河川敷に設けられた歩道の脇のガガイモの葉に、橙色に黒色の模様が目立つカメムシの幼虫が群れていました。ウェブサイトなどを探していると、どうやらジュウジナガカメムシの幼虫のようです。写真を撮ろうと近づくと、バラバラに逃げてしまい、写真に最初に見た感じはでていません。
同じようにガガイモ科などに集まるヒメジュウジナガカメムシとよく似ているようなので、種名は(?)です。
《ガガイモの葉に群れるジュウジナガカメムシ?の幼虫 2017/09/23》
河川敷に設けられた歩道の脇のガガイモの葉に、橙色に黒色の模様が目立つカメムシの幼虫が群れていました。ウェブサイトなどを探していると、どうやらジュウジナガカメムシの幼虫のようです。写真を撮ろうと近づくと、バラバラに逃げてしまい、写真に最初に見た感じはでていません。
同じようにガガイモ科などに集まるヒメジュウジナガカメムシとよく似ているようなので、種名は(?)です。
《ガガイモの葉に群れるジュウジナガカメムシ?の幼虫 2017/09/23》
庭のテラスで、カナヘビの幼体が日光浴をしていました。自宅の庭でカナヘビを見るのは、初めてのことです。
家庭菜園の害虫退治にたいへん役立つカナヘビですが、家族が非常に嫌がるので、遠くの草原に離してきました(どこからやってきたかはわかりませんが、また別の個体が庭にやってくる可能性は大きいと思います)。
《テラスで日光浴をするカナヘビ 2017/10/04》
《テラスで日光浴をするカナヘビ 2017/10/04》
地下道の壁面に何か黄色いものが付いていました。近づいて見ると、鮮やかな黄色をしたキタキチョウがとまっていました。
最近、富山県でもツマグロキチョウが確認されているようなので、黄色いチョウを見かけると気になります。写真のチョウは秋型で、
① 後翅裏面の中央に黒い横線がない
② 後翅裏面が鮮やかな黄色
であることなどから、キタキチョウでした。
《地下道の壁面にとまるキタキチョウ 2017/10/10》
《地下道の壁面にとまるキタキチョウ 2017/10/10》
散歩コースの歩道脇の擁壁に、ホウジャクの仲間の蛾がとまっていました。
いつものように写真をもとに絵合わせなどをしてホシホウジャクとしましたが、全体が茶褐色のものは似た種が多くて識別がむずかしいようなので、特に自信があるわけではありません。
《コンクリートの擁壁にとまるホシホウジャク 2017/10/07》
《コンクリートの擁壁にとまるホシホウジャク 2017/10/07》
天気がよいときは、リハビリを兼ね、犬といっしょに地鉄の線路と立体交差する地下道(アンダーパス)を往復しています。往復で1200歩ほどの散歩です。
このルートはコンクリートとアスファルトに囲まれていますが、ときどき生きものやその死体が落ちているので、下を向いて歩いています。(雲にも興味があるので、空を見上げて雲の写真も撮っています。)
この日に見かけたのは、小さな蛾、カクモンヒトリでした。カクモンヒトリに特徴的な黒い紋は、個体差が大きいようで、この蛾は黒い紋が大きくて数も多いものでした。
《歩道にとまっていたカクモンヒトリ 2017/10/04》
《歩道にとまっていたカクモンヒトリ 2017/10/04》
《2017/10/04午後3時ころの空》
今でもオオスズメバチがたくさん集まってきている樹液に、クロヒカゲもやってきています。
クロヒカゲは、林床にササの多い暗い雑木林や針葉樹林内でよく見かけるチョウで、ここで9月11日に確認したスミナガシ、9月26日に確認したサト(?)キマダラヒカゲと同じく、ここでは発生していないように思えますが…。
《樹液にやってきたクロヒカゲ 2017/10/08》
《樹液にやってきたクロヒカゲ 2017/10/08》
杭の上でノシメトンボが交尾していました。
翅の先が褐色の赤トンボは何種類かいますが、胸側面の黒い筋(下の写真で黄色丸)で見分けられます。ノシメトンボは、黒い筋が翅の付け根に届きます(『日本の昆虫1400②』参照)。
《交尾するノシメトンボ 2017/10/08》
《交尾するノシメトンボ(黄色丸部分は胸側面の黒い筋) 2017/10/08》
花が咲き終わり、替わって伸び始めたヒガンバナの葉を、見慣れない芋虫が食べていました。橙黄色の頭、黒い体に白の特徴的な模様をしています。ウェブサイトで調べると、ハマオモトヨトウの幼虫のようです。
ハマオモトヨトウは、ウェブサイト『みんなで作る我類図鑑V2』によると、幼虫はハマオモトやヒガンバナ、アマリリス、タマスダレ(ヒガンバナ科)につくようで、勢力拡大中の模様とのことです。分布は本州,四国,九州,種子島,屋久島で、本州四国九州で記録が確認されているのは神奈川、千葉、岐阜、佐賀とありました。ウェブサイト『富山県産蛾類博物館』にはまだ掲載されていないようなので、富山県内でも急速に分布を拡大しているのかも知れません。
いずれにしても、ヒガンバナばかりでなくスイセンなどヒガンバナ科の園芸植物も食害されるので、我が家の庭で見つけたら処分するつもりです。(同じように庭のニンジンやパセリなどを食害するキアゲハの幼虫など蝶の幼虫は、何故かなかなか処分できず、好き放題に食い荒らしてどこかで蛹になってしまいます。)
《ヒガンバナの葉を食べていたハマオモトヨトウ 2017/10/06》
《ヒガンバナの葉を食べていたハマオモトヨトウ 2017/10/06》
白っぽい蛾が足元から飛び出して、プラ鉢にとまりました。
似た種が多い白色のツバメエダシャクの仲間は、顔をみるとほぼ判別できるようですが、足場のよくないところにとまっていたので顔は写っていません。
いくつかのウェブサイトを参考に、判断してみました。
ノムラツバメエダシャクは、山地上部~亜高山に多い種なので、除外。
ヒメツバメエダシャクは、後翅横線が外縁に平行し中央付近で大きく曲がるので、これも除外。
コガタツバメエダシャクは、尾状突起が短いので、これも除外。
フトシジツバメエダシャクは、これも尾状突起が短いので、除外。
シロツバメエダシャクは、前翅の2本の帯の間にさざ波がなく真っ白なので、これも除外。
ということで、写真の蛾はウスキツバメエダシャクではないかと思います。名前のように、後翅の外縁部が黄色味を帯びているように見えます。
《プラ鉢にとまるウスキツバメエダシャク? 2017/09/30》
※ 10月2日にパソコンが動かなくなりました。いろいろ試みましたが結局はダメでした。今日、新しいパソコンを購入、半日がかりでなんとか立ち上げましたが、Windows10は使い勝手がだいぶ違います。固い頭には、慣れるまで時間がかかりそうです。
犬と朝の散歩をしていると、路上を黒っぽいものが動いていました。近づいてよくみると、ケラでした。ケラは、今年の7月に我が家の庭でも目にしていました。http://blog.goo.ne.jp/1948goodspring/d/20170704
年金暮らしで懐具合にゆとりがない「おけら」状態の私にとって、ケラ(螻蛄)との出会いは因縁なのかも知れません。
《路上を歩いていたケラ 2017/09/30》