今冬ウスバカマキリのものらしき卵鞘を見つけた神通川の河川敷で、歩道を歩きながらカマキリの姿を探すのも今回で3回目です。一度に30分ほどしか歩かないせいもあるのでしょうか、1頭のカマキリも見つかりませんでした
河川敷は風が強くて、写真を写すのに難儀しますが、この風にあおられて葉裏を見せたクズの葉に何か違和感を感じました。近づいてよく見ると、アオシャクの仲間のチズモンアオシャクがとまっていました。日陰では、翅の緑色の部分が葉の色に溶け込み、褐色の模様だけが目に入り、枯葉がへばりついているように見えます。
チズモンアオシャクはアシブトチズモンアオシャクとよく似ています(見分け方は、ウェブサイト『虫navi/チズモンアオシャク』参照)。http://mushinavi.com/navi-insect/data-ga_aosyaku_tizumon.htm
チズモンアオシャクの幼虫は、この河川敷にも生育しているガガイモなどです。
《クズの葉裏にとまるチズモンアオシャク 2017/09/09》
《クズの葉裏にとまるチズモンアオシャク 2017/09/09》