(6月中旬の観察記録です。)
金剛堂山の東俣登山口から、未舗装の林道を山頂に向かって少しだけ歩いてみました。林縁にはササが生い茂っていて、キマダラヒカゲがときどき飛び出します。
キマダラヒカゲは、最近になってサトキマダラヒカゲとヤマキマダラヒカゲの2種に分けられた種で、「この両種は非常によく似ていて、…区別点があるが、どれも確実なものではなく、…すべての区別点を調べてみて、総合的な判断でどちらの種か判定」(『検索図鑑日本の蝶』)する必要があります。
ここで出会った蝶は、後翅裏面、赤丸内の3個の点の下の1個がずれていることなどから判断して、ヤマキマダラヒカゲではないかと思いますが、100%の自信はありません。
《ササの葉にとまるヤマキマダラヒカゲ? 2014/06/16》