得さんのページ

喜多方発・・・蔵の街の地域情報を主に発信します。観光・歴史・文化・催しその他等。

喜多方発・文化財的、内裏雛リクエストに応えて。

2009-03-09 15:36:18 | Weblog
蔵の街、喜多方から、晴天に恵まれて暖かい一日です。友達の寄り合いがあり市内関柴町上高額へ行っての帰り道、小田付き(南町)を通ります。旧油屋さんの蔵の前を通ったら声を掛けられました。
「ひなの蔵めぐり」は終わったのですが、本日は団体さんの見学があったので特別に開けたそうです。明日はお雛様も収納するそうです。

2月12日の私のブログに本日の画像が挿入してありますが、背面が暗かったのです、本日は金屏風仕立てで写してあります。先日のブログのプリントを下さいと言うご希望ですので再度おなじ文面で投稿します。 2月12日のブログです。

昨日は祝日で大勢のお客様でまちなかは賑わいました。私は小田付き、南町の蔵テラス(旧油屋)渡部家店蔵に出向きました。先日も書きましたが、年代物の雛人形が陳列してあります。なんと3時に店を閉めるまで一度も人の出入りが絶える事がありませんでした。ほんとうに嬉しい悲鳴です。
訪れる方は市内の方が多いのですが、小原酒造さんや、金忠さん、あづまさ・さん等の店へ寄った方が紹介されて大勢のお客様が見えました。県内外です。会津若松からの女性の方は、二ヶ所も蔵座敷を見学したの初めてですと言ってました。若松は喜多方に次いで蔵の多い街です。

その渡部家に展示してある内裏雛の一組に本日の画像のお雛様があります。
よくぞこれまで耐え抜いたと思われる姿ですが、まだまだ内裏雛の風格が漂ってます。勿論、江戸時代のお雛様です。この横に元治元年の内裏雛が陳列して在りますが衣装から、頭、飾りまで完全な姿です。色合いもしっかりしてますが、それと比べてもこの内裏雛は保存の状態にもよりますが、数十年は遡る作品だと思います。
当時の姿を想像するのは難しいのですが、女性の衣装は十二単で残ってますが、男性の方は、下の袴の部分が消滅してます、内部の体躯が露出してますが、上半身の衣装から当時を想像できます。顔はあまりほそながくない・うりざねがお・とはチョットちがう丸みをおびています。目・鼻・口・は細く小さく描かれて男女とも髪の毛が有りません。墨で綺麗に描いてあります。髪の毛は頭に墨で描いてその上に髪の毛を貼り付けるようですが、・・半分剥げたのが数体ありますが・・この内裏雛にはどう観ても貼り付けた跡のような痕跡がありません。経年劣化でこうなったのでしょうか?
やはり髪の毛があり、お飾りが載っていたのに現在の姿になってしまったのでしょうか・・じつにミステリーなお雛様です。15日まで蔵テラス旧油屋で陳列してます、どうぞ皆さんお揃いでおいで下さい。

今朝の新聞・地用版には全面広告2ページにわたり・蔵のまち・喜多方の冬まつり・各催が詳細に掲載されてます。14日~15日のそばフェスタから21日~22日のラーメンフェスタまで、どうぞ皆さんお待ちしてますお揃いでおいで下さい。

本日のブログは2月12日のブログをプリントの為に画像を鮮明にして再度投稿したものです。 あしからず・お許し下さい。