ウラギンシジミが、照葉樹の樹冠を舐めるように活発に飛んでいました。ときどき、何か(羽化したばかりの♀なのか?、食草なのか?)を探すかのように茂みの中にもぐりこみます。しばらくして日の当たった葉にとまりましたが、なかなか翅を開いてくれません。行動の様子から♂ではないかと思っていましたが、少しだけ開いた翅表はみず色で、♀でした。
ウラギンシジミ♀は、何故、幼虫の食草も成虫の餌も見当たらない(ように思える)照葉樹の樹冠にこだわっているのでしょうか?♂が照葉樹の樹冠で占有行動をとるのも、照葉樹の樹冠周辺で♀を確保する機会が大きいからでしょうか?
現場を確認したわけではありませんが、成虫は照葉樹の樹液や新葉につくアブラムシの蜜などを求めてやってきているのかも知れません。
《ウラギンシジミ♀ 2017/09/26》
《ウラギンシジミ♀(翅表が少しだけ見える) 2017/09/26》