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喜多方発・・・蔵の街の地域情報を主に発信します。観光・歴史・文化・催しその他等。

喜多方発・彼岸獅子頭をアップ。

2009-03-20 15:50:22 | Weblog
蔵の街・喜多方から、朝まで強い雨が降っていました。屋根を叩く音がしていましたが9時ごろには雨も上がり晴天です、 風が強いので花粉がかなり飛んでいます。 マスクをしても目に入ります、外出を控えればいいのですがそうもいきません。 例年以上に花粉が飛んでいると思われます。

お彼岸の中日、春分の日です。彼岸会・ヒガンエ平安初期に朝廷で行われた仏事が江戸時代には庶民の間に年中行事化したのが、現在のお彼岸の行事なそうですが、地方により、更に土地土地で多少は違うようです。
墓地や墓石も時代によって、地方によって違うようで気候の影響もあり、積雪地帯と南国でも違うようです。

本日の画像も先日の続きで彼岸獅子ですが、特別にお願いをして、獅子頭のアップを写させたもらったのが、この画像です。獅子の面を被る後ろの青年と比べてください。
かなり大きな面です、そしてかなり重いのです。だから連続して30分~1時間も舞うことは出来ません。途中で必ず休憩を入れます。先日も書きましたが9月に舞う時は暑くて大変なのでウチワの係りが付き風を送りながらの演舞になります。

三匹の獅子にはそれぞれに「太夫」と雄・雌・がありますが、本日の獅子頭は太夫です。つまりこの獅子団のリーダーです。
能・狂言・浄瑠璃やその他の諸芸でも上位にある者を太夫と呼んだようです。

江戸時代の遊女にも吉野太夫とか高尾太夫など皆さんも聞いた事があるとおもいます、いろんな使われ方があります。

太夫も元は中国から来た官制の名で我が国にきてこうしていろんな使われ方になったようです。

本日は彼岸獅子の獅子頭「太夫」でした。