玄関に置いたフウセンカズラの小さな花には、いろいろな虫たちが蜜を舐めにやってきます。黒くて腹に二本の黄色い帯があるオオフタオビドロバチもこの花の常連です。
ためしに、「君もファーブルに挑戦」(兵庫県立人と自然の博物館のウェブサイト『ハチとアリってどんな虫』)を参考にして、竹筒トラップを2組を作り、観察してみました。http://www.nat-museum.sanda.hyogo.jp/insect-museum/guide/sec-7_new.html
しばらくは、竹筒を利用した形跡はなかったのですが、8月22日に、オオフタオビドロバチが竹筒の入り口付近を泥でさかんに塗りこめているのに気づきました。
途中で巣作りが放棄された別の竹筒を割ってみると、オオフタオビドロバチの幼虫らしきものが、一番奥の部屋に入っていました。
《フウセンカズラの花の蜜をなめるオオフタオビドロバチ 2013/08/21》
《竹筒に作った巣の入り口を泥で塗り込めるオオフタオビドロバチ 2013/08/22》
《竹筒に作った巣の入り口を泥で塗り込めるオオフタオビドロバチ 2013/08/22》
《竹筒の端まで土で蓋をされたオオフタスジドロバチの巣 2013/08/26》
《別の竹筒の中のオオフタオビドロバチ?の幼虫 2013/08/22》