(7月上旬の観察記録です。)
クワの古木には、カミキリムシの脱出口がたくさん開いています。この穴を利用して営巣しているオオハキリバチなどを狙って、コウヤツリアブが飛び回っていました。ときどき、脱出口の入り口にとまり、中の様子をうかがっています。産卵のチャンスを待っているのです。
コウヤツリアブの幼虫は、ドロバチやハキリバチなどの幼虫の外部捕食寄生者です(『竹筒に巣をつくるハチ』より)。
《穴の縁にとまり中の様子をうかがうコウヤツリアブ 2014/07/02》
《コウヤツリアブ 2014/07/02》