師走にはいり、このブログで紹介できる生きものの写真のストックがなくなってきました。そこで、少々寒いものの今ごろとしては貴重な晴れ間に、ピクニック好きの妻を誘って、猿倉山森林公園方面に出かけました。
猿倉山森林公園のキャンプ場に行く前に、近くの寺家公園に立ち寄ります。小用のためトイレに入ると、壁や床に何種類かの蛾がいました。
床にとまっていたのは、焦げ茶色に白い紋がある特徴的な蛾だったので、調べればすぐわかると、シャチホコガ科に見当をつけ、ウェブサイト『みんなで作る日本産蛾類図鑑V2』のシャチホコガ科の成虫縮小画像一覧を何度か見ましたが、わかりません。それではと、ドクガ科も同じように成虫縮小画像一覧を何度か見ましたが、わかりません。
そこで、「初冬の蛾」で検索。出てきたウェブサイト『こんちゅう探偵団/初冬の蛾が出始めました!!』の最初に紹介されていた蛾、「ウスズミカレハ」がまさしくトイレにいた蛾でした。このサイトには「初冬に出現する蛾で、薄墨色の可愛らしいカレハガ。ヤマハンノキの多い低山地などで多く見られます。やはりこの蛾をみないと冬は訪れませぬ」と書かれていました。
また、ウェブサイト『北茨城周辺の生き物/ウスズミカレハ』には、「毛深い前足を前に出し腹端が外縁から覗いているので、シャチホコガ科の蛾と思ってしまいがちです。赤矢印で示したように後翅がはみ出しています。実は、このような特徴は,カレハガ科にもあるのです。」と書かれていて、なるほどと納得しました。
《トイレの床にとまっていたウスズミカレハ 2021/12/03》
《ウスズミカレハ 2021/12/03》