公園のケヤキの幹の股、めくれあがった樹皮の下に、イラガの仲間が蛹化していました。幹に接している部分は少なく、楕円体に近いので、アオイラガの蛹ではないかと思います。アオイラガは、ふつう、幼虫の食樹近くの地表やごく浅い地中で蛹化するといわれています。
1ヶ月ほど前、公園のケヤキの幹をたくさんのアオイラガの老熟幼虫が下りているのを見かけています。地面を歩いている幼虫もいました。1週間ほどして、そのあたりの地面を掻き起こしてみましたが、アオイラガの蛹は見つかりませんでした。ただ、素手で半袖という無防備な状態で作業をしたことから、おそらくはアオイラガの毒刺毛のせいで、しばらくは手や腕のいた痛痒がとれませんでした。
アオイラガは、幼虫だけでなく、繭の表面やその近くにも幼虫の毒刺毛が散乱しており、刺されると痛痒がとれないので注意が必要です。
アオイラガによく似たヒロヘリアオイラガは、樹木の太い幹に同じような繭を着けますが、やや扁平で、集合して着いていることも多いようです。
《アオイラガ?の繭 2012/10/02》
《アオイラガ?の繭 2012/10/02》