昼食後のひととき、テラスの椅子に座って「杜子春」のようにぼんやり庭を眺めていると(*)、大きさ10cmほどの緑色(と褐色)の少し太めの細長いものが、不意に、不器用に飛んできてエゴノキの梢近くにとまりました。
昆虫であることは確かなのですが何なのか想像がつかず、エゴノキの近くにいって見上げましたが、よくわかりません。見上げる茂みの葉陰ではっきりしませんが、カメラの望遠で写した映像を見るとカマキリです。「前脚の付け根がくすんだ黄色」なので、オオカマキリのようです。
どこから飛んできたのか、不可解です。
オオカマキリの♀は産卵のために腹部が大きく飛べないようなので、♂なのでしょうか。
《飛んできてエゴノキの梢にとまったオオカミキリ? 2024/11/05》
《飛んできてエゴノキの梢にとまったオオカミキリ? 2024/11/05》
《飛んできてエゴノキの梢にとまったオオカミキリ? 2024/11/05》
(*) 脳梗塞後遺症の構音障害のリハビリに、『声に出して読みたい日本語』を毎日少しづつ声を出して読むことにしています。この本に、芥川龍之介の「杜子春」の最初の数行がルビ付きで載せられているので、1週間に一度ほどは声を出して読んでいます。
「或る春の日暮れです。
唐の都洛陽の西の門の下に、ぼんやり空を仰いでいる一人の若者がありました。」
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