やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

オニヤンマ(羽化殻)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2022-07-24 04:32:47 | 昆虫類

公園の真ん中を横断する用水の桜並木のサクラの幹で、オニヤンマの羽化殻を2個見つけました。

オニヤンマの産卵などついて、ウェブサイト『ウィキペディア/オニヤンマ』の説明を引用します。
「…産卵が行われ幼虫が育つ水域は、巨大な体に似合わず、大規模な河川や湖沼ではなく、小規模で緩やかに水が流れあるいは入れ替わる小水域である。メスは適度な産卵場所を見つけると、体を立てて飛びながら、ストンと体を落下させるようにして水際ぎりぎりの浅い水底の柔らかい泥や砂の中に産卵弁を腹の先ごと何度も突き立てる動作を行う。泥に産卵弁が突き立った瞬間に、泥の中に産卵する。…」

この付近に、用水以外の水域はないようですが、この用水は、コンクリート張りの底面、コンクリートブロックの擁壁という構造で、水深20cm以上(田植え時などはその倍以上)の水が常時勢いよく流れています。とうてい、オニヤンマが産卵するような環境とは思えません。

また、以前に二度ほど、この用水縁の草むらの下など砂泥の少し溜まった場所を網ですくってオニヤンマのヤゴがいないか確かめたことがありますが、ヤゴは見つかりませんでした。用水の上をパトロールする♂や用水で産卵する♀を見かけたこともありません。

となると、ここで羽化するオニヤンマがどこの水域でヤゴの時代をすごしているのか、気になるところですが、きちんと確かめることもしていません。


《用水縁のサクラの幹に残されたオニヤンマの羽化殻 2022/07/15》


《用水縁のサクラの幹に残されたオニヤンマの羽化殻 2022/07/15》


《用水縁のサクラの幹に残されたオニヤンマの羽化殻 2022/07/15》


《用水縁のサクラの幹に残されたオニヤンマの羽化殻 2022/07/15》

※ 市立図書館から7月23日(土曜日)に借り出してきた本です(妻の借りた本が含まれています)。
   1 『オオカマキリ(科学のアルバム)』(森上信夫・著)
   2 『東京の美しい図書館』(立野井一恵・著)
   3 『大人への手順』(伊集院静・著)
   4 『人生百年の教養』(亀山郁夫・著)
   5 『ムスコ物語』(ヤマザキマリ・著)
  1と5とは借りるのが二度目の本、そのほかは富山市立図書館の新着図書案内から選んだ新しい本です。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スミナガシ(吸蜜)(猿倉山... | トップ | リンゴドクガ♂(寺家公園/富... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

昆虫類」カテゴリの最新記事