高尾の林道から駅への帰り道。
再び、この昆虫と出会うことができました。
それはオオミズアオ。
以前見たときと、ほぼ同じところに止まっているのは、
近くに、この虫の幼虫が好きな葉っぱがあるからなのでしょう。
私たち人間の眼からすれば、何ら変わらない風景でも、
もしそこから鳥や虫がいなくなれば、
やはり何かしらの変化が周りに生じたからなのです。
つまり、毎年「同じ虫が現れる」ということは、
虫たちが好む環境がうまく続いているから。
改めて、オオミズアオを近くで見てみると、
筆絵のようにとても繊細な触角に、
後ろの葉っぱが透けて見えるほどに朧げな白い羽を
持っていることがわかりました。
白い蛾。。。。
確かにオオミズアオは不思議な生き物です。