蔵のまち、喜多方から
三ノ倉高原の満開のひまわり畑は、夏休み最後の日曜日大勢の家族連れの皆さんで賑わっていたそうです。
駐車場が満杯でしたと街の人が言ってました。私は本日はひまわり畑は休ませていただきました。
午後から 喜多方プラザ文化センター小ホールへ、満席の聴衆でした。
「喜多方市の歴史」再発見事業 文化財シンポジウム
「大発見!長床~解明された建築年代~」
著名な先生方5名をお迎えして、基調発表、パネリスト発表、パネルディスカッションを聴いて参りました。
喜多方市の代表的な歴史的建造物である新宮熊野神社 長床 (国重要文化財)についてのシンボジウムです。
建造物等の年代の測定には記録、出土遺物、解体調査、その他の方法等がありますが、
私は、放射性炭素C14年代測定調査に前から興味を抱いてましたが、本日、武蔵大学総合研究所の
中尾七重先生から、長床の部材によるC14測定調査結果も発表になりました。
長床は現在の案内にも平安時代末期~鎌倉時代初期に建立と記入されてますが、諸調査の結果
平安時代の建造物である、と明記すべきだと言う発言もありました。平安時代の建造物は
国内に二十数棟しか残ってないそうです。貴重な建造物になります
国重要文化財 長床は 国宝になるでしょうか ご期待ください。
私も長床と言えば樹齢800年の大イチョウを追いかけてますが、新緑から黄葉、境内一杯の落葉。
長床の上段には、新宮熊野神社が祀ってあります、本宮・新宮・那智殿・それで拝殿、前殿と言われています。
現在で言う、多目的ホールの約も果たしたであろうと言ってます。
長床と呼ばれる建造物は数多く有るそうですが、新宮熊野神社の様に拝殿様な建造物は少なくて
多くは舞台、芸能関係に使われるそうです。
蔵のまち、喜多方の歴史的建造物 長床へ是非訪れて見てください。