やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

ウスバフユシャク♂(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2021-12-30 17:43:14 | 昆虫類

4日前に積もった雪が半分ほど消え残っている公園を散歩しました。

ウスバフユシャクをよく見かけるソメイヨシノの木には、その姿がありませんでした。蘖や枯れ枝がきれいに整理され、病害虫防除のための薬散が行われるなど管理のきちんとされた公園ほど生きものの姿は少なくなります。この公園も、最近、きれいに管理されるようになってきたような気がします。

気を取り直して、そばにあるカリンの木を覗くと、3本のうち2本の幹に、ウスバフユシャクの♂がとまっていました。♀は見つかりませんでした。ウスバフユシャクの幼虫は、ソメイヨシノやリンゴなどバラ科植物の葉を食べるので、このカリンで発生したのだと思います。


《カリンの幹にとまっていたウスバフユシャク♂ 2021/12/29》


《カリンの幹にとまっていたウスバフユシャク♂ 2021/12/29》


《カリンの幹にとまっていたウスバフユシャク♂ 2021/12/29》

※ 雪の中、公園で目についた植物などを紹介します。
「葉書の木」、「郵便局」などとも呼ばれることのあるタラヨウは、赤い実を鈴なりにつけていました。

「ジュウガツザクラ」の名札が付けられたサクラは、数輪が寂しげに咲いていました。桜は、やっぱりこれから季節がよくなる春に満開に咲くのが元気をもらえていいのかな…。

マテバシイの根元近くに生えたサルノコシカケ(コフキサルノコシカケ?)には雪が積もっていました。

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ヒラタグモ(捕食)(富山市布市~横内)

2021-12-30 05:45:20 | クモ類

9月上旬の観察記録です。

ヒラタグモの巣がいくつもある北陸自動車道と交差する道路のトンネルを自転車で走っているとき、一つの巣に動きを感じました。引き返して、見上げると、巣から出たヒラタグモが獲物を糸で包み込んでいるところでした。

アップで写しましたが、ヒラタグモが捕まえていた獲物は、何だかよくわかりませんでした。

トンネルの壁面は、トンネルの作られた斜面の延長なので、斜面の地表を歩いていたいろいろな生きものが迷い込んできます。コンクリートの壁面は、草も生えていないので、そうした生きものの観察には絶好の場所。トンネルがあると、いつも、壁を見るために往復しています。


《獲物を捕まえていたヒラタグモ 2021/09/03》


《獲物を捕まえていたヒラタグモ 2021/09/03》


《ヒラタグモに捕まえられていた獲物 2021/09/03》

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