枯草の中に緑が目立ち始めた小さなため池の土手を歩いていると、足元から弱々しく大型のトンボが飛び立ち、近くのヨシの枯れ茎にとまりました。クロスジギンヤンマで、近くには羽化殻もありました。クロスジギンヤンマの成虫は、「5~6月を中心に4月中旬から10月上旬の記録」(『富山県のトンボ』)があります。
《ヨシの枯れ茎にとまる羽化直後のクロスジギンヤンマ 2016/04/29》
※ 車の中からの一瞬の観察なので自信はありませんが、旧大沢野町郊外の水田地帯で、ウスバキトンボのようなトンボが飛ぶのを見かけました(2016/04/30)。『富山県のトンボ』によると、「成虫は、7~10月を中心に4月下旬から11月中旬の記録」があります。