やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

スズメ(群れ)(富山市)

2024-12-21 06:21:06 | 鳥類

霙がぱらつく中、スーパーでの買い出しから戻り窓から外を見ると、裸になったエゴノキにたくさんのスズメがとまっていました。テラスに出て上を見上げると、向かい側の電線に今まで見たことのない数のスズメ、ざっと数えて30羽以上はいました。

我が家の庭の餌台の定員は4羽ほど。いつもやってくるのは、いくつかのグループに分かれて、多くても計10数羽くらいでした。近くにスズメの餌場のようなものはないのですが…。


《電線にとまるスズメの群れ 2024/12/19》


《電線にとまるスズメの群れ 2024/12/19》


《餌台のスズメ 2024/12/19》


《霙の降るなかフェンスで休むスズメ 2024/12/19》


《霙の降るなかフェンスで休むスズメ 2024/12/19》

 

※ スズメ(雀)の俳句

 図書館から借りてきて読んでいる『心を軽やかにする小林一茶名句百撰』(齋藤孝・著)に、スズメの句がいくつか出ていたので、紹介します。
  「雀の子 そこのけそこのけ 御馬が通る」
  「我と来て 遊べや 親のない雀」
  「雀子が ざくざく浴びる 甘茶哉」
  「しょんぼりと 雀にさへも まま子哉」
  「親雀 子を返せとや 猫を追う」
  「雀子を 遊ばせておく 畳哉」
  「ひよ子から 気が強い也 江戸雀」
  「さあござれ 爰迄ござれ 雀の子」

 ついでに、『カラー図説日本大歳時記』にとりあげられていたスズメの句の一部も紹介します。
  新年 初雀  「初雀 翅(つばさ)ひろげて 降りにけり」 (村上鬼城)
         「初雀 天地に湧きて あたたかし」     (渡辺桂子)
  春  雀の子 「飛びかはす やたけ心や 親雀」      (与謝蕪村)
         「いそがしや 昼飯頃の 親雀」       (正岡子規)
     雀の巣 「藁さがる けふは二筋 雀の巣」      (高浜虚子)
  夏  夕立  「夕立や 草葉を掴む むら雀」       (与謝蕪村)
  秋  稲雀  「稲雀 茶の木畠や 逃げ処」        (松尾芭蕉) 
  冬  寒雀  「天餌足りて 胸づくろひの 寒雀」     (中村草田男)


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