やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

シマヘビ(幼蛇)(死体)(富山市営農サポートセンター)

2016-05-16 03:45:20 | 爬虫類

アスファルト舗装された園路の上に、小さなヘビが不自然な様子で丸まっていました。近づくと、シマヘビの幼蛇で、既に死んでいました。

シマヘビは成長すると、ふつう名前のとおり4本の黒い縦縞模様が入りますが、幼蛇には黒い縦縞模様はなく、、赤褐色の横縞が入ります。また、4-5月に交尾し、7-8月に4-15卵を産むようですが、昨年に生まれた個体とすると、10か月ほど経っているのにまだこの大きさ(大きさは測りませんでした)なのでしょうか?(ウェブサイト『ウィキペディア/シマヘビ』参照)。 

《アスファルトの園路上のシマヘビ幼蛇の死体 2016/05/14》 

 《アスファルトの園路上のシマヘビ幼蛇の死体 2016/05/14》

《シマヘビ幼蛇の死体の頭部の模様 2016/05/14》

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コチドリ(水浴び)(富山市)

2016-05-15 17:44:00 | 鳥類

仮設駐車場の水たまりで、コチドリが水浴びをしていました。この同じ水たまりで、ハクセキレイが水浴びしたりツバメが巣作りのために土を取ったりしています。

《コチドリが水浴びしていた水たまり 2016/05/12》 

《水浴びするコチドリ 2016/05/12》

《水浴びするコチドリ 2016/05/12》 

《水浴びを終え羽繕いするコチドリ 2016/05/12》 

 

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ヒメウラナミジャノメ(富山市婦中ふるさと自然公園/富山市[婦中町]新町)

2016-05-14 03:45:14 | 昆虫類

ジャノメチョウの仲間は、薄暗い所を好むイメージがありますが、ヒメウラナミジャノメは林縁部の草地などの日なたを好み、花にもよく訪れます。 

《ヒメウラナミジャノメ 2016/05/08》

《ヒメウラナミジャノメ 2016/05/08》

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キクスイカミキリ(富山市堀)

2016-05-12 03:19:59 | 昆虫類

今年確認し、写真に撮りたいと思っていたカミキリムシの仲間が4種います。「スギカミキリ」、「キクスイカミキリ」、「ホシベニカミキリ」、「ラミーカミキリ」です。スギカミキリについては、出現時期に多忙だったため外にあまり行けず、昨年?の1死体を確認できただけだったので、今後は平地より気温の低い少し標高の高い所で探してみたいと思っています。

次の目標がキクスイカミキリです。ヨモギは身近に生えている雑草なので、春先から注意して見ていました。近くの地鉄上滝線の線路沿いに生えたヨモギの群落に、キクスイカミキリが産卵したため先端近くが萎れ始めたものがたくさんあったので、キクスイカミキリを探しました。意外と簡単に葉陰に潜む2頭のキクスイカミキリを見つけました。思ったより小さくて、飛ぶと蚊程度の感じです。

キクスイカミキリは、体長6~9㎜の小さなカミキリムシで、ふつう胸に赤い紋があります。成虫はヨモギなどキク科植物の茎を食べます。♀は、夜間から明け方にかけて茎の上部2か所にかみ傷を入れ、この間に産卵します。産卵場所より上は萎れたり折れたりして目立ちます。幼虫は茎を食べ進んで根の部分で蛹化、秋には羽化しますがそのまま越冬して翌春に出てきます(『日本産カミキリムシ検索図鑑』参照)。 

《キクスイカミキリを見つけた線路沿いのヨモギ群落 2016/05/10》

《キクスイカミキリに産卵され茎の上部が枯れたヨモギ 2016/05/10》

《キクスイカミキリに茎の上部2か所にかみ傷を入れられたヨモギ 2016/05/10》 

《ヨモギの茎の上部にとまるキクスイカミキリ 2016/05/10》

《ヨモギの葉にとまるキクスイカミキリ 2016/05/10》 

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カワトンボ(富山市婦中ふるさと自然公園/富山市[婦中町]新町)

2016-05-11 06:36:18 | 昆虫類

カワトンボの分類は、先天的に分類センスに問題がある自分には難しくて、何とも理解できません。

ウェブサイト『神戸のトンボ/トンボ成虫標本箱リスト/カワトンボ科/ニホンカワトンボ』)によると、少し前まで、カワトンボ属は、一般的にニシカワトンボ,ヒガシカワトンボ,オオカワトンボの3分類群(研究者によって,1種で3亜種に分類,ニシオオカワトンボとオオカワトンボの2種とニシカワトンボの亜種としてヒガシカワトンボ1亜種など,研究者によってさまざま)に分けられていましたが、最近のDNAを使った系統学的研究によって、若干の例外を除いて、ヒガシカワトンボとオオカワトンボが同一種、オオカワトンボ Mnais costalis としてまとめられ、その後、日本蜻蛉学会の標準和名検討委員会においてこれらの和名が改められ、オオカワトンボをニホンカワトンボ,カワトンボをアサヒナカワトンボと称するようになりました。結論的には、おおざっぱに言って、以前のオオカワトンボとヒガシカワトンボがニホンカワトンボに、ニシカワトンボがアサヒナカワトンボに改称されたと考えればよいようです。

ここで見かけた橙色翅型カワトンボは、前縁沿いに不透明な部分が広く広がっているので、ニホンカワトンボとしてよいようです。

《前縁沿いに不透明な部分が広がっているカワトンボ 2016/05/08》

《透明翅型のカワトンボ 2016/05/08》 

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ヤマトゴキブリ(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2016-05-10 04:24:38 | 昆虫類

スギの樹皮下にヤマトゴキブリ(2♂、1幼虫)が潜んでいました。ヤマトゴキブリは雑木林などに棲み人家にも侵入する在来種のゴキブリで、♂はクロゴキブリに似ていますが、♀は翅が短く腹部の後半がむき出しになっています。

昆虫は一般的に好きですが、何故かガ(蛾)とゴキブリはどうも苦手です。しかしゴキブリについては、当時の仕事の関係でコワモンゴキブリやワモンゴキブリなどを大量に捕獲、調査した経験から、だいぶ免疫ができてきています。

《スギの樹皮下に潜んでいたヤマトゴキブリ♂と幼虫 2016/05/08》

《スギの樹皮下に潜んでいたヤマトゴキブリ♂ 2016/05/08》

《スギの樹皮下に潜んでいたヤマトゴキブリの幼虫 2016/05/08》

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ギンヤンマ(羽化)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2016-05-09 07:59:48 | 昆虫類

昨日投稿したブログの内容(クロスジギンヤンマの羽化殻)が気になり、2016/05/08の早朝、クロスジギンヤンマが羽化している状況を確認しに出かけました。池の周りを一巡したときは羽化殻が1個見つかっただけでしたが、2巡目にカキツバタの葉叢の陰で羽化したばかりのヤンマを見つけました。予想に反し、ギンヤンマでした。

ギンヤンマの羽化殻は「下唇側片内葉片の先端外縁がほぼ直角に曲がっていることで区別でき…他の種はいずれもゆるやかに曲がってい」ます(ウェブサイト『神戸のトンボ/トンボ標本箱・羽化殻/ヤンマ科/ギンヤンマ属/ギンヤンマ』)。この日採集した2個の羽化殻について、 「下唇側片内葉片の先端外縁」を見ると、「先端外縁がほぼ直角に曲がっている」ようには見えません(下の写真では小さくてよく見えませんが…)。このうち一つは羽化したばかりのギンヤンマが摑まっていたものです。よくわからなくなりました。機会を作って、きちんと調べ直したいと思います。

《カキツバタの葉に摑まって羽化したばかりのギンヤンマ 2016/05/08》 

 《カキツバタの葉に摑まって羽化したばかりのギンヤンマ 2016/05/08》

《羽化殻の下唇側片内葉片 2016/05/08》

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クロスジギンヤンマ(羽化殻)(富山市営農営農サポートセンター/富山市月岡町)

2016-05-08 04:16:27 | 昆虫類

公園の池の縁に伸び出したキショウブの葉に、クロスジギンヤンマの羽化殻がありました。クロスジギンヤンマとしましたが、羽化殻をきちんと調べた訳ではありません。この池でギンヤンマの羽化殻を確認したのは、2013年では7月8日以降、2014年では6月5日以降だったので、5月5日ならクロスジギンヤンマだろうと思ったのです。

トンボというと、夏から秋にかけての昆虫のようなイメージですが、『富山県のトンボ』によると初見日が5月上旬以前のトンボが86種のうち29種(約33%)もいます。この報告書では、クロスジギンヤンマ、ギンヤンマともに4月中旬から見られるとされています。 

《クロスジギンヤンマの羽化殻 2016/05/05》

《クロスジギンヤンマが羽化する池 2016/05/05》

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ムクドリ(採餌)(富山市堀)

2016-05-05 22:32:03 | 鳥類

連休中に田起こしされ、水が張られた水田で、ムクドリが餌を採っていました。下段の写真は、アマガエルを捕えているように見えます。

《田起こしされ水が張られた水田で採餌するムクドリ 2016/05/05》 

《田起こしされ水が張られた水田で採餌するムクドリ 2016/05/05》 

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ヒメスギカミキリ(上堀八幡宮/富山市堀)

2016-05-04 06:16:58 | 昆虫類

神社境内のスギの木で、何度かスギカミキリを探していますが、脱出口らしきものはあるもののスギカミキリは見つかりません。

この日もスギカミキリはいませんでしたが、数頭のヒメスギカミキリがスギの幹を歩き回っていました。なかには、交尾しているペアもいました。

 

《スギカミキリのものと思われる脱出口 2016/04/26》

《スギの幹の上を歩き回るヒメスギカミキリ♂ 2016/04/26》

《スギの幹の上を歩き回るヒメスギカミキリ♂ 2016/04/26》

《スギの幹の上を歩き回るヒメスギカミキリ♂ 2016/04/26》

《交尾するヒメスギカミキリ♂♀ 2016/04/26》

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ホシハラビロヘリカメムシ(富山市)

2016-05-03 06:36:23 | 昆虫類

家の壁に、茶褐色のカメムシがとまっていました。前翅にある一対の小黒点が特徴のホシハラビロヘリカメムシです。このカメムシはクズなどマメ科植物を好みます。

《家の壁にとまるホシハラビロヘリカメムシ 2016/04/27》 

 《家の壁にとまるホシハラビロヘリカメムシ 2016/04/27》

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ヤモリ(上堀八幡宮/富山市堀)

2016-05-02 19:17:28 | 爬虫類

スギカミキリのいそうなスギの樹皮をめくると、体長5㎝ほどのヤモリの幼体が跳びだしました。

《ヤモリの幼体が潜んでいたスギの樹皮下 2016/04/26》

《スギの樹皮下に潜んでいたヤモリの幼体 2016/04/26》

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ナミテントウ(交尾)(富山市堀)

2016-05-02 06:05:26 | 昆虫類

路傍の遊休農地に生えたカラスノエンドウ(ヤハズエンドウ)で、ナミテントウが交尾していました。カラスノエンドウの托葉には蜜腺がありアリマキが集まってきているので、食べにきています。

ナミテントウは色や斑紋に変化が多く、色では赤色や橙色、黒色など、紋ではないものから20個ほどあるものまでいます。

以前、頼成の森で越冬している715頭のナミテントウの色や斑紋を調べたことがありますが、そのときは二紋型(黒地に赤や橙色の紋、下の写真では♀の方)が74.2%を占めていました。 

《交尾するナミテントウ 2016/05/01》

《交尾するナミテントウ 2016/05/01》

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クロスジギンヤンマ(富山市[大沢野町]寺家)

2016-05-01 04:28:17 | 昆虫類

枯草の中に緑が目立ち始めた小さなため池の土手を歩いていると、足元から弱々しく大型のトンボが飛び立ち、近くのヨシの枯れ茎にとまりました。クロスジギンヤンマで、近くには羽化殻もありました。クロスジギンヤンマの成虫は、「5~6月を中心に4月中旬から10月上旬の記録」(『富山県のトンボ』)があります。 

《ヨシの枯れ茎にとまる羽化直後のクロスジギンヤンマ 2016/04/29》

※ 車の中からの一瞬の観察なので自信はありませんが、旧大沢野町郊外の水田地帯で、ウスバキトンボのようなトンボが飛ぶのを見かけました(2016/04/30)。『富山県のトンボ』によると、「成虫は、7~10月を中心に4月下旬から11月中旬の記録」があります。

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