北尾根に向かう斜面はアイスバーンになっていて、ツルツルです。
もちろん、ネットを越えた向こうには足跡ひとつありません。





奥の院。





ご神木。




しばし休憩後、雷ノ峰尾根で下りていくことに。






ここ、初っぱなから雪が深すぎて足をとられます。










不動尻分岐。
何故か?足元に道標が…。
どれだけ、積もっているのだよ~~!?





トレースもあちゃこちゃにありすぎて、辿ったひとつが途中で踏みあとが途絶えたり……まるでクジ引き!?
とにかく、登山道なんてルールは全くもって適用しないため、まるでバリエーションのようです。





そんなこんなで、あのおやまのテッペンからやっと無人の見晴台に到着しました。
ここから下社までの経路は現在通行止めなんですよね。もちろんロープも張ってありました。






そのあと、見晴台から東に下り、この大きなお地蔵さまのある峠から九十九曲がりで最後は下山しますよ~。



が、、、



最後の最後!九十九曲がりが、実は本日一番の曲者だったのでした( ̄Д ̄)ノ





とにかく、道幅狭い、急な植林の斜面に凍った雪が積もりまくって、穴ボコだらけ!




支えきれずにストックをつけば、なんと!ストック全部が埋まる始末……。





ヘルプ~~!








車道に出るまで、ジグザグジグザグ…ずっと歩きにくいったらありませんでした。
登りでここから雷ノ峰尾根を使うのは、当分やめた方がいいと思いますよ~。






そして、無事林道へ下りて日向薬師へ。。。






う~ん。。。記録的な大雪のなか、本日大山を歩けたことは、とても良い思い出になりました!

山の神様にも感謝しなくちゃいけませんね。













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頭高山から八国見山を歩く(雪の丹沢山歩き)

2014-02-16 | 山(丹沢)
どこもかしこも雪だらけの本日。。

今日は行先を急きょ変えて、渋沢駅から頭高山周辺を歩いてきました。

というのも当初、本厚木から宮が瀬方面のバスに乗るつもりだったのが、山方面へのほとんどのバスが運休だったからなのです。
道中で会った方いわく、渋沢から大倉行きバスでさえ走っていなかったらしいので、今回はホントの大雪だったんですね。






そんなわけで、出発は改めて渋沢駅からになりました。
駅前からして、結構な雪ですねー❄️





雪景の矢倉澤往還を歩いて、、




頭高山を目指します。
このあたりは初めてなので、雪道を歩く楽しさも倍増されちゃいます!



割とあっさりと頭高山に到着しました。




すぐ前には松田山が見えています。
右奥に尖ってみえる山は金時山かな。。
ここまでくると、いつもより遠くまできた感がありますねー!




足跡もチラホラ🐾🐾
すでに2~3人(犬)のトレースがありました。






パノラマワイドに迫りくる丹沢山塊にわくわくが止まりません😆



頭高山から今まさに大自然のたよりを皆様にお伝えしています❗️、、と言いたくなるぞっ笑



お次は向こうに見えている八国見山へと行ってみたいと思います。











そろそろまわりの足跡もなくなり、雪でたわんだ枝をかき分けながら狭い谷沿いを歩んでいきます。






山頂に到着しました。
八国見山は登山地図には載っていないものの、なかなか居心地のよい場所なんですね。。

ちょうど12時の時報も聞こえてきましたので、ここでお昼にしました☕️



どこまでもついてくる丹沢の連峰を見ていると疲れも忘れてしまいますね!





海の近さにもびっくり😳
伊豆大島もハッキリと見えています。





そして、振り向けば白富士❗️
なんて、今日はぜいたくな山歩きなんでしょうねー‼️


そんなわけで、4時間強の楽しい雪上ハイキングを過ごすことができました。


おまけ👇


これは、キジの足跡かな❓





これは、ウサギ❓




う~ん。。。これタヌキかな❓





デカっ!ワタシの長靴と比べてみてもなんて大きな動物なんだ‼️、、ヒトです笑

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冬の鐘ヶ嶽北尾根を辿る(丹沢歩き)

2014-01-25 | 山(丹沢)
本日は前々から気になっていた丹沢の名もない尾根を末端から辿ってみることにしました。




出発は本厚木から宮ヶ瀬行きのバスに乗り込み、「清川村役場前」にて下車。。

そのまま裏手の閉館した清川村青少年の家の奥から尾根に取り付きます。




はじめは見てのとおり、ゆる~い感じの雰囲気なのです。




落ち葉を踏みしめて、冬日のもとで散歩中。。😌




しばらくのんびり歩いていると、、




尾根はどんどん細くなり、有刺鉄線の柵が現れます。




その先、まあるい石を越えていき、、




幾分広くなった尾根の分岐に到着。

地図で確認すると目指す北尾根は右手方向に続くものの、左手に見える291.5ピークに立ち寄ってみることにします。




雰囲気の良い山ノ神の祠もある291.5ピークですね。





おまけにベンチまでしつらえてありますねっ❗️
三角点のあるこのピークからは、経ヶ岳から華厳山そして高取山まで楽しめてしまいます。

さてさて、優雅にお茶でも、、と、いきたいとこなんですけどね。。

実はここ、辺り一面にケモノの溜めフンだらけで、めちゃくちゃくさいんですよ~~😭

普段はケモノのフンくらいでは全く気にも止めないワタシでさえも逃げ出したくなりましたっ💦




気を取り直して、先を進むことに。。。


この辺りからは尾根の姿も険しくなっていき、アップダウンが続きます。





鳥屋待沢と別所温泉への分岐に着きました。
そこを少し越えた先は、聞きしに勝る巨岩の間。。。👀





かつては、ここで石を切り出していたのでしょうか……❓
とっても不思議な空間でした。





お次、ポンポンポン…と気持ちの良い木立を上がっていきます🐾





福神山(420ピーク)に着きました。

ここはくるたびに居心地の良い雑木林の佇まいが見られます。
やっと、気持ちよくお茶とお茶請けをいただくことができました。。。





いつのまにか、目指す鐘ヶ嶽が目の前に迫っていますなっ。
最後の急登を行きますかっ🐾




…の前にその手前の谷太郎林道への分岐で山ノ神にご挨拶をします。




石の祠には寛保3年と見ています。
たしか寛保と言えば、「暴れん坊将軍」の頃で、大きな山崩れが丹沢であったはなしを聞いたような気がします。
もしかしたら、この神様もそんな山津波のあとに祀られたものかもしれませんね。





傍に聳える大木もその頃から佇んでいるのかな。。。





その先は見るからにキツそうだ💧💧





頂上まではこの藪林に突入しなくてはなりませんっ。




シロダモをかき分け、倒木を跨ぎ、身体を屈めてひたすら上がっていきましたっ💦





ジャングルを抜けると優しい路があらわれました。
ということは、うまく回り込めば今の苦労は避けられたのかな⁉️




振り返るとまるで春のように霞んだ景色が見えました。

もう、この先は頂上ですね❗️


*このルートは、一般登山道ではありませんので、充分な装備のない歩きはお勧め出来ません。



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雪の石尊沢右岸尾根で大山へ(丹沢歩き)

2014-01-18 | 山(丹沢)
今年最初の大山詣でを今日はしてきましたよ~(=^ェ^=)



出発はいつもの日向薬師。。。
バス停近くの白髭神社の屋根が茅葺きから金物に変わっていましたね。





そしてその奥。この尾根からまずは、778Pを目指します。





植林の尾根を一気に350m程上がりきり、久しぶりの778Pに。

お次に目指すのは、大山~不動尻の登山道を経て唐沢峠下の河原。

しかし、、、正直、ここまでですでに達成感!あるんですけど、ワタシ……(´・д・`)





高度感ある大山からの稜線を辿り、唐沢峠の下へ。
昨年11月に遡行した唐沢川は真っ白白~!の雪景色。





そして、左手に南大山沢、、、




右手にネクタイ尾根登り口と石尊沢を見てだね、、、






ここだっ、ここだっ。
この尾根が本日のハイライト!
ここからワタシ、大山山頂直下の大山の肩を目指しますよ~。


振り返れば、昨年4月に季節外れの雪のなかをOさんと下降して以来かな……。
しかも今回はまさに冬の雪!
おまけに足跡を見る限り、先行は鹿だけの様子。

果たして無人の尾根でどんな景色が楽しめるのであろうか。。。









まず最初は痩せて、おまけに急勾配の尾根をひたすら馬酔木をかき分けていくワタシ(・Д・)ノ





ん~やっぱりスリルあります。。。





しばらくすると勾配が幾分なだらかに。
その一方、雪はどんどん深くなってきました。
雪上にはケモノのトレースのみ。
思ったとおり、ヒトの足跡は皆無。




足跡は私だけ。。。





わっせ、わっせっ!と上がって行けば、モミノキが印象的な小ピークが見えてきました。
陽の当たるこの場所は、Oさんいわく「動物たちの集会所」だとか。
確かに鹿のふんだらけだな……。




実はワタシ、昨秋の雲取山でストックをなくして以来、このとおり!見つけた小枝で毎度登っているのです(´・д・`)




小ピークを過ぎればますます雪は深くなるばかり。。。
この辺りまで来ると、いきもののトレースひとつ見当たりません。



挙げ句、靴もこんなに埋もれてしまう程。
尾根の外れあたりは20cmは軽くありそう。




木を見りゃわかるが、ますます傾斜は厳しくなってきたため、
とうとう踏ん張りきれず、ここで、やっと軽アイゼンをつけました。




とにかく木々につかまりながら一歩一歩。。。




とその先、いきなり開けて大山から北尾根の稜線が!
このあたりから、登山道を歩く人らの声があちらこちらから聞こえてきます。少しひと安心。。。









もうここまで来れば、爽快感と達成感なのだ(・ω・)ノ



とうとう雷ノ峰尾根の稜線が現れました。




この石尊沢右岸尾根入り口の目印、青い針金と赤いテープも見えますね。





そのまま、登山道に沿った鹿よけネットを辿り、隙間を抜けて……。





大山の肩に到着しました。

かれこれバス降りて、4時間半。
やれやれ今日は登りにのぼったな……うん。。。
足大丈夫なのか(´・ω・`)?



そして、山頂からは、表参道経由で下社まで。。。
山頂直下の凍った石段では皆さんが、すってんころりん!していました。


あっ、私も途中で一度スッ転びましたけどね。
おしりいたかった……(・ω・)




*このコースは一般登山道ではありませんので、充分な装備のない山歩きはお勧め出来ません。



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大山・唐沢川を辿ってみる(丹沢歩き)

2014-01-01 | 山(丹沢)
先日の大山・金比羅尾根歩きから間もない快晴の日曜日。
またもや、大山周辺を歩いてきました🐾

といっても今回は大山を源頭とする唐沢川を辿る、かなりマイナーな経路。。
一応、登山地図には破線で記載があることから、かつて山仕事をする人が通った古道だったのでしょうね…。

そして、ご一緒させていただいたのは約10年前にここを遡行したことのあるs-okさん。
実は、、、OさんのHPの数多の丹沢登山記録の最初はこの唐沢川歩きでした。

そんな出発は先日と同じ満員御礼のバスに揺られて、ヤビツ峠から。。。🚌

その後、イタツミ尾根を辿って、大山頂上では真っ青な冬空に映える富士山を満喫してから、北尾根に入って行きました。




ケーブル分岐を左に見送り、そのままネクタイが目印の尾根に入ります。




今年5月の時も見かけた不思議な?文字が書かれたネクタイも健在でした👀

ちなみにこの文字のネクタイはその先、尾根が分かれる箇所にも掛かっていました。



南大山沢と石尊沢の出合いが見えてきました。
いよいよ唐沢川の源流地点に到着ですね❗️



見上げれば伸びゆく飛行機雲が。
。。
さっきまで立っていた大山の頂上があんなに高く見えますねー。



さて❗️この堰堤を越えれば、探検のはじまりですっ🐾




最初は、水が伏流なのか、枯れているのか❓水もなく、足場の悪いガレ場のなかを進んでいきます。



大ノ沢手前でいきなり水が現れました❗️
いったいどこに水は隠れていたのやら、、、




いつのまにか、まわりの景色が石から落ち葉へと変わってきました。




道中、小さな水の溜まり場や、、



真っ赤な葉っぱが良いアクセント❗️

歩きばかりか、目でも楽しさが広がる道行です。。



深い山奥らしく、炭焼き場もありました。



このような炭焼き場の跡は、源流部から唐沢林道までの間、4箇所ほど見つけましたが、いつの頃まで杣人はここに入っていたのかな。。




川の流れがますます軽快に、滑床を右左に揺れています。




その上を落ち葉が流れに任せて消えていくのをみていると時間を忘れてしまいそう。。




風雅な景色はまだまだ続きます。




その後も川は幾つかの沢と合流しながら、水かさを増していくため、渡渉もなかなか大変で、大きな石を飛び超えていかなくてはいけません。

これって、身体ばかりかけっこうアタマの体操にもなりましたねっ。。



そんな川沿いにうっすらと経路らしきものを見つけました👀

で、辿ってみると、、、




この先はいきなり切れた崖でした💧
どうやら、経路は動物専用だったようですっ笑




部分的に川岸を辿ることが難しい箇所があると、巻道で高度をあげながら、先へと進んでいかなくてはいけません。




そろそろ中盤を過ぎたころでしょうか。。
なんだか不思議な空間が現れました。




どうやら、ここは山の神様を祀る場所らしく、うっすらと参道跡も続いていました。

いくつもの炭焼跡や参道のある祠、、今では忘れ去られたような深い山にも、むかしは人の日常が入り込んでいたことを改めて実感しました。




そろそろ川を辿って2時間経過したでしょうか。。。
唐沢林道に架かる小唐沢橋が見えてきました。

探検もおしまいですね。



唐沢林道に上がって、橋の欄干から振り返ってみます👀

まさか、ここに昔の経路があるなんて、誰も分かりませんよね。。




帰りは物見隧道から急な階段を上がり、、




物見峠へとでました。

久しぶりのこの峠はなんだか以前よりも開けて、鄙びた雰囲気が失われているようです。


…とはいってもまだまだ山ん中っ。
暗くなる前に急いで里までかえりましょー🐾



*この経路は登山道ではありません。装備なしの安易な山歩きはお勧め出来ません。



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