The Sounds Of Jimmy Smith/Jimmy Smith
(Blue Note BST81556)
答えは13枚。13%を占める訳ですから凄いです。ジャズ・オルガンと言えばジミー・スミスと言われるのも当たり前ですね。。この13枚のアルバム群は恐らく追従する多くのオルガンプレイヤーの貴重な研究材料となったであろう事は想像に難くないですね。この13枚のうち,いわゆる第1集,2集というカプリングものが4セット計8枚あるのです。ライオンがどうしてこれほどまでにスミスに肩入れしたのか・・・?多くはトリオの演奏で占められておりオルガン/ギター/ドラムと言うトリオフォマットがここで確立されたのかも知れませんね。
さて本日のアップ盤1556番もこの13枚のうちの一枚ですが、スミスを捉えていないジャケが却って印象に残る一枚です。これは何を被写体にしたのでしょう???。演奏はスミス,マックファデン、ベイリーのレギュラートリオの演奏が半分ですが,A-2の"The Fight"とB-1の“All The Things You Are"でオルガン無伴奏ソロを聴かす点が重要です。結構いけてます。全編ピアノソロなんてアルバムより遥かに聴きやすいですよ(笑)。B-2の"Zing Went The Strings Of My Heart"のみブレイキーがバッキングしていますがやはりベイリーの方がしっくり来ますね。
所有盤は決して音が良くないリバティの疑似ステ盤です。あまり話題にならないアルバムですがスミスの偉大さに迫るには一聴必要なアルバムかもです。