マイmy巷話

マイMy巷話(かんわ)は「私にはそう見える!」ものを儘に書いているだけの話です。

見城山から天神尾根へ(丹沢歩き)

2013-12-30 | 山(丹沢)
おかしな社長に巻き込まれて昨日は山に行けなくなった…。( ̄(工) ̄)


もう、今年はこのままお終いにしようか…とは思ったものの、少しだけでもやっぱり丹沢行きたいじゃん!



で、、、



本日は朝も早よから気軽に歩ける見城山に出かけてきましたよ~。



本厚木からバスに乗り込み、広沢寺温泉入口バス停から出発。
見城山ハイキングコースの入口はこの権現様のお社から入ります。




寒い朝の冬木立を歩けば、、、




ワタシの小指よりも高い霜柱がビッシリっ。
バリバリバリバリ…ムキになって踏んでやりました!













見城山は400mにも届かない山ながら、このように飽きない風景が楽しめるのが魅力かな?




頂上間近。見上げれば空が青いな。。。




最後の大岩を抜ければ…。



穏やかな雰囲気の見城山の山頂に着きました。



その後、、、




見城山からは日向山を目指しました。
ここは天明6年と文字が刻まれた石祠とともに山の神の碑が残る七曲峠。
昔はあっちとこっちの村人が日向薬師と大釜弁財天の参拝に使った道なのかな?



七曲峠をひと登りすると、、、



日向山山頂に。
江ノ島がよく見えます。
うん…やっぱり山はイイ。。。

多分ワタシにしては珍しくずいぶんここに居たような…?




そのうちに正午のサイレンが何処からか聞こえてきたため、ヨロヨロと立ち上がるワタシ。。。
あっ、この足の長さはデフォルメね。




にしてもこのあたり、ホント青くてきれいなセラドン石が落ち葉に隠れて落ちているんですよね!





日向山からは薬師に降りずにそのまま梅ノ木尾根に入って、
少し登れば、天神平への道標が現れます。

今年最後の山歩きはこの天神尾根で下山することに決めました。



なんだか、いきなりジャングル感漂う天神尾根。。。



丸太の蹴上げが朽ちて、落ち葉でツルツルになり、まるで滑り台のような天神尾根。。。




防火用水の横を右折してだね、、、




あずまやの立つ小広い場所でまたもやひと休み。




その先、ずいぶん荒れたハイキングコースを登って、、、



ベンチの残骸をなんとかしてほしい!335ピーク到着。



最後はそのまま日向林道へ植林のなか下りていきました~。
ここにも粗大ゴミ化したベンチがあるしっ。




そんなこんな、あっと言う間に今年最後の山歩きは終了。





あらためて、この天神尾根ハイキングコース入口を見てみよう(・Д・)ノ



確かにいざない感ゼロだなっ、こりゃ。




















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初冬の大山・金比羅尾根を歩く(丹沢歩き)

2013-11-21 | 山(丹沢)
「いや~大山面白かったですよね~また、行きましょうー❗️」

…と、前回大山北尾根を一緒に歩いてから、丹沢の山歩きがすっかりお気に召した様子の野生動物救護ボランティア仲間のKくん。

彼は、行政で野生動物の生態調査を担当している専門家。
特に野鳥やカモシカに関しては詳しいヒトなのです。

よし❗️本日は山歩きにはもってこいの冬の快晴☀️いきますか❗️


🐾

🐾

で、出発はヤビツ峠バス停から。。。
今日のバスは満員御礼状態で3台も出てました💧



そんな混雑ぶりのヤビツ峠を後に、門戸口までは県道を辿らずにショートカットの登山道を歩きます…が、なんだかこの道ますますワイルド感が増していましたね💧




その先、諸戸山林事務所を右に入って、カンスコロバシ沢沿いを進んでいくと…。




黄色い鉄塔巡視路の標示が見えてきます。わかりづらいが、標示下には大山への手製板もありますね❗️




そこはキツイ経路のジグザグ道。
ひたすら植林を辿っていきます。




やっと金比羅尾根に乗りました👏👏




明るい尾根のうえを気分良く歩きます。


冬場の木々は飾り気がない分、枝や幹の姿がよくわかります。


Kくんもさすが疲れて弱音が出始めてますが、、キツイ斜面をがんばって標高を稼いで登っていきますよー❗️


広い場所ではひとやすみ。。





倒れたブナはいい椅子になりますが、よく見ると、、👀




ちゃんと実がついてようです。



倒れていても、しっかり生きているようです。ちなみにこれ、熊の好物ね。



冬木立のなか丹沢三峰が並んで見えてきました。
ずいぶん高くまで来たようです。。




朝方は氷点下まで下がったらしく、霜柱が残っていました。




いよいよ痩せてうねった木々が現れてくると、頂上が近い証拠ですっ💦




大山山頂手前までやっと来ました👏
富士山を見て喜ぶKくん。


やはり、冬枯れの景色こそ秋には劣るまじけれ…ってな感じで楽しい金比羅尾根の山歩きとなりました。




道の途中、アオバトの羽を見つけました。


山頂からの帰り…。





不動尻への分岐で七沢温泉のなにやら派手な道案内を発見👀
「さあ、迷わず左折しよう!」って、なんだか笑っちゃいますが、その強引さに釣られて思わず左折すると、、





その次、歩きにくい木階段にもありました。




その先、道を塞ぐ木にも❗️




どうやら七沢温泉の思うつぼ状態にどんどん導かれていくような、、🤭




暗い植林に急な降りをなかなか愉快な案内が、こうやって続くとちょっと安心したりして。。

……そんなわけで、ヤビツ峠から七沢のバス停までの長~い道のりをこの七沢温泉の案内にツッコミを入れながらの最後は山歩きになりました。




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山の絵がほとんど無い山レポ(丹沢歩き)

2013-09-10 | 山(丹沢)
このところバーチャルな世界にハマり過ぎて、必要以外はあまりお外にでないのよね…(・ω・)




とはいえど、そろそろ秋の気配を感じる昨今……。
ぼちぼち遠くに出かけますかー( ̄Д ̄)ノ!


…てなわけで、久しぶりに大山を歩いてきました(=^ェ^=)



出発は秦野駅からバスに乗り「蓑毛」で下車。。。






…バスを降りれば、ケモノが路上にド~~ン!!



……。( ̄(工) ̄)





デカイ……デカ過ぎるよ、キミ。。。







そうなんですよ。知る人ぞ知るこの子はバス停前のお店の看板娘。
齢六才なんですってさ。。。
しかし、これだけデカイと老けてんのか若いのか分かりゃしないしっ。

実はこの娘、生まれつきの病気をもっているため、悲しいかな繁殖ができないんだとか……。
あっ、これ個人(獣)情報なのでここだけのはなしですよ~。







そして、蓑毛のロックな世界へ入っていくワタシ…。






と思う矢先、またもやおもしろいもの見っけ~~!




まるでガチャポンで出てきたゴムのオモチャみたいな?





一応このチビ、ヒキガエルの子どもですよ~!
今はこんなにチビでもオマエだって行く行くは……。





こんなにグロくてデカい生き物になるのさ~。







そのあとは、柏木林道から離れて植林の尾根をそのまま200m程上がりましたっ( ̄Д ̄)ノ






その後、イタツミ尾根に合流。。。
ちなみに今日の25丁目から見える丹沢の山々はこんな感じでした。


そして、大山頂上へ。。。







ここは、下山途中の一風景。。。
このところ五日市~奥多摩あたりを歩いていたせいか、改めて大山周辺の風景ってなんだか歪んだ構図と奇異な感じが否めませんよね…。





日向薬師への帰り道。
ちなみに、この草ボーボーの場所って一応、伊勢原市のハイキングコース「天神尾根」の入り口ですからね~。
まっ、いざない感ゼロ!だな、こりゃ。




* * *

最後はバス道路まで横道ギャラリー!!




「彼岸花と黒揚羽」
…なんだかこの題材って「熊谷守一」を連想するよな。。。






「ショウリョウバッタのメス」
…あのイヌと云い、これと云い、、、やたらデカイよ。。。






「セミの脱け殻」



…の、すぐ下には、、、





「セミと陸貝の脱け殻」




で、お次は…。




「サワガニの爪と陸貝の脱け殻」






…んで、最後は、



「セミの死骸と陸貝の脱け殻」








脱け殻だらけの里山の秋。。。
そして、ゲームの世界へのめり込んで脱け殻になったこのワタシ。。。









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西丹沢・犬越路から檜洞丸へ

2013-05-27 | 山(丹沢)

これ西丹沢、檜洞丸頂上にたってる看板なんですけどね…。


安易に犬越路経路で降りちゃお~っとするハイカーに「ちょっと待てよっ」というわけよ。
じつは……まさにワタシも3年前の冬、雪と氷の山のなかを軽はずみに下山してしまいまして、「ありゃ~マジで遭難するか!?」と思ったことがあるのです(´・ω・`)

それがあんまりにも強烈だったもので、それ以降犬越路から檜洞丸経路は一度も歩いたことがないのですよ。。。


でも…。しばらく時がたってふと先日思ったのです。

あの日あのとき一本の鎖を掴んだまま、絶壁の凍った石場で足を滑らせて宙ぶらりんになっちまった現場をもう一度訪れてみようかねぇ(´・ω・`)…みたいな?
そう、サスペンス的にいえば犯行現場に戻ってくる犯人か?


そんなわけで、、、。
前置きがムダに長くなりましたが、西丹沢から本日檜洞丸を目指して出発したわけなのです。
しかし…平日月曜日というのにお花目当ての登山者だらけ~!で新松田からのバスは、ぎうぎうの満員状態でした。


* * *

用木沢出合から犬越路までの路は風も通らず蒸し暑く、初っぱなからワタシやられちゃいました。。。で、省略ねっ。




やっと上がった犬越路からまわりを見渡せば、本日すべてが雲の中なり。
それでも雲に隠れた大室山はやっぱり「大室山」なのでした。





笹をかき分けたその先、この朽ちたブナの立つ鞍部のちょうど真下に犬越路トンネルは走っているのですね。
おっ、いよいよ向こうにハシゴもみえて来ました。。。




ここ、なんてこともない昭和35年?と刻まれた古い標石のたつ小ピークだけどさ……お次のピークはあの小コウゲ!(変換が面倒くさいので省略)ですからね~。




いまそこにある危機から一旦、遠くに目をやるものの、雲に隠れて先がなんにも見えないし(´・ω・`)…。








そんなわけで、まずは小コウゲに向けて登っていきます。…でも、あのとっても怖かった鎖はこれじゃないんだよな。。。




小コウゲをなんとかこなせば、その先やっと大コウゲ(変換が面倒くさいのでこれも省略)が顔を出しました。
さぁ、この先一気に250Mほど上がります!

目を凝らせば…まさにヒトが鎖に掴まってるのが見えますよ!
きっとアレだよ~!アレアレ!!




(・Д・)ノ!!




見下ろしてみて、間違いありません。。。
あの日雪だらけの崖から見下ろせば、2本の鎖が垂れ下がっていまして左側に雪が多かったために右側の鎖から降りていくと…。

急に足場がなくなりいきなりすべって宙ぶらりんになったのでした( ̄O ̄;)
きゃ~!いま考えても怖いわ~!!




んで、あらためて冷静に見上げてみれば…。
たしかに左側の足場がない!あの空間で雪のなかワタシゃぶらさがっていたんですぜー!!


でも、、、そのあと……(・ω・)


そんな宙ぶらりんでジタバタするなか、ふと上を見上げれば、ひとりのオジサンが無表情で立っていてワタシを見下ろし一言。


「アンタ登りたいの?降りたいの?」


( ̄(工) ̄)‥‥。


(じつはそれが一番強烈だったんですよ~!)



ありありとその様が浮かんできたものの‥……気を取り直して大コウゲへ向かいますです。。。




また、鎖か!?




ここなんていま見てもどうやって登ったのだろう。。。







そんなこんな、ほとんど休憩なしでよじ登っていたため、やっと大コウゲで糖分補給を。
このピークではアセビとカエデの大木のこんなコラボもみられましたよ~!




雲間からやっと熊笹の峰が現れました。




熊笹の峰は…。






いろんなブナたちが横たわっていたり…。




佇んでいたり…。



やっとみんながお目当ての花も迎えてくれました(=^ェ^=)





吸い込まれそうな谷底。
檜洞丸周辺はブナの立枯れとともに本当に崩落が激しいですね。。。




バイケイソウが見えてこれば目指す山はもうまもなくですよ!




霧の檜洞丸山頂。


…そんなこんなの6時間の山行きでした。
しかし、バスも車も満員満車!なのに、今回歩いた犬越路からの同じルートを行く人に出会ったのはわずかふたりだけ。
それでも平日にもかかわらず、お子さん連れも含めて頂上からのたくさんの人と今日はすれ違いました。
さすが、お花の季節!
本当は、熊笹の峰周辺のブナ散策も兼ねて、ぜったい登りのほうが楽しいと思うんだけどな。。。





おまけ(・Д・)



シロヤシオって個人的には花より葉のほうが可憐だとおもう。



誰かがシロヤシオ?と。。。ガクウツギですよね。



帰りがけのウェルキャンプ場内で見つけたイボタガ。怖い~。。。



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久しぶりの大山北尾根へ(丹沢歩き)

2013-05-06 | 山(丹沢)
初めての大山登山で、表参道からヒーコラしながら登ったはいいが、ヒトヒトヒト~の大混雑。
で、おまけに下界は真っ白!なんにも見えずにマジ最悪……な~んてよくあるはなしですよね。

野生動物救護施設のボランティア仲間Kくんもまさにそんなクチ。

いえいえKくん!大山はホントはとっても奥が深くてスゴイ所なんですよ~。



…というわけで、今日はKくんと一緒に大山北尾根を歩いてきました(=^ェ^=)
じつは私自身ここを歩くのは約2年ぶりなのです。お天気もとっても良いし楽しみですよ~!





ヤビツ峠バス停を出発して門戸口経由で県道沿い。。地獄沢口から北尾根へ本日は向かいます。



混合林の続く明るい尾根歩き。




ここって立派な赤松がたくさん見られるんですよね。。。




だから、エビフライもたくさん落ちていますよ~。
これ、リスが食べ残した松ぼっくりなのです。



丹沢三峰から丹沢山までの美しい山並みを望みながら、急な登りにひと息入れます。




んで、コレを使ってなにが見えるか覗いてみれば…。


(・Д・)!


丹沢山の山頂でどこかのおさ~んがカップヌードルのカレーを食べているのが見えました!

エヘヘ。。。




動物行動学がもともと専門のKくん。
ちょっとしたことで野鳥のあれこれがわかる様子。
例えば、鳥の小さなウブ毛が散らばっているだけで、これはトラツグミの羽でおそらくここでオオタカに襲われたものだと。。。まるで殺人事件現場の推理みたいな?
で、そんな話を聞きながらいつのまにか目指す先が見えてきました。




御料局境界標石の先が913ピーク。




この16号鉄塔の下は。。。




丹沢の山々を見晴せる最高の場所なのです。




そして、あの先のピーク、ミズヒノ頭を目指します。




急登をこなして右へと進めば、パノラマワイドな北尾根の全容が見渡せる場所に到着しました
向かう先の大山まで続く稜線は春色そのもの。。。



やっぱ、丹沢サイコー!ですな。

ミズヒノ頭周辺の開けたところには、至る所迷路のようなケモノがエサを求めてたどった痕跡が見られます。
おそらくアナグマではないか…と。。。




西沢ノ頭も過ぎ、ヤセた尾根を抜けて…。




モノレールが見えてきたその先。。。



左手に続く尾根口にはネクタイがたくさん掛けられています。
この「キンメダイ」ってどーいう意味なんでしょうか(・ω・)?




ホントはこの尾根も久しぶりに歩きたかったのですが…。
今日はそのまままっすぐモノレール沿いに大山を目指します。






たのしい北尾根の木々。。。




まもなく大山に到着ですよ~!




今日の北尾根では祝日にも関わらずたった3人しか見かけず、とても静かな山歩きができました。
次はエゾハルゼミが鳴く頃にまた来てみようかな…?



* * *



ところで、ここは大山を下りた先のと或る大堰堤のうえなんですが。。。
昨年のこの時期、Kくんはこの堰堤奥の沢沿いでフィールドワーク中、カモシカを見たんですってさ!
こんなとこにもいるのか…。

一度は丹沢のカモシカにワタシも出会ってみたいものです。














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大山・石尊沢右岸尾根と春の雪(丹沢歩き)

2013-04-11 | 山(丹沢)


これ今日の大山山頂ですよ~!
降り続くのは、なんとヒョウでした。当然、山頂は0度…。

寒い~~!!


***


出発は、先週に引き続きヤビツ峠バス停から。本日はイタツミ尾根で上がりました。



すでに尾根沿いには昨夜降った雪が!。




向こうには諸戸尾根、そして手前はつい1週間前に登った尾根が見えますよ~。



そして山頂近くなるとヒョウがパラパラと。



あれよあれよという間にどんどん積もっていきます。




山頂にて。
しばらく気配を伺っていたものの、一向に降り止まず。。。




見晴台方向へひとまず降りていきます。




んで、ここ、山頂下の「大山の肩」ね。



このすぐ横の鹿柵の間を抜けて…。



その先、石尊沢と南大山沢に挟まれた尾根で下りていきます。
今回ここを歩くのはワタシはじめてなのです!

はじめての尾根と春の雪。。。
う~ん…忘れられない思い出になりそうです。



尾根降り口には何故か?いくつもの青い針金が木々に巻き付けられていました。




ほんの少し降りれば大山山頂が望める開けた場所に。
白いアセビの花にも雪は降る降る~。




その先で尾根は二股に。
で、左の尾根には誰がつけたか?こんな札がかかっていました。




そんな、くつ下尾根??を降りていきます。
いつの間にか雪に。。。とにかく止む気配はありません。
ホント想定外!の山歩きになりました。




やがて右手前方にピークが見えてきました。




うんっ。このあたりも眺望よし!
おまけにキブシにダンコウバイにアセビと春の花のオンパレード。。。





ピークを過ぎれば左に続く尾根を進んでいきます。
その後もこんなテープはところどころで見られました。
…が、「くつ下」は見えませんでしたね。




そして、どんどん降りれば、どんどん尾根も痩せていきます。




なかなか神経使うところもありますよ~。



とにかく谷間に落ちないように気をつけなくちゃ!




やがて沢も下に見えてきました!




最後の痩せ尾根を通過して…。




1時間強で二股の沢に着地しました!
ありゃ~(´・д・`)
ディストーションのテクニックじゃなくて、、、、どうやら雪まみれでカメラレンズがモヤって歪んで見えますね…。
沢の水も多し。




その先の堰堤まで来ました。
この約50m上が、アズマヤのある唐沢峠ですね!
本当はこの堰堤を越えて、これまた未知の唐沢川を本日は辿りたかったのですが…雪降りやまず断念しました。

そして唐沢峠に上がりお昼ごはんに。
このあたりで、またまたヒョウが強くふってきましたよ。。。顔にあたるとちょっと痛いです…。



帰りは唐沢峠から不動尻経由の登山道で七沢病院入口からバスに。




下山途中、いつのまにか雪も降りやみ、山雲が湧いていました。




不動尻あたりは…。。。




新緑で萌え~!

ここだけみれば「山笑う季節」そのものなのです。




広沢寺温泉までたどり着けば、今までがウソのような青空が!

………というわけで終始、春のとっても!きまぐれなお天気に振り回された、約5時間半の山歩きとなりました(=^ェ^=)



あらためて、そんな日にお付き合いを頂きましたOさん。ありがとうございました。
心から感謝しています。。。



今日のコース
ヤビツ峠バス停~イタツミ尾根~大山山頂~大山の肩~石尊沢右岸尾根~唐沢峠~不動尻~広沢寺温泉
~七沢病院入口バス停







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丹沢・マルガヤ尾根で雪の鍋割山稜を目指してみる

2013-02-24 | 山(丹沢)
ちょうど一週間前に歩いた経ヶ岳から望む雪の丹沢の山々に引き寄せられて、またもや本日も丹沢に出かけてみました。

出発は大倉バス停。ここかなり久しぶりなのです。
…で、そこからはこれまた久しぶりの西山林道を延々歩き続けます。




今日はあの奥に見える鍋割山をめざしましょうか!

林道を歩くこと、1時間半…。


二俣を過ぎて本沢を渡った右手、植林の大きな尾根の取り付きから本日はスタート。


そう!今日は「マルガヤ尾根」で鍋割の稜線まで歩いてみますね。
前回この尾根を歩いたのが忘れもしない、ちょうどあの大震災の3日前だったのですよ。
あの日も雪が残っていたな…。






見たまんま、取り付きから急な尾根。




植林の急斜面を過ぎれば、古い標石の立つ小ピークに。




ここから先は、ブナもある自然林の気持ちのいい尾根歩きがしばらく続きます。




しばらく進むと、朽ちた赤松が横たわる広い928のピークに着きます。
今日はこの尾根歩きを楽しむ!のがお目当てなので、ここでゆっくりと休憩。。。




右手をみれば大倉尾根がかなり高く見えます。あのあたりが金冷しかな…?
どうやら、あの稜線沿いへたどり着くのはまだまだ先のようです…。




馬酔木の下を抜けてしばらくは痩せた尾根を辿ります。
ここまでは思ったほど雪はありません。




痩せ尾根を過ぎたあたりから、なんだか滑りやすくて歩きにくい斜面がひたすら続くのですが、左手のガレ場に引き寄せられないように気を使いながら歩いていきます。
おまけにめちゃくちゃ!急なので、人間四駆状態にここでシフトチェンジしました。




その先は…いきなり開けます。
結構、このあたりがこのマルガヤ尾根のハイライトといえるのでは??




一見穏やかな平地のように見えますが、横から見ればこんなに斜めなのですね!
マルガヤ尾根は全体的に傾斜がきついため、登っている時はこのあたり緩~く感じるのですが…こう見ると全くそんなことないのですね!
そして、向こうに見える尾根は後沢乗越から鍋割山へ続く登山道ですよ~。




んで、その後ろからやっと富士山もお顔を出して下さいました。
この先、鍋割山までずっとこの富士山が道のお供になるのですが…ホントいつ来てもこの尾根は贅沢ですね。。。あの、悲惨な鍋割山の泥だらけ~!の登山道がウソのようですよ!




…とはいうものの、この先鍋割山稜までの道のりも本当に長~い!




疲れたら富士山!




「松に不二」!




尾根歩きから約2時間経ちました。。。やっと目指す稜線が見えて来ましたね!




そして、鍋割山稜から見下ろす相模湾も今日は春のようにキラキラしています。




振り返れば目の前に蛭ヶ岳も見えます。丹沢サイコ~!って感じですな。








鍋割山へと続く冬の登山道に木立。。。。




今日は富士山の手前に見えるあの鍋割山までにしようかな…?




…最後、鍋割山からのドロドロの下山道はやっぱり最悪~!!なのでした。あと、林道歩きも泣けてきますよ…花粉が酷くてずっとマスクを付けっ放しでした。。。。



*この尾根は一般登山道ではありません。充分な装備なしでの歩きはお薦め出来ません。



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華厳山と高取山に経ヶ岳を歩いてみる(の続き)~丹沢歩き~

2013-02-18 | 山(丹沢)

三等三角点と地元「西山を守る会」の皆さんの手で作られた高取山の標識。


麓のゴルフ場から華厳山へと上がり、ここ高取山まで足を伸ばしたら、Uターンを。


途中、有刺鉄線柵とともに、ここから先へヒトは立ち入りできません!の高取山採石場の看板が…。
これじゃケモノでさえ二度と入ることはできないでしょうね。




よくみると稜線沿いの木には、麓へと下る尾根を示すマーキングテープが所々に見られます。
ゴルフ場方向にこの尾根を下った先にはどうやらたくさんの石仏が山の裾野に点在しているとか…。
石仏は幕末、麓の松石寺が建立したそうで、「新四国八十八箇所石仏群」と呼ばれているそうです。
機会があればいま尚残る石仏を巡る山歩き!もなんだか楽しそうですね。


その先、煤ヶ谷高取山へと続く稜線分岐あたりで焚火で休憩中の7名程のハンターの方々と出会います。
鹿はあっちの山の方に現在逃走中かな…?





そして華厳山に戻ってきました。ここは頂上から少し先を入った「ヒオウギ広場」。
この明地も「西山を守る会」の方々が大切に手入れをしていらっしゃるんですって。




見晴らしのいい明るいヒオウギ広場。。。




ついつい下へと足は向いてしまい…。




アレヨアレヨと急な下りの植林地帯に突入…。




急斜面、わずかに判るケモノ道を頼りに斜め右方向へ進路を変えて谷間に入り…。




川底が凍結気味の谷間をそのまま下っちゃいました。




んで、最後はえん堤から脱出!
下のアスファルト道は半原越に続く法論堂林道。

結局、華厳山から北北東に続く尾根を使い、途中谷間の左岸を辿りここに着地したわけなのです。
本来なら華厳山から稜線沿いに経ヶ岳までいくはずが、ヒオウギ広場の広くて素敵!な感じに押し流されてそのまま一気に高度差200Mを落ちちゃいました。。。




んで、またまた230M登り返してあの正面に見える山のあたりまでいく羽目に。。。

当然、こんなとこ歩く人などいやしないし!
法論堂林道で聞こえてくるのは私のズルッズルッと引きずるような足音のみ…。
だってワタシ、、、実は。。。




今日もシーラックスライトなのよ~!

これって土どころかアスファルトの上、しかも上り坂だとライトとはいえやっぱり重くてさ~、まるでひとり強化合宿やってるようなんですよぉ~!
マジで後ろから車が来たら半原越までヒッチハイクプリーズしよう!と思ったくらいですから。。。


しかし、救いの手は誰からも差し向けられず無情にも半原越までひとり強化合宿の羽目に…。このあたり、雪は残り道路も凍結状態でしたね。

半原越から先は…言わずと知れたあのキツイ階段。
これを上がらなければ経ヶ岳へはたどり着けません。。。




そして、やっと頂上手前の見晴らしがいいベンチでお昼ごはんに。



ここから向かって右手に見えるは華厳山。いままさにあの頂上から真ん中にスジのように見える谷間の左岸沿いあたりをワタシ転げ落ちてきたのかな…?
そして、かなり遠回りをして、やっとここまで辿りついたってわけ。

そして、左手に見える幾分高いのがこれから登る経ヶ岳なのです。
見てのとおり本来なら華厳山のあの稜線沿いを下り、大たるみ(鞍部)をまた上がればよかったのですね…エヘヘ…(=^ェ^=)





最後の経ヶ岳北面には、まだ残雪がありましたよ。
でも私のシーラックスライトには物足りなかったですけどね。。。







と、いうわけで今回巡った約6時間のルートをあらためて…。


本厚木駅~上荻野バス停下車~大厚木カントリークラブ~大沢登山口~華厳山~高取山~華厳山(ヒオウギ広場)~法論堂林道~半原越~経ヶ岳~関東ふれあいの道~半僧坊バス停



追記:
その後わかったのですが、どうやら私が華厳山から尾根を下降して途中、法論堂林道に出た沢沿い近くの道は、古くは「荻野越」と呼ばれる生活道だったようで、私がお気に入りのHP「峠のむこうへ」にこの道が紹介されていました。華厳山と経ヶ岳間の大くだりを経てあっち側のヒトとこっち側のヒトが交流した、花嫁さんも通った路があったとは…。。。ちょっとした古道発見!なのでした(*^◯^)

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華厳山と高取山に経ヶ岳を歩いてみる(丹沢歩き)

2013-02-17 | 山(丹沢)
今日歩いた「山道」のほとんどは一応登山地図には載ってはいないものの、道中20人の団体さんにまで会っちゃった!くらいですから、マイナー道といえるかどうか…?
それでは出発なのです(。・_・。)ノ




まずは本厚木駅から半原行きバスで「上荻野」バス停下車。ちなみに降りたのは快晴の日曜日とはいえ、私ひとり…。



バス停前の浅間神社の鐘楼下でスパッツを履かせていただきふと上を見上げれば…。




ありゃ。こんなところに狛犬さんが!しかも、欄間とともにこれ相当なモノとお見受けしました!
…よくよく見ればこの神社、石の狛犬さんが社前に無いのですね。
だから代わりに鐘楼の柱上に…しかも4匹も!睨みをきかせていらっしゃったのでした。。。



その後登山口を目指してウダウダと民家を抜けていき、その先の細い裏路地を突きあたれば…。。。




いきなり、北海道かっ!
(…ゴルフ場です)




その先、ゴルフコースの突き当たりに高取山、華厳山、そして経ヶ岳への登山口(大沢登山口)はありまして、今回私は華厳山方面の登山道を歩くことにしました。





いきものや物もそうですが、人から常に愛情もって大切にされている道というのは、直接触れるとすぐにわかりますよね。
この道も地元有志の方々の手入れのおかげでとてもきれいにされていまして、歩きながら本当にありがたい気持ちになります。




華厳山へと続く尾根は自然林が続く明るい道。。。




あんな下の方にさっきの北海道も見えます…。




尾根が明るく楽しいと苦しさも半減されちゃいますよね。




いつの間にか華厳山から高取山への稜線レベル近くまで上がってきました。
この先、右手に植林を見ながらの急登に。




登りはじめて1時間。。。標高差400Mを上りきり、華厳山の頂上が見えてきました。




明るい華厳山山頂。
ここでバウムクーヘンとホットのコーヒーを頂いてから高取山へと足を延ばします。

…と、突然近くでパーン!!と銃声が。

登山口でも数人会いましたが、今日もこのあたりはオレンジ服着たたくさんのハンターの皆さんがビーグルくんたちと鹿を探して回っているのです。






アブラチャンの群生する道。。。





それにしても華厳山~高取山の稜線歩きはいつきても気持ちがいいですね!
このあたりで20名の団体さんらとすれ違いました。




遠くに雪の大山を望みながら…。



あっという間に三等三角点のある高取山に到着。
ここでまたまた、なんにも持たない普通のおじさんと、フツウにすれ違います。。。。が、


「すみません、大沢のゴルフ場ってどこのことですか?ゴルフ場に行きたいんですけど…」



('◇')?



「ゴルフ場?あの…じゃ、どうやってこの頂上までやって来たんですか?」

と一応聞き返すワタシ。。。



「桜ゴルフ場から車停めて道なりにやってきた」…と。


…(-_-)


桜ゴルフコースといえば…忘れもしない。。。
私、以前高取山から下山途中、入り込んだまさにこのコースから出られなくなり迷いに迷い~!挙句、キャディーさんのカートでクラブハウスまで保護されたイタイ思い出があるのですよ~!


これ、証拠写真ね↑



だから、ヘタなことは当然言えず、「来た道をまんま引き返したほうがいいですよ~」とだけ。。。


…しかし、車停めて道なりにって…まさかゴルフやりにきたのに迷ってここまで?なわけないですよね???



そんなこんなで、なんだか?モヤモヤしたまま私は再度、来た道を引き返して華厳山へと戻ることに。。。
そこから、今日は経ヶ岳まで上がりきりますよ~。




次回、(無駄に)続く。。。
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雷(イカヅチ)神社で大山詣で(丹沢歩き)

2012-12-25 | 山(丹沢)
マイナーだけれど変化があってなかなか楽しい伊勢原市のハイキングコース「天神尾根」を日向林道まで降りてきたところからの続き。。。

このコースはなんだか以前よりも道標や道が整備され、歩きやすくなっていた気がしました。
あっ、でもこの路、夏場はヒルと蜘蛛の巣地獄~!ですからくれぐれもお気をつけくださいね。

そして、日向林道(車道)からは大山方面へ歩を進めます🐾
今日は頂上には登らず、大山見晴台まで。。
年の瀬最後の大山詣でをしたいと思います。



右手に日向林道を見下ろしながら道をすこしショートカット。






植林のなかどんどん高度をあげていきます。
正面の美しい杉木立は「東芝の森」だそうです。





そのまま長い林道歩きが続きます。

途中、なんにも持たない普通のおじさんと普通にすれ違います。
じつは今日の山歩きですれ違ったはじめてのヒトなんですけど…😅

それにしてもなぜか山で「フツウ」って言葉はなんだか違和感ありよね。






4~50分ほど山沿いをうねるように辿る長い林道歩き。
確かに単調ですが、救われるのは谷側が開けているので、相模湾から大山までの景色を終始楽しむことができるため、飽きがきません。





いよいよ林道終点に到着。
突き当たりの柵を開けた先を少し降りていき、大杉を回り込みます。
このあたりは足元がかなりおぼつかない場所なので要注意⚠️






その先、大山雷神社の社はいきなり現れます。
こんな秘境のような場所に神様は鎮座しているのには、毎回びっくりなのです❗️





お宮の裏手に目を凝らすと、麓へと続く階段路があったことが僅かにうかがえます。
急登ながらも昔はきちんとした道で人が参拝していたのでしょうね。。
いまはきちんとそこを辿れるのは鹿くらいでしょうか…😑


はらはらと粉雪が舞ってきました。気温はちょうど0度❄️❄️





来た道を戻るには果てしなく時間もかかるため、お宮の横から続く急な尾根を上がっていくことにします。



見晴台のあずまやに出ました。



こうして、約4時間半のマイナー道散歩は終了。
さて、おうちに帰りましょうか…ケーブルカーでね!


*雷神社周辺はかなり急峻な地形で滑落の恐れがある危険な場所です。
装備のない山歩きはお勧め出来ません。




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