教育事情は日々変化しています。
国の政策という大きな枠の中で変化しているものもあれば,学校現場レベルで小刻みに変化しているものもあります。
特に教育に対する社会的な目も鋭くなっている現代においては,その変化の仕方も激しくなってきています。
その真っ只中で働く私たちにとっては,その教育事情にいつも敏感であることが求められます。
それを知らずに,昔ながらの教育をいつも繰り返すわけにはいかないでしょう。
そのためにどうすればよいか。
自ら何もしなくても,管理職や公文からの通達や,同僚との話,テレビのニュースなどから得られる情報もあります。
しかし,これだけは不十分です。
そこで得る情報以外にも,いろいろな変化や流行は起きています。
一つは,教育新聞や月刊誌などを定期購入する方法があります。(購入して「読む」ことは当たり前ですが)
身銭をきって,それくらいしてもよいと思います。
しかし,実はちょっとお財布的にもお得な方法があります。これです!
学校に無料で配布されている教材屋さんの冊子を読ませてもらう!
ということです。
ご存じだったでしょうか?
学校には各教材屋さんから,それぞれで作成している教育に関する冊子が定期的に送られてきています。
学校の規模によって冊数などは違うかもしれませんが,確実に届いているはずです。
もし目にしたことがないという先生がいたら,それは校長先生か教頭先生(副校長先生)教務主任レベルで止まっているか,もしくは各担当の先生(体育冊子なら体育主任,情報教育冊子なら情報教育係)レベルで止まっている可能性があります。
・東京書籍さんの「教室の窓」
・学校教育研究所さんの「教育時評」
・教育同人社さんの「Wutan」
・学研さんの「各教科ジャーナル」
・学校図書さんの「TEADA」
・ベネッセさんの「VIEW」
・大日本印刷さんの「スポーツジャスト」
私の手元に届く冊子を,思いついたものだけざっと挙げてみてもこれだけあります。(もっとあると思います)
月ごとに届くものや,半年,一年などと違いはあるようです。
これらの冊子には,どこよりも最新の教育事情が各分野ごとに掲載されています。非常にありがたいことです。
うれしいことに,これらは無料ですので,積極的に活用しちゃいましょう。
理論めいた文章ズラリの難しい本とは違い,中身も明るく,分かりやすく書かれているのであっという間に読めてしまいます。
もし,これらの冊子を目にしたことがないという先生は,教頭先生あたりにたずねてみるといいかもしれません。
「え?だれも読まないから,そこの段ボールに貯まっていってるよ」なんて答えが返ってくるかも。
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