やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

頼成の森のキノコ(13)アラゲカワキタケ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2016-06-30 06:19:39 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。

アラゲカワキタケは、ヒラタケ科カワキタケ属のキノコで、春から初夏にかけて広葉樹の倒木や枯れ木、切り株などに群生します。傘の表面は粗毛に密に覆われ、初め饅頭形でその後開いて漏斗形になります。肉は強靭で、食用にはなりません。(『カラー版きのこ図鑑』参照)

頼成の森では、当時、カシノナガキクイムシの被害を受けたコナラがあちこちで伐倒されていました。

《コナラの伐倒木に発生したアラゲカワキタケ 2009/06/19》

《コナラの伐倒木に発生したアラゲカワキタケ 2009/06/19》


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