前回(2022/05/28)訪ねたとき、トイレでオオミズアオなどを見つけたので、「柳の下の…」を期待して朝早く立山山麓家族旅行村に出かけました。車で1時間ほどです。(ここはオニグルミの木が多いので、ひょっとして今回はあのムラサキシャチホコが見られるのではと期待していました。)
ところが、目指したトイレの入り口には虫影はゼロ。中も真っ暗です。せっかく朝早く出かけてきたのにガッカリです(まあ、70年余の人生、ほとんどはこんなことの繰り返しでしたが…)。時間もたっぷりあるので、気をとりなおして朝の林の中の園路を林縁の植物や路上に目配り?しながらゆっくり散歩です。
黄緑色の木の葉の上に大き目の(といっても1~2㎝)虫を見つけ、近寄ってみるとカメムシの幼虫でした。
帰宅して、ウェブサイト『昆虫エクスプローラ/虫の写真図鑑 Cyber幼虫図鑑/カメムシの幼虫図鑑 カメムシ科(23種類)』で調べると、アオクチブトカメムシの幼虫です。
アオクチブトカメムシは、金緑色に輝く美しいカメムシで、胸部の側角が鋭く尖っています。山地の樹上に生息し、太い口吻でガやチョウの幼虫を捕らえて体液を吸います。(ウェブサイト『昆虫エクスプローラ/アオクチブトカメムシ』参照)
《園路脇の葉上にとまっていたアオクチブトカメムシの幼虫 2022/06/10》
《園路脇の葉上にとまっていたアオクチブトカメムシの幼虫 2022/06/10》
なお、アオクチブトカメムシ(らしきもの)の成虫は、以前(2013/08/06)に、富山市営農サポートセンターで見ています。
《アオクチブトカメムシ? 2013/08/06》
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