得さんのページ

喜多方発・・・蔵の街の地域情報を主に発信します。観光・歴史・文化・催しその他等。

喜多方発・磐梯熱海温泉での・おもてなし。

2009-03-26 15:35:10 | Weblog
蔵の街・喜多方から、真冬の寒さに逆戻りです、昼頃小雪がちらついていました。
今は日が照っていますが、風も強く寒い一日です。周りの山がいくらか白くなってます。

本日の画像は磐梯熱海温泉に在る水力発電所です。東京電力の丸守発電所です。

三日前に磐梯熱海温泉に行ってきました。妹夫婦の招待です。ゆっくりと温泉に浸かりご馳走を頂いてきました。宿の前に在るのがこの発電所です。今梅の花が咲いています。桜はまだつぼみが、いくらかふくらんだ程度でした。
磐梯熱海温泉と言うと、萩姫の湯、萩姫伝説で有名です。

その昔後醍醐天皇の重臣の娘で評判の美女、萩姫が原因不明の病に見舞われた折、侍女の雪枝が平癒を祈願すると不動明王の化身が現れ「姫の病は東北の方、五百の川を渡る里の霊泉が効く」とお告げがあった、雪枝は姫と共に険しい旅路の末、白い湯気の漂う五百番目の川に辿り着き、温泉に浴したところ、姫の病は回復し以前にも増して美しい輝きを取り戻りたという、やがて姫は都に戻り忠勤に励み、雪枝はこの地で安らかに一生を終えたと。  温泉には必ず伝説・伝承がつきものです。

磐梯熱海温泉の栄楽館(えいらくかん)にお世話になりました。連休明けですので、それほど混んではいませんでした。今はどこへ行ってもサービスが行き届いてます。出迎え・挨拶・案内・気遣い・と至りつくしです。
そこでの、チョットしたことをひとつ、ふたつ、紹介します。
夕食時に、私にいつもの癖がでました。メードさんに、「磐梯熱海温泉には年間何十万人のお客さんがお出でになってますか?」と尋ねました。すると彼女が
エッ と言うような顔で、「スミマセン・・私・知りません」と答え何度も頭を下げて立ち退きました。各テーブルをまわり忙しく対応している時です。
次の日の朝です。 朝食の時テーブルに着くと昨夜のメードさんが、忙しく各テーブルを廻りサービスをしてます。そして私の顔を見つけると真っ直ぐに私のところに来ました。 「昨夜は失礼しました、早速聞いて調べて来ました。磐梯熱海温泉の年間の観光客、来訪者数は宿泊・日帰り・その他の観光客を含めて72万人余りなそうです。」と答えてニコニコして仕事にもどりました。おもてなしの一つですが私は感動しました。
そして、妹が「これは感動だ!」と言ってたのが朝風呂に浸かり上がって来たときに出口で冷水やお茶はどこでもあるが「ところてん をどうぞ」と勧められ食したところ大変美味かったと、家に着くまで話してました。ところてん のサービスは初めてだったそうです。 私も朝の湯上りにご馳走になってきました。

磐梯熱海温泉。栄楽館でした。大変お世話になったので記しておきます。