昨日(2024/05/17)の夕方、テラスで寛いでスズメを眺めていると、カッコウの鳴き声が聞こえてきました。今年初めて聞くカッコウの鳴き声です。
このあたりでは、毎年5月の下旬になるとカッコウの鳴き声がしだします。
今朝(2024/05/18)、庭に水遣りをしていると、遠くでカッコウの鳴き声が聞こえ始め(5時30分ころ)、しばらくすると我が家の近くから鳴き声が聞こえだしました。あたりを眺めると、向かいの住宅の向こう側、通りを一つはさんだところの電線にカッコウがとまって、さかんに鳴いていました。遠く離れていましたが、記録にと写真に撮りました。
後で写真を拡大してみると、背中からアンテナのようなものが出ています。
カッコウの発信機などについては、ウェブサイト『週刊長野2024年5月11日掲載「私の歩み18 カッコウの複雑な繁殖生態」(中村浩志)』に次のように説明されていました。
「1986(昭和61)年…捕獲したカッコウに発信機を装着して行動を追跡…千曲川で雄がさえずっている地域は、それぞれ限られていましたが、個体ごとのさえずっている地域は、互いに大きく重なり合っていました。千曲川では雄同士の争いが盛んに観察され、強い雄と弱い雄がいることが分かりました。争いの勝率が80%以上の強い雄は、雌が集まる河川敷内の林のある場所を中心に狭い範囲でさえずり、強い雄同士がさえずる範囲は互いに重なることなく、その範囲から別の雄を追い出す行動をしていました。強い雄は縄張りを持っていたのです。…」
今回見かけた発信機?が、中村さんにより1986(昭和61)年に取り付けられたものであるはずがありませんが…。
《電線にとまって鳴くカッコウ 2024/05/18》
《電線にとまって鳴くカッコウ(背中に発信機のアンテナのようなもの) 2024/05/18》
《電線にとまって鳴くカッコウ(背中に発信機のアンテナのようなもの) 2024/05/18》
※ 『自宅前の電線にとまる鳥(2024)』
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