ベートーヴェン
交響曲第3番「英雄」
指揮…ムーティー
演奏…ウィーンフィル
好み度…5(5点満点)
やっぱりウィーンフィルとこの曲は合うなぁ、と思う。
独特の気品と重みを漂わせた響きはこの曲に艶と深みと風格ある大曲感を与えるようであり何とも心地よく上質。
楽団150年という記念の年の本拠地でのライブということもあってか、程よい熱と力も加わってこれもよい雰囲気をつくっているように思う。
第2楽章なんかは結構重く大きいし、終楽章は風格ある響きに熱気も乗せてなかなかに力強い。
ムーティのややゆったりめにテンポをとって一音一音を心持ち長めに謳うようなところも、この演奏にゆったりした大きさを与えているのかもしれない。
このころのムーティとウィーンフィルは結構密接な関係にあったということもあってか、楽団員もストレスなく集中して心地よく鳴らしているような、どっしりした安定感と艶を感じさせつつ、伸びやかにおおらかでスケール感を持った心地よい音を響かせている。
ムーティとフィラデルフィア管との盤は「しかっりよく鳴って華やかだが特に感銘は…」といった印象だったが、ムーティの円熟なのかオケの違いなのかライブということがよいほうに作用したのか、この盤では艶と深みと大きさとを心地よく聴かせている。
交響曲第3番「英雄」
指揮…ムーティー
演奏…ウィーンフィル
好み度…5(5点満点)
やっぱりウィーンフィルとこの曲は合うなぁ、と思う。
独特の気品と重みを漂わせた響きはこの曲に艶と深みと風格ある大曲感を与えるようであり何とも心地よく上質。
楽団150年という記念の年の本拠地でのライブということもあってか、程よい熱と力も加わってこれもよい雰囲気をつくっているように思う。
第2楽章なんかは結構重く大きいし、終楽章は風格ある響きに熱気も乗せてなかなかに力強い。
ムーティのややゆったりめにテンポをとって一音一音を心持ち長めに謳うようなところも、この演奏にゆったりした大きさを与えているのかもしれない。
このころのムーティとウィーンフィルは結構密接な関係にあったということもあってか、楽団員もストレスなく集中して心地よく鳴らしているような、どっしりした安定感と艶を感じさせつつ、伸びやかにおおらかでスケール感を持った心地よい音を響かせている。
ムーティとフィラデルフィア管との盤は「しかっりよく鳴って華やかだが特に感銘は…」といった印象だったが、ムーティの円熟なのかオケの違いなのかライブということがよいほうに作用したのか、この盤では艶と深みと大きさとを心地よく聴かせている。